ゆめ未来     

遊びをせんとや生れけむ....
好きなことを、心から楽しもうよ。
しなやかに、のびやかに毎日を過ごそう。

10分でできる肉おかずでおなかも満足

2019年12月31日 | お昼のおひとり様ご飯
豚肉の甘酢しょうが炒め  大原千鶴    2019.12.31

     きょうの料理 2019年10月号
     豚肉の甘酢しょうが炒め : 大原千鶴


   市販の甘酢しょうがを使った、すっきり味のしょうが焼き。

 いつもとは、ちょっと違ったさっぱり味のしょうが焼き


甘酢しょうがと、たれの相性抜群、豚肉の旨さ倍増。

今日も美味しく、ビールで昼食。

  材料(2~3人分)
 ------------------------------------------------
    豚こま切れ肉 300g
    たまねぎ(7mm幅に切る) 1コ分(200g)
    ピーマン(1cm幅に切る) 2コ分(60g)

    =A=
    うす口しょうゆ 大さじ3
    みりん 大さじ2
    しょうがの甘酢漬け(市販) 30g
 ------------------------------------------------

  つくり方

1.表面加工のフライパンに豚肉を入れて中火で炒め、肉の色が
  変わったらたまねぎを加える。

2.たまねぎがしんなりとしたらピーマンとを加えて炒め、全体に
  調味料がトロッとからむまで炒める。

3.器に盛り、好みでさらにしょうがの甘酢漬け(分量外)をのせる。

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虫の知らせと呼ぶ人もいる  償いの雪が降る

2019年12月30日 | もう一冊読んでみた
償いの雪が降る/アレン・エスケンス  2019.12.30  

償いの雪が降る』 を、読みました。

主人公のジョー・タルバートは好青年で、今時こんな爽やかな青年がいるだろうかと思いながら読みました。
主人公の性格が良いと安心して読み続けることが出来ますね。
ジョーの隣人のライラには、ちょっと切ない過去があったりして、若さ故のほろ苦さも感じました。
どのページも飽きずに読める、面白いミステリーでした。

 世間には、こういう感覚を虫の知らせと呼ぶ人もいる。......
 あの日を振り返って、こう考えることはときどきある。もし本当に運命が耳打ちしていたら----もしあの訪問が多くの変化を引き起こすと知っていたら----僕はもっと安全な道を選んでいただろうか? それとも、やっぱり同じ道を行き、カール・アイヴァソンにたどり着いたのだろうか?


ときどき顔を出す迷惑な母親の存在。

 母さんはずっと気分の揺れの激しい人だった。たったいま笑いながら踊るようにリビングを通っていったかと思うと、つぎの瞬間はキッチンで皿を投げ歩いている。僕の理解では躁鬱だ。もちろん、正式に診断が下されたことはない。本人が専門家の助けを断固、拒んだから。そして母は、両耳に指を突っ込んで人生を送ってきた。まるで、言葉で語られない限り、真実が存在しないかのように、そのひどい状況に加え、どんどん量を増していく安ウオッカ----内なる叫びは鎮めるが、表の狂気を増幅させる自己治療の一形式----と来れば、僕の残してきた母親がどんな人かだいたいわかるだろう。

 彼(じいちゃん)の死後、母はなけなしの自制心を手放し、ただ気分の波に乗って漂うばかりとなった。あの人は、以前よりよく泣き、よくどなるようになり、世界に押しつぶされそうになると、毒を吐いた。また、何がなんでも自分の人生の暗い面を見つけ出し、それを一種の新たな常態として取り込もうとしているかに見えた。

誰にでもあるひとつやふたつの青春の思い出。

 フィリスは僕が初めてつきあった女の子だ。彼女は、頭から四方八方に広がるイソギンチャクの触手みたいな茶色の縮れ毛の持ち主だった。ファースト・キスをお互いで経験するまで、僕は彼女の外見をへんてこだと思っていた。その後、僕の目には彼女の髪が大胆で前衛的に見えるようになった。僕たちは高校一年生だった。ふたりは、幼い恋人たちがたどる踏みならされた道をたどり、どこまで進めるか手さぐりしながら、物陰に隠れてこっそりキスしたり、学食のテーブルの下で手を握り合ったりと、僕にはすばらしく刺激的に思えるいろいろなことをした。ところがある日、彼女は、どうしても母に紹介してほしいと言い出した。

