潜入・・はやめておいた下田城

下田の街から丘方面を眺めると、
プラモデルみたいなインチキくさいお城が見えます。
下田城、というれっきとした観光地のようですが、
辿り着くための看板はありません。

もう日も暮れかけており、
入場時間を過ぎていたから、というのが理由ではありませんが、
観料はらってまで中にはいる興味がなかったので、
ちょっと近づいて見てみるだけにしてみました。

近づいてみても
なんだか時代性のさっぱりわからない
唐突な建物です。
しかも、下田城美術館、て書いてあります。
あー、美術館なのですか？？？？




パワースポットなのですか？？？？

もう既に怪しさ満載なんですが・・・
門らしきところからのぞいてみると、



小劇場なんですか？？？？？？

クリーニングから戻ってきたところですよーと
いわんばかりの衣装がハンガーラックにかけてあるし。

隕石見てみたいねーっ
なんて気持ちはこれっぽちも起きないもんですね。



やややや
なにやら生命の気配を感じます。


こちらに近づいてきております。



やややや。
これは美しい。
あなたはこのお城の姫ですか？

やっとお城ならではの生命体に出会えました。


決して柵の外には出ようとしません。
姫は大事にここで育てられたのでしょう。
下品な声を出すこともありません。
ササミや干物をせびることもありません。
とはいえ、そういう土産モノを持っていないことを
察知したかのように
あっけなく去っていかれましたが。

姫に会えたのでよしとしましょう。
（ねこ博物館の帰りだったので
ちょっとなごみました。）

どうやら、この城。
歴史上実在していない城のレプリカなようです。
あ、レプリカっていわないか。

たぶん、個人的（悪）趣味で建てられたもの。
ねこ博物館とコンセプトは大差ないかと。

日本では、ちょっとした高原とか
温泉街とか港町には、
怪しい○×館を建てる、というのが
お決まりなんですよね。

カラオケルームには
XXX館ていうネームのところ多いですよね。
あれは旅行気分味わうためでしょうか。

将来的に、競輪クジで大当たりして
一軒家を持つことができたら、
XXX館の館主になりたいと思います。
是非遊びにきてくださいね。

xxxを何にするかは考え中です。