河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

14インチ自転車

2017年08月12日 | シャーリー★ダンの悲劇
スーパーまで徒歩で行くのは困難なので、
しばらく乗っていなかった14インチ自転車を使ってみた。
重さが7~8kgなので片手で持って階段を登れるのと部屋の中に置いておける大きさだが。
ここまで小さいと乗りこなすのが難しくなるし、ギア比が大きくて変速器無しなので、
平地では足を回しても進まず、上り坂では結局降りないと登れない。
歩道を歩行者よりやや速いくらいの速度で走るくらいになるので、歩くより少しマシと言う感じだろうか。
駐輪所でもすぐ倒れてしまうし簡単に持ち去られそうなのでフェンスに縛り付けるしかない。

この自転車の利点は、折りたたむと宅配便で送れてしまう重さと大きさであることだ。
電車の最後尾の車両とか新幹線なら持ち込んでも邪魔にならない大きさなので、
電車で目的地まで行ってそこから自転車という使い方ができるが、
観光地ならレンタサイクルがあるのでそっちのほうが良いかもしれない。
これもたぶん中国製だろう。

これの電動アシストタイプもあるようだが、値段と使い勝手を考えると、
16インチ以上のタイヤサイズにしたほうが安全そうだ。

ソラリス家族 第5回

2017年08月12日 | シャーリー★ダンの悲劇
「い、痛いじゃないですか
あなた、何をなさるのです
いきなり私の頬をつねったりして
それに、そのマネキンの服を脱がせてどうするんですか」

「あ、ごめん
ここに転勤してから、まだ頭が混乱してるんだ
マネキンって、ああ、この充電式受付ロボットの事だね
とりあえず、ジュースを買いに行ってくるよ」

冷静にならなくてはいけない。
ここは冷静にならなくては。
私は別れた妻に再会して心が動揺してるのだ。
無くなったはずの愛情がまだ残ってる事に自分で気づいたのか。
古い乾電池を入れた懐中電灯がまだ光った事に驚いたのか。

連絡橋を渡って赤い自動販売機のところまで来た。
飲み物はみんな50円だった。
きっと会社がこの支店の社員のために設置した販売機なのだろう。
本社のように社員食堂が無い分の福利厚生ってやつか。

娘のアサリのためにファンタグレープを買った。
妻のとし子には餅入りぜんざいを、自分用にはさんぴん茶を買った。

そうだ、警備員の山川さんにもう一度さっきのお礼を言っておこう。

「ピンポーン」

宿直室のインターホンを押した

「はい、本社、吉田ですが、どうされました?」

「よ、吉田さん、山川さんはいらっしゃいますか」

「ああ、山川さんですね。本名、物星友郎さん。残念な事でした」

「山川さんに何かあったのですか」

「山川さん、いや物星さんは去年、連絡橋から海に落ちて亡くなられたんです
そちらの支店は最近事故が多いので、警備員さんの配置はやめて
今は本社直通のインターホンで管理してるんです」

「そ、そうでしたか、ご苦労様です」

やはり何かがおかしい。
この支店に来てから、海の上に来てから、次元が変わったような妙な空気を感じる。

「ブッポウソー ブッポウソー ギャハハハハー ギャハハハハー トッケイ トッケイ」

闇の中で鳥なのかトカゲなのか不気味な鳴き声が聞こえる。
とにかく、今は落ち着いて、どこからどこまでが現実で、どれが幻覚なのかを見極めなくてはならない。
朝日が登る頃には幻覚は消え去って現実だけが残るだろう。

「ジュース買ってきたよ
連絡橋が長くて往復するの大変だなあ」

私は少し怯えながらドアを開けた。

・・・続く・・・









リチウム電池の謎

2017年08月12日 | シャーリー★ダンの悲劇
最近は乾電池型のリチウム充電池が市販されているが、
ひところカメラなどに使われていた使い捨て型のリチウム電池の互換品でRCR123A型というのがある。
最近は型番は直径とか長さのサイズで表すらしく「16340」と呼ぶらしい
これは元々定格が3Vだったのだが、リチウム充電池は3.6Vという定格電圧らしく、
・3.6Vそのままのもの
・ダイオードを入れて0.5Vほど降下させた3Vのもの、充電用に逆方向にもダイオードが入っている
・電極にリン酸鉄を使って定格が3Vのもの
と3種類あるらしい。
満充電状態ではどれも4Vくらい出るが、それで機材が壊れることは少ないとは思う。

一方、充電器は充電時に4Vほど電圧をかけるらしく、
組み合わせによっては充電できない電池や壊れる電池が出てきそうである。

しかし、いちいち電池の種類や電圧を調べるのは無理なので、
充電できたら儲けもの、壊れたら運が悪い、と思うしか無い。

注意が必要なのは、あまり安い物だと、保護回路が入ってなかったりするので
壊れた時に燃えたりするのが一番怖い。

これからは電気自動車の時代になっていくと思われるが
リチウム電池の部分が一番不安なところである。

電池の分野で革新的な発見や発明とかがあれば
あっという間に世の中すべて電気自動車になるのかもしれん。