さて、物語は......。

 「カールが、殺すことと殺害することのあいだにはちがいがあると言っていたんですが。それはどういう意味なんでしょう?」

 「そいつは俺の語るべき話じゃないんだ。カールの物語だからな。決めるのはあいつだよ。」

 「この分だと、ヴェトナムで何があったか話してもらえるかもしれんぞ。」

ヴェトナムで受けた心の傷は、余りにも深かった。だが、ヴァージル・グレイという掛け替えのない戦友も得た。

 「自分の人生のあの部分、ヴェトナムで自分のしたことを葬り去れるんじゃないか。わたしはそう思ったんだよ。だが結局のところ、そこまで深い穴はどこにもなかった。」彼は僕を見上げた。「どんなにがんばっても、逃れられないものというのはあるんだな」

 「誰かに話すべきだったよ。それはわかっている。ずっとわかっていたんだ。たぶんわたしは、洗いざらい吐き出す機会を待っていたんだろうな。いつか忘れられるかもしれないと思ったんだが、そうならなかった。無理だったよ。さっきも言ったとおり、わたしはいまだに怖い夢を見るんだ」

 「ジョー」ついにカールは言った。 「臨終の供述という言葉を知っているかな?

そして、結末は。


    『 償いの雪が降る/アレン・エスケンス/務台夏子訳/創元推理文庫 』


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日経平均、2020年11月頃には2万7000~8000円も想定されうる

2019年12月29日 | 捕らぬ狸の経済


 12月27日
 日経平均 2万3837.72円(-87.20円)
 TOPIX 1733.18(+1.98)
 出来高 8億2578万株
 長期金利(新発10年国債) -0.010%(+0.010)
 1ドル=109.50円(0.05円高)


 12月23日  2万3821円  9億5578万株 1兆4998億円
 12月24日  2万3830円  8億6585万株 1兆2861億円
 12月25日  2万3782円  7億7659万株 1兆0992億円
 12月26日  2万3924円  8億2186万株 1兆3571億円
 12月27日  2万3837円  8億2578万株 1兆4332億円

■株探ニュース 2019.12.28
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今週の【早わかり株式市況】小反発、超閑散で方向感に乏しい展開

今週の相場ポイント
1.日経平均は反発、ただ低調商いのなかで上昇は20円あまりと小幅にとどまる
2.クリスマス休暇に伴い海外投資家の参戦がほとんどなく、閑散相場が続く展開
3.25日は売買代金が1兆円強と記録的な閑散商状となり約7年ぶりの低水準に
4.週を通じ買い手控えムードは強かったが、26日は先物主導で140円強上昇
5.週末は個人の利食いの動きが顕在化、12月の配当落ちに伴う下げ圧力も働く


週間 市場概況
今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比21円(0.09%)高の2万3837円と小幅ながら上昇、2週ぶりに水準を切り上げた。

海外投資家のクリスマス休暇に伴い全般は低調商いが極まった。
模様眺めムードが強く、特に25日は記録的な薄商いとなった。
ボラティリティも低まったが、日経平均は26日に先物主導で比較的大きく切り返し、週間ベースでもプラス圏で着地した。

23日(月)はわずかながら反発してのスタート。
前週末に米株市場で主要株価が総じて堅調だったことを受けて買いが入ったが上値の重さは拭えなかった。
25日(水)は更に売買代金は減少し1兆円強と、2012年12月以来実に約7年ぶりの低水準となった。
ただ買いが見送られた一方、売り圧力も限定的であり下げ幅は41円強にとどまった。年内受け渡し最終日となった26日(木)は引き続き市場参加者は少なく実需の買いは限定的だったが日経平均は先物主導で浮揚力が働き、140円あまりの上昇をみせた。
27日(金)は前日の米株高を受けやや買い先行で始まったものの、その後は軟化。
相変わらず手掛かり材料に乏しく広範囲に個人投資家の利食いの動きが目立つ展開となった。
12月末の配当落ち分による下げ圧力も反映され、結局日経平均はこの日の安値で着地している。


来週のポイント
大納会1日だけの取引となる来週も方向感に乏しい展開が続きそうだ。

日々の動き(12月23日~12月27日)

12月23日(月) 4日ぶり小反発、米株最高値で買い優勢も上値は重い
          日経平均 23821.11(+4.48)  売買高9億5578万株 売買代金 1兆4998億円

