「八田君、ちょっと来て」
「なんですか、編集長」
「今度の君の企画『ガンジス河でエビフライ』ね
タイトルにちょっとひねりとインパクトが足らないと思うんだよ
もうふたひねりしてみたらどうかね、メビウスの輪みたいにね」
「メビウスの輪って、ひとひねりじゃないんですか
しかも一周して元の場所に戻ってしまうし
じゃあ、タイトルをどうしろと?」
「『ガンジス河でイカリング』にしたらどう?
それのほうが絶対うけると思うよ」
「なるほど、主人公がガンジス河でイカリングで
メビウスの輪を作って世界をひっくりかえすんですね
でも、ガンジス河にイカはいるんですか
それ、イルカの間違いじゃないですか」
「大丈夫だ、インドはノープロブレムの世界だ
なんとでもなるよ」
「でも、世の中って、絶対安全とか、人体に影響ありませんって言ったあと
事故が起こったり、病気になったりしてませんか」
「ノープロブレムだよ、インデアンウソつかないあるよ」
「なんですか、編集長」
「今度の君の企画『ガンジス河でエビフライ』ね
タイトルにちょっとひねりとインパクトが足らないと思うんだよ
もうふたひねりしてみたらどうかね、メビウスの輪みたいにね」
「メビウスの輪って、ひとひねりじゃないんですか
しかも一周して元の場所に戻ってしまうし
じゃあ、タイトルをどうしろと?」
「『ガンジス河でイカリング』にしたらどう?
それのほうが絶対うけると思うよ」
「なるほど、主人公がガンジス河でイカリングで
メビウスの輪を作って世界をひっくりかえすんですね
でも、ガンジス河にイカはいるんですか
それ、イルカの間違いじゃないですか」
「大丈夫だ、インドはノープロブレムの世界だ
なんとでもなるよ」
「でも、世の中って、絶対安全とか、人体に影響ありませんって言ったあと
事故が起こったり、病気になったりしてませんか」
「ノープロブレムだよ、インデアンウソつかないあるよ」