河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

月桂冠

2016年01月23日 | ZIZY STARDUST
もっと寒くなってきたので、月桂冠を買ってきた。

西宮の酒では幼少期のトラウマのせいで思うような幻覚が見れない。
京都だと妖怪が多そうなので面白い幻覚が見れそうだが、
京都伏見の地にも過去のトラウマがあるので期待できないかもしれない。

ヤシの木が美しい南の島で桐谷美玲のようなおねえちゃんとウハウハしてるような幻覚が見たい。
実際に見える幻覚はお坊さんの行列とかなので地味すぎる。

酒を飲む前から妄想が始まっている気もする。

白鹿

2016年01月21日 | ZIZY STARDUST
寒いので日本酒の白鹿を買ってきた。

わては長崎出身のふりをしているが実は西宮市の酒蔵で
米麹の中から酵母菌の新種として生まれたアンドロイドだった

スーパーの作業員募集の貼り紙が、この前までは「65歳まで、時給720円」だったのが
「59歳まで、時給700円」になっていた、また就職先の窓口がひとつ閉ざされた。

自転車置き場

2016年01月20日 | ZIZY STARDUST
六帖のワンルームだが玄関が50メートルくらいあるので、自転車を2台置いている。
まだ余裕があるので原付をもう1台置こうと思うが、2階の部屋なので、
階段を原付をかついで上がるのがしんどい。
とうぜん、格安マンションなので、エレベーターは付いて無い。
最上階は5階だが、そこの住人は上り下りが毎日しんどいと思う。

通院日誌 歯の選択

2016年01月19日 | ZIZY STARDUST
とりあえず虫歯を削って
「通常どおり金属を入れます」と言われたので
「金属は気持ち悪いのでそれ以外に無いのか」と聞いたら
保険適用外の数万円のセラミックの歯があるらしい
しかし、一覧表の横に格安の「プラスチックの歯」というのがあったので

「これや、これや、格安人生にぴったりの歯や
こんな隠し玉があるやないか」

とプラスチックにしてくれと言ったが
歯医者さんはいやがっているようだった

わては全身がプラスチックで出来ているアンドロイドになりたいのだ
どうせ人間としての製品寿命はあと5年程度なのでその間もてばいいのだ

1月17日

2016年01月18日 | ZIZY STARDUST
1月17日が何の日だったか完全に忘れていた。
自分の誕生日も忘れかけているので順調に老化している。

今考えると、すごい震災だったのだな、と思うが、
当時、地震のど真ん中に居た時は、自分の家屋の被害も無く、
近くに怪我の人などがいなかったせいもあるが逆に実感が無かった。
というか地震の瞬間は近所の工場の「爆発」と思っていたくらいだ。
地震の被害がわかったり火事が発生したのは地震発生からかなり後のことで、
地震発生直後は街は静かで、阪神高速の出口がつぶれているのを見に行って、
怪獣に破壊された映画セットか未来都市を見てるような、非現実的な感じだった。

ニューヨークの高層ビルが倒壊するのや、
原発の爆発とか津波の映像を見ても、
ほとんどCGに見えてしまうのも、
普段からSF映画を見すぎているせいかもしれないし、

ひょっとすると、現実というのも空想と紙一重のような気もする。
というか、ますます、歳とともに、現実と妄想の境目が無くなってきたので、
もはやアンドロイド末期症状かもしれん。