12月24日(火) 小幅続伸、超閑散商状で模様眺めムードが強い
          日経平均 23830.58(+9.47)  売買高8億6585万株 売買代金1兆2861億円

12月25日(水) 3日ぶり反落、薄商いのなか利益確定売りが優勢
          日経平均 23782.87(-47.71)  売買高7億7659万株 売買代金1兆0992億円

12月26日(木) 反発、市場参加者は限定も主力株を中心に買い優勢
          日経平均 23924.92(+142.05)  売買高8億2186万株 売買代金1兆3571億円

12月27日(金) 反落、実質新年相場入りも利益確定売りが優勢
          日経平均 23837.72(-87.20)  売買高8億2578万株 売買代金1兆4332億円


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)

1(1)5G
2(4) 半導体  始まった“半導体”大相場、マッハ上昇トレンドに乗る「驚速7銘柄」
3(5) 半導体製造装置
4(3) 全固体電池
5(2) 国土強靱化
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



■モーニングスター 2019.12.28
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株式週間展望=新年相場は好発進へ/値動き出やすく急騰も視野、海外勢の新規買いに期待

日経平均株価が2万4000円絡みの高水準をキープしたまま、2019年のゴールを駆け抜けようとしている。
良好な需給環境に支えられた日本株は、20年についても強気の見方が多く、なおも先高観を醸す。
大納会(12月30日)から年明け初週(20年1月6~10日)にかけては大きな値幅が生まれる可能性がある。

今週(23~27日)の日経平均は極端な薄商いの中、2万4000円手前で押し戻された。
海外勢が去り開店休業状態となった格好だが、IPO(新規上場銘柄)やテーマ性のある小型株の動きは強い。
こうした番外編の餅(もち)つきがマーケットを彩ることで、活況のうちに19年相場が実質的に幕を閉じた。

一方、20年は初っぱなから気の抜けない日程が控える。
1月6日には米議会の下院でトランプ大統領の弾劾裁判が始まり、7日にはEU(欧州連合)離脱協定法案を審議する英議会が再開(9日が採決)。
さらには、11日に台湾の総統選挙も予定されている。
経済指標も3日に米12月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数が発表され、7日の同非製造業景況指数、10日の米雇用統計が続く。


こうした中で、20年の日本株の出足は激しくなりそうだ。
このところの傾向をみても、大発会は16~19年と4年連続で前営業日比400円を超す値動きを示している。
そこで問題は、上下どちらにフレるかという点だ。


前述のように海外の政局は無視できない。
ただ、現状はそれらの要素に過剰反応を示すようなベアマーケットではない。
日本が正月休みの間に出る米12月ISM製造業景況指数が著しく悪化するなどして、米国株が気まぐれに急落すれば話は別だが、日本株は外国人投資家の新規買いを交えた好発進が予想される。

日経平均は12月17日の2万4091円をピークに一服し、1週間以上足踏みを続けている。
「閑散に売りなし」の間に蓄えたエネルギーが年明けに爆発することで、早々に2万5000円を視野にとらえる過熱相場となるかもしれない。

20年1月10日までの想定レンジは2万3600~2万4800円とする。 (市場動向取材班)

   提供:モーニングスター社



「2012年12月以来実に約7年ぶりと記録的な薄商い」の日本株、年明けには外国人投資家も戻ってきて、日経平均2万5000円を目指す展開となるのか。

    2012年10月    8534円
    2014年10月 1万4532円
    2016年 6月 1万4952円
    2019年12月 2万4066円

日経平均は、このように高値を記録してきました。
テクニカル的には、2020年11月2万7000~8000円も想定されるとのことです。
上昇傾向はいい。 夢ひろがり心豊かになれるから。 


