10月20日
日経平均 2万1457.64円(+9.12円)
TOPIX 1730.64(+0.60)
出来高 15億2222万株
長期金利(新発10年国債) 0.075%(+0.010)
1ドル=113.32円(0.65円安)
10月16日 2万1255円 18億0125万株 2兆6482億円
10月17日 2万1336円 15億9364万株 2兆5532億円
10月18日 2万1363円 13億5776万株 2兆2840億円
10月19日 2万1448円 15億2038万株 2兆4106億円
10月20日 2万1457円 15億2222万株 2兆4705億円
朝日新聞 2017.10.20
■日経平均 13営業日連続上昇
29年ぶり/歴代2位に並ぶ
19日の東京株式市場で、日経平均株価が2日から13営業日連続で値上がりし、連続記録としては約29年ぶりに歴代2位に並んだ。
世界的な景気拡大を追い風に、値上がり幅は10月だけで1000円を超えており、過熱への懸念も出ている。
終値は前日より85円47銭高い2万1448円52銭。
株価が依然、割安とみる海外投資家の「日本株買い」も活発だ。
一方、最近の株高は、日本銀行が金融緩和の一環でETF(上場投資信託)を買っていることや、年金資産を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による株式保有といった下支えも色濃い。
朝日新聞 2017.10.21
■日経平均14連騰
57年ぶり/歴代1位に並ぶ
20日の東京株式市場で、日経平均株価が14営業日連続(2~20日)で値上がりした。
これまでの連騰記録1位は、高度成長期の1960年12月21日~61年1月11日の14営業日連続で、約57年ぶりに歴代1位に並んだ。
終値は前日より9円12銭(0.04%)高い2万1457円64銭で、今年の年初来高値も更新した。
今回の上昇は、北朝鮮情勢の緊張が和らぎ、米国を中心とした堅調な世界経済を背景に、企業業績への期待感から買いが入ったのが背景だ。
22日投開票の衆院選で自民が勝利するとの観測が高まり、「アペノミクス」による日本銀行の金融緩和継続への期待も強まった。
ただ、14連騰でも、今回の上昇率は5.41%で、過去10回の10営業日連続上昇の平均(6.57%)を下回る。
過去の連騰記録の上位は高度成長期やバブル期で、日本経済の勢いも異なっている。
日銀による上場投資信託(ETF)買い入れによる株価押し上げ効果も大きい。
朝日新聞 2017.10.21
■来週の市場は/主要企業の決算発表に注目
来週の東京株式市場は主要企業の中間決算発表が本格化するのが注目される。
日経平均株価は20日まで14日続伸し半世紀ぶりの連続上昇となったが、2万1000円台を中心とした値動きが想定される。
21年ぶりの高値圏で推移しており相場過熱の警戒感が強まる可能性もある。
20日の日経平均株価は、約57年ぶりに連騰最長記録となる14連騰に並んだ。
株価は、前日比9円12銭高の2万1457円64銭と14日続伸した。
14連騰は、1960年12月21日~1961年1月11日以来、約57年ぶりだ。
喜んでいいのだろうが、ぼくには、「ふわふわとした感じがつきまとい、何故か居心地が余り良くない」。
今週の株式市場は、海外投資家が相場を牽引し、56年9ヵ月ぶりの歴代1位タイとなる14連騰を達成、21年ぶりの高値圏を走る。
日経平均株価は、前週比302円(1.43%)高の2万1457円と6週続伸し、21年ぶりの高値圏で取引を終えた。
9月第4週から買い越しに転じた海外投資家が前週までの3週間で1.3兆円強を買い越しており、上昇相場を牽引した格好だ。(株探ニュース)
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朝日新聞 2017.10.18
近大マグロ 海外へ
豊田通商とアジア向け輸出
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豊田通商と近畿大学は、完全養殖のクロマグロ「近大マグロ」の輸出を始めると発表した。香港やシンガポールなどアジア向けが中心で、2020年には約2千匹(約100トン)をめざす。天然マグロの漁獲規制が進むなか、海外で高まるニーズに応える。
豊通のネットワークを使って売り込む。
ほかの魚の輸出も検討していく。
豊通と近大は10年にクロマグロの完全養殖で提携、15年から長崎県でクロマグロの卵から成魚まで一貫生産する態勢を整えた。
成魚までの生存率を高め、年間生産量をいまの1.5倍にあたる6千匹(約300トン)まで増やす。
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朝日新聞 2017.10.20
2017衆院選
滑らか投票用紙/実はすごかった
「折っても自然に開く」 開票作業貢献
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投票所で渡された投票用紙を触ってみると、手触りはしっとり、なめらか。
鉛筆のノリと滑りの良さがクセになって、記者はうっとり。
投票用紙ってどんな紙なのか。 (原知恵子)
フィルムの一種
国内で普及している投票用紙は、一般的な紙ではなく、フィルムの一種だ。
ポリプロピレン樹脂を主な原料とする合成紙で、「ユポ紙」と呼ぱれている。
破れにくく水や折り曲げに強い性質から、地図や包装紙、商品ラベルなど幅広く使われている。
選挙関連用品などを手がける「ムサシ」(東京)と、合成紙メーカー「ユポ・コーポレーション」(東京)が共同開発し、1989年に発売された。
ムサシによると、まず、地方選挙で使われ始めた。
その後、国政選挙でも採用されるようになり、2012年の衆院選からは全都道府県でこの投票用紙になったという。
最大の特徴は、「折り畳んでも自然に開くこと」だ。
有権者は、候補者名などが見えないように用紙を折って投票することが多い。
開票では紙を開く作業が必要となるため、その手間を省こうというのが開発の目的だ。
ただ、そのままではツルツルのために鉛筆で文字が書けず、計数機を通すにも支障をきたした。
課題をクリアする表面の加工法を確立するのに約9年。
ユポ社は「投票用紙は他のユポ紙より鉛筆でより濃く書ける」と太鼓判を押す。
1枚約3.95円
12年の衆院選でこの投票用紙を使い始めた沖縄県選管の場合、09年の衆院選の開票時間よりも30分短縮できたという。
1枚あたりのコストは約3.95円。
以前使っていた一般的な紙は約0.96円だったという。
投票用紙と同じ品質のユポ紙は一般には流通しておらず、選挙の時にしかお目にかかれない。
投票日の22日、独特の書き心地に注目してみてはいかがだろうか。
今日は、衆院選投票日です。
選挙に行きましょう。