子どもの時は現実と空想の区別が無くて、
老人になるとまた現実がぼやけてきて、
そのまま空想の中へフェードアウトするのだろう。

えーと今日は何曜日やったか。

バウイ、ブラックスターと成る。

2016年01月16日 | ZIZY STARDUST
「おじさん、ボウイが死んだらしいよ、おじさんの親友だったんだろ」

「もう、遥か昔の事だ、新宿の事務所でボウイとよく遊んだが、息子のゾウイの話ばかりしていた
俺はもっと音楽の話がしたかったんだ、グラムロックのな」

「でも、上昇したり下降する火星から来た蜘蛛の群れを、おじさんは実際に見たんだよね」

「あれは、レコードを聴く前に急いで書いたフレーズだ。今となっては後悔してるが
あの誤訳だからこそボウイの本質を表すことができたのかもしれない」

「でも、ボウイはアメリカに行ってから普通のおっさんになってしまった
そこらへんが、おじさんの不満なところなんだよね」

「しかたないことだ、人は誰しも老いてしまい、グラムロックの本質を忘れてしまう
でもな、四郎、忘れるんじゃないぞ、グラムロックっていうのはな
夏の初めのプールの匂いなんだ、誰よりも一番先に飛び込んだ時、鼻にツンとくる塩素の匂いだ
この事を忘れるんじゃないぞ」

「わかったよ、プールの青は嘘の青なんだよね、本当の青はその上にある
宇宙の空色なんだよね」


八田四郎はプールに張った氷の上を滑りながら、この氷の下にある青い水は
いつまでも空の青さを記憶していて、また夏になると
忘れかけていた宇宙の空色とボウイの蜘蛛の群れをよみがえらせてくれるものだと
固く信じて、四回転トゥーループをきっちり決めた。

ヒノキの花粉とともに光の春はもうすぐそばまで来ていた。


通院日記

2016年01月15日 | ZIZY STARDUST
もつれるような足をなんとか、互い違いに動かし100メートル先にある歯医者へと向かった。


「あなた、下の歯がほとんどありませんね」

「でも、先生、これはインプラントで入れられますよね」

「いや、アゴの骨がほとんど無いから無理です、それに着てらっしゃる服から察するところ
そんな費用はお持ちじゃないでしょう」

「失礼な事をはっきりおっしゃいますね、でも、上の歯は残せるんですよね」

「上あごの骨も無くなってきてるから上の歯も抜いたほうが治療費も安くて簡単ですよ
放っておくと歯がどんどん下のほうに落ちてきますよ」

「せ、先生、わたしは最終的にはどうなるんでしょうか」

「カルシュウム不足なのか頭蓋骨もペットボトルくらいしか無いみたいだし
最後は、あれですよ、タコになるでしょうね、海のタコですよ」

「やっぱりそうですか、最近、頭のてっぺんがツルツルするようになってきたんです」


俺はふにゃふにゃする体をなんとか支えながらドアの下の隙間から外へと出ていった。

今週は急に冬らしくなってきたようで、寒風で道路に体がへばり付きそうだった。


免許更新に行ってきた

2016年01月15日 | ZIZY STARDUST
免許更新の通知が来たので、さっそく行ってきた。毎年引越ししていたので裏面が住所変更記入で真っ黒になっていたので、これですっきりする。神戸の時は更新センターという場所があったが、長崎は人口が少ないせいか、警察署の1つの窓口で全部済ませるので待ち時間も少なく簡単に済んだ。

視力検査の「C」のマークが3重に見えるが、近視と乱視と老眼がますます同時進行してるようである。最近は昼間でも幻覚が見えるまでに進化してきた。

しかし、新免許の交付が3週間後で、写真撮影も無かったので、ということは、自分で持っていったスピード写真のぼーっとしたミイラのような顔が、そのまま、免許証に貼り付けられるということなのだろうか。しまった、そういうことなら、福山雅治の写真を持っていけば良かったんや。ぱっと見ても、違いはわからんやろし。

関西と違い、地方ではまだ交通安全協会に加入する人が多いようで、地方都市の良さというか悪さというか、どっちかわからん。

人口が少なくて老人が多いと警察の窓口の人も時間の余裕があるのか身の上話の相手までしてくれる人もいて、おもしろい。

しかし、警察に行くと、アンドロイドであることがバレて、いつ捕まるかと、毎回オドオドするので疲れる。