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写楽 純米吟醸酒 

2019年12月28日 | さらに酔うもう一杯の日本酒に
宮泉銘醸    会津若松市 2019.12.28

写楽』 の案内が届いたので購入しました。
最近は、手に入りにくいお酒になりつつあります。


     スッキリとした日本酒らしいデザインが好きです



              純米吟醸 写 楽

  米を愛し、酒を愛し、人を愛す。
  みなさまに愛される酒を目指します。 宮森義弘




近くで取り扱っている酒屋さんが見つからない。
手に入りにくい。 これが難点。
手に入った時の喜びは格別。

口に含んだときの旨さ。
喉越しの旨さ。
余韻の心地よさ。
すべて良し。

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今年も南伊豆から干物がとどいた、そのなかに

2019年12月27日 | ゆめ未来
小木曽商店   伊豆下田 2018.12.27



南伊豆の知人から 『小木曽商店』 の干物が送られてきました。

そのなかに、 『素焼きのり』 が入っていました。

岩のり、地元では 「はんば」 と言われているのりです。

白いご飯にのせて、上から少しお醤油をたらしていただくと、これが抜群の美味しさです。
もし、機会があれば皆様もご賞味あれ。 その旨さに感動されること請け合いです。



               『 小木曽商店  』

          住所 静岡県下田市2丁目9番30号
          TEL ( 0558 ) 22 - 0154



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南伊豆から届いた 「グリーンポンカン」

2019年12月26日 | ゆめ未来
どんぐり農園    静岡県下田市 2019.12.26



南伊豆の知人から、今年も 『グリーンポンカン』 が届きました。

皮をむくとみかんの香りが部屋いっぱいに広がります。







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大きな海老フライ定食

2019年12月25日 | 食は文化だ
BISTRO マカロニ軒    JR岐阜駅アクティブG 2019.12.25



BISTRO マカロニ軒』 にランチ行ってきました。

今日は、「大きな海老フライ定食」 いただきました。



 味も素っ気もないスープの出し方です。

もう少し何とかならないのかなあ~と思いながら海老フライをしばし待つ。
出された海老は、まあまあ美味しかった。

ぼくは、この大きな海老フライをいただきながら考えました。
太くするのは、これは簡単。
では、長さをなが~く伸ばす技は?

誤解なさらないように!
マカロニ軒さんの海老が痩せていたわけではありませんから。
ひとりランチをするつれづれに、です。


          『 BISTRO マカロニ軒  』

       住所 岐阜市橋本町1-10-1  ACTIVE-G 2F
       TEL ( 058 ) 269 - 4121



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10分でできる肉おかずでおなかも満足

2019年12月24日 | お昼のおひとり様ご飯
レンチンふわとろマーボー  大原千鶴    2019.12.24

    きょうの料理 2019年10月号
    レンチンふわとろマーボー : 大原千鶴


  食べればびっくり、マーボー豆腐風の一品がレンジで完成。
  ご飯が炊けていたら、かけて食べたい!




簡単な料理だが、お豆腐をふわっと仕上げる最適時間が難しい。
これから何回か作って、時間を探ってみよう。

今日も美味しい昼食が出来た。 満足満足で、ビールが待つ。


  材料と作り方です。

  材料(2~3人分)
 ------------------------------------------------
    絹ごし豆腐 1丁(400g)

    =A=
    鶏ひく肉(もも) 80g
    しょうが(みじん切り) 少々
    うす口しょうゆ 大さじ2
    ごま油 小さじ1

    細ねぎ(小口切り)・豆板醤 各少々
 ------------------------------------------------

  つくり方

1.深めの耐熱容器に=A=を入れ、よく混ぜる。
  豆腐を加え、豆腐がつぶれるまでさらに混ぜる。

2.表面を平にならし、ラップをふんわりとかぶせて電子レンジ(600W)に
  5~6分間かける。
  細ねぎと豆板醤をのせる。

ぼくは、辛いのが苦手なので豆板醤はパスしました。
豆板醤なしでも、充分旨かった。



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ひとり残されたら耐えられない 地下道の少女

2019年12月23日 | もう一冊読んでみた
地下道の少女/アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム    2019.12.23  

地下道の少女』 は、ストリートチルドレンの物語です。
特に、少女たちが抱える問題は、深刻です。

 あの両手が触れてくることはない。もう、絶対にないのだ。
 ヤニケは扉を開ける。外は寒く、少しだけぞくりとする。


エーヴェルト・グレーンスが、大変、興味深い男として描かれている。
上司として、同僚として関わらなければならないとしたら、最悪。
絶対関わりたくない人物だけど、物語のなかでは、最高に面白い。

 エーヴェルト・グレーンスは窓を閉めた。彼女が恋しい。この時間になると、彼女はいつもやってくる。こことは別の窓のそばに座って、入り江を、船を、傍観者として人生を眺めている、彼女。

 “どうして私を採用したんですか?”
 “そんなことはどうでもいいだろう”
 “それに私、警部が女性の警官をどう思ってらっしゃるか知ってます”


 エーヴェルト・グレーンスは禿あがった頭をひと撫でした。過去があり、いまがある。そのあいだのことなど、あとから思い返してなんになる?

 その話を聞いたときには、さして重要な話だと思っていなかったから、そのまま忘れてしまった。自分の人生ですら把握する気になれないのだ、他人の人生までどうやって把握しろと?

 エーヴェルト・グレーンスはときおりこんなふうに意外な思いやりを見せる。彼にあまりそぐわないから、居場所がなくていつも困っている、そんな思いやりだ。

 なんと不思議な人だろう。苦しみ、途方に暮れているかと思えば、次の瞬間にはオーバーなほどの思いやりを見せ、また次の瞬間には底意地の悪さを発揮する。スヴェン・スンドクヴィストは息子を得る前からエーヴェルト・グレーンスを知っているが、それでもやはり、この人のことはなにもわからない、と思う。

 スヴェンは成人してからの人生の半分を、この上司とともに過ごしている。
 いつも、他人に食ってかかっているか、苛立っているか、ピリピリしているか、集中しきっているか、疲れているか、怒り狂っているか、あるいはその全部か。そういう人間だ。


その他、魅力的な人物が多数登場します。
読んでのお楽しみ。

人生だなあ、と感じる感動的な言葉も多数。

 ふたりとも、やさしい目をしている。人間は、やさしい目をしているか、していないか、そのどちらかだ。

 まだ子どもだ。が、その悲しみは大人のものだ。

 エルフォシュはいまもなお、だれにともなくうなずいている。出しゃばらず、しっかり言葉を選んでから前に出るタイプの人間だ。ホームパーティーの最中でも、キッチンの隅に座って、ざわめきに耳を傾けているタイプ。

 この人を見かけたことは、これまでに三度ある。
 だが、言葉を交わしたことはない。一度も。地下の世界では、みんなそれぞれに物語があり、だれもが語るのを避けている。


 他人の悪いところばかり嗅ぎつけて、自分の悪いところには蓋をするのが得意なんですよ。われわれは

    『 地下道の少女/アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム
               /ヘレンハルメ美穂訳/ハヤカワ・ミステリ文庫
 』



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日経平均 2万4000円で正月を迎えたい

2019年12月22日 | 捕らぬ狸の経済


 12月20日
 日経平均 2万3816.63円(-48.22円)
 TOPIX 1733.07(-3.04)
 出来高 13億1949万株
 長期金利(新発10年国債) 0.010%(+0.015)
 1ドル=109.36円(0.21円高)


 12月16日  2万3952円  11億3444万株 1兆8617億円
 12月17日  2万4066円  12億8990万株 2兆1718億円
 12月18日  2万3934円  12億7626万株 2兆1718億円
 12月19日  2万3864円  11億6178万株 1兆9908億円
 12月20日  2万3816円  13億1949万株 2兆3923億円

■株探ニュース 2019.12.14
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今週の【早わかり株式市況】4週ぶり下落、前週急騰の反動で利益確定売り優勢

今週の相場ポイント
1.日経平均は4週ぶり下落、米中対立への懸念和らぐも利益確定売りが優勢
2.週前半に2万4000円台に乗せ年初来高値更新、週後半は下値探る展開
3.米国株堅調でも週を通じて日経平均の上値は重く、主力株の調整色強まる
4.トランプ大統領に対する弾劾訴追決議案の可決も投資家心理の悪化要因に
5.週末は日経平均軟調も半導体関連株への買いが目立ち、全体相場を支える


週間 市場概況
今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比206円(0.86%)安の2万3816円と4週ぶりに下落した。

今週は米中貿易交渉における第1段階合意を経て両国対立の構図が和らいだことに加え、英国総選挙での保守党大勝を受けたEU離脱問題に対する懸念後退を背景に上値を追いやすい環境とみられていた。
しかし、週前半に年初来高値を更新した後は利益確定売り圧力が顕在化して週間ベースでは反落となった。

16日(月)は日経平均が反落。
前週末に米中両国が貿易交渉における「第1段階の合意」に漕ぎつけ、15日の対中関税第4弾の全面発動が見送られたほか、英総選挙では保守党が議席数を伸ばしたことで合意なきEU離脱の懸念が後退するなど好材料は多かったが、目先高値警戒感からの利益確定売りが優勢となった。
17日(火)は前日の米国株市場でNYダウをはじめ主要株3指数が揃って最高値を更新、中国や香港などアジア株が軒並み強い動きを示したことも投資家心理を強気に傾けた。
日経平均は反発して2万4000円台を回復するとともに年初来高値を更新した。
18日(水)は米国で主要指数が連日の最高値を更新したものの、目先急ピッチな上昇に対しポジション調整の売りが優勢となり、日経平均は反落、前日の上げ幅を上回る下げとなった。
20日(金)は小幅ながら3日続落。
為替が円高含みに推移したことで時価総額上位の主力株に安いものが多く、全体指数を押し下げた。
ただ、個別には値上がり銘柄が多く、半導体関連株が総じて買われ下値を支えた。


来週のポイント
来週は海外市場がクリスマス休暇入りで市場参加者が限られるうえ、材料にも乏しいことから、高値圏で方向感に欠ける展開になりそうだ。

日々の動き(12月16日~12月20日)

12月16日(月) 3日ぶり反落、前週末急騰の反動で利益確定売り優勢
          日経平均 23952.35(-70.75)  売買高11億3444万株 売買代金1兆8617億円

12月17日(火) 反発、米株市場に追随し年初来高値を更新
          日経平均 24066.12(+113.77)  売買高12億8990万株 売買代金2兆1718億円

12月18日(水) 反落、米株高に追随できず利益確定売りが優勢
          日経平均 23934.43(-131.69)  売買高12億7626万株 売買代金2兆1718億円

12月19日(木) 続落、方向性乏しく利益確定売りが続く
          日経平均 23864.85(-69.58)  売買高11億6178万株 売買代金1兆9908億円

12月20日(金) 3日続落、円高が警戒され方向感に欠く展開
          日経平均 23816.63(-48.22)  売買高13億1949万株 売買代金2兆3923億円


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)

1(2)5G  ローカル5Gの申請受付が24日からスタート 
2(1) 国土強靱化
3(4) 全固体電池
4(9) 半導体  米中対立緩和で半導体市況底入れ期待高まる
5(13) 半導体製造装置
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)


■モーニングスター 2019.12.21
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株式週間展望=底堅さ維持する展開:需給良好、掉尾の一振/インバウンド株は日中韓首脳会談注視

2019年の日本株相場も残すところ6営業日となった。
今週(16~20日)の日経平均株価は17日に年初来高値を更新したものの、週末は2万4000円を割り込む上値の重い展開。
これを掉尾(とうび)の一振へ向けたチャージと取るか、あるいは年内の店じまいと考えるべきなのかは迷うところ。
もっとも、来週(23~27日)も下値は強固とみる。

今週の日経平均は2万3816円(前週比206円安)と4週ぶりに反落した。
週後半は下値を探る展開となり、20日は一時2万3746円まで調整。
前回の当欄で掲げた想定レンジのほぼ下限(2万3750円)に達し、5日移動平均線を割り込んだ。

ただ、売り圧力は限定的だ。
今週の東証1部の売買代金は20日を除くと2兆円内外の低水準で推移し、大きな方向感が出なかった。
海外勢が続々とクリスマス休暇入りしている上、米中貿易協議も一区切りついたことで、手掛かり難から投資家が動きにくい状況になっている。

一方、個別株には逆日歩(品貸料)が発生しているものも多く、買い戻し余地は広いとみられる。
良好な需給構造を支えに、日経平均も足場を固める展開が想定される。
下値はひとまず25日移動平均線(来週は2万3500円前後で推移する見通し)あたりまでみておけば十分だろう。

米国では下院がトランプ大統領の弾劾訴追を決めた。
日本株は一時的に嫌気する反応を示したものの、これまで度重なるスキャンダルや外交上の軋轢(あつれき)をこなしてきた経緯を踏まえると、簡単に支持率が揺らぐとは考えにくい。
実際に弾劾に至る可能性も現時点では小さく、マーケットを継続的なリスクオフに向かわせるほどのファクターではない。

来週は23日からの安倍首相の中国訪問と、日中韓サミット(24日)および中韓両首脳と安部首相の会談(同)が注目される。 (市場動向取材班)

  提供:モーニングスター社


今週は、外国人投資家がクリスマス休暇でお休みするので、日経平均は2万4000円を保てるか。
2万4000円で正月を迎えたい。


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