ゆめ未来     

遊びをせんとや生れけむ....
好きなことを、心から楽しもうよ。
しなやかに、のびやかに毎日を過ごそう。

養老軒の大福とどら焼き

2020年12月31日 | しあわせかんじるあまいもの
養老軒  JR岐阜駅アスティ 2020.12.31

大福とどらやきは、日本の伝統的な和菓子です。
ぼくは、そう思っています。
しかも、誰もが大好きな代表的なお菓子のひとつではないでしょうか。



そんな伝統的な和菓子に現代的なセンスを吹きこみ人気を博しているのが、『養老軒』 の大福とどら焼きです。

JR岐阜駅に行くたびに、ついついお店を覗いてしまいます。



ごろごろ栗のどら焼き」 を買ってきました。

とろけるような柔らかいもちもちの生地で、生クリームとごろごろ栗をサンドしました。



「大福」 見れば、ついつい手が出てしまいます。

極 塩まめ大福」 と 「ふるーつ大福」 も買って帰りました。

塩まめ大福は、淡路の高級藻塩とヘルシーな竹炭を練りこみ、黒豆を贅沢に混ぜた特製生地です。
ふるーつ大福は、養老軒で人気No.1のおりじなる大福。


ところで、「どら焼き」は和菓子でしょうか? カステラは、洋菓子だと思うのですが、どら焼きは微妙ですね。
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デニーズで時間つぶし

2020年12月30日 | 食は文化だ
デニーズ     岐阜市 2020.12.29

デニーズ』 で、時間をつぶしました。



お店は、コロナとは思えない客の入りでした。

お客さんは、食事を終えてしばし話をする時、きちんとマスクを着用していました。

ぼくは、1時間ほど時間をつぶす必要があったので軽食をいただくことにしました。



アメリカンクラブサンド」 にしました。

                 『 デニーズ  』

            住所 岐阜市鏡島精華2-3-1
            TEL ( 058 ) 251 - 1521
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甘い汁だけを吸おうとする人々とそれを許さない正義

2020年12月28日 | もう一冊読んでみた
特捜部Q/自撮りする女たち/ユッシ・エーズラ・オールスン    2020.12.28    

社会福祉政策の充実と相まって、デンマークは「世界一幸福な国」と言われているが、そんな幸福な国での矛盾とその矛盾の中で呻吟する担わされている人の物語。
充実した社会福祉政策を利用し 「甘い汁」 だけを吸おうとする人々の存在と、その悪を正そうとする 「正義」。

本書は、2017年3月にドイツでも刊行され、「カール・マークのファンなら必ず読むべき一冊!」とたちまち大好評を博した。
「ハラハラしながら一気に読める」「スリル満点」との声が多く上がっている。(訳者あとがき)


 祖母のリーモアは、ハゲタカのように背を丸めてテーブルについていた。口角は下がり、正体不明なにおいを振りまき、まさにくちばしで獲物をつつく準備はできているといった感じだ。いったい、どこに行ったらこんなうぬぼれた香りのこんな安物パウダーが買えるのだろう?

 アネリ----彼女は自分をそう呼ぶことを好んだ----は、結局のところ人生の航路----これは父親の表現だが----を正しく読み取ることができなかった。異性との出会いにしても、最高に魅力的な男性が右に立っているというのに、左を向く。服を買うときも、鏡を見るより自分の心の声に従ってしまう。
 専門教育を受けようと決めたときも、長期的な視野に立たずに目先の収入のことしか考えなかった。その結果、月日とともに、自ら選んだっもりのない方向へどんどん行ってしまった。
 いろいろな男と付き合っては失敗し、アネリはいまだに、デンマーク成人の三十七パーセント、つまりシングルで生きている者のひとりだった。ここ数年はひどい食生活を送り、しょっちゅう大食いしていた。そのせいで肥満体となり、慢性的に疲労を感じ、自分自身に対して強い不満を抱くようになった。しかし、アネ=リーネにとって最悪の見込み違いは仕事だった。
理想に胸をふくらませていた若いころ、ソーシャルワークとは、社会の役に立ち、自分も同時に満たされる 仕事と信じていた。ところが、二十一世紀になったとたんに、満足に議論もなされなかった政策で、ソーシャルワーカーをとりまく環境ががらっと変わった。当時の彼女に、どうしてそんなことを予想できただろうか。同僚も彼女も、無数とも思える条例や指示に追われ、現場ではとても対応しきれない。現場を知ろうともせず、連帯意識もないのに決定権だけを持っている連中のせいだ。社会システムなどとは名ばかりで、違法行為が当たり前になり、社会の富の公平な分配などとはまったく遠い状況だった。同僚の多くがストレスに屈していったが、アネリも例外ではなかった。ここニカ月間、抑うつ状態となって家のなかでただじっと座り、些細な家事にも集中できなかった。ようやく仕事に行けるようになったものの、職場は休む前よりもさらにひどい状態になっていた。
 そのうえ、アネリは最近、生活困窮者だけでなく、時限爆弾のような連中を担当させられていた。大半は若い女性たちで、これまで手に職をつけたこともなければ、それができるような境遇にもなかったという者たちだ。アネリは毎日、夕方家に帰るころには不機嫌で疲れ果てていた。人々の役に立つ仕事をバリバリこなしてきたからではない。まったく逆で、意味のあることを何ひとつしていないからだ。今日もそうだった。


 娘が何度もやってきて、こんな生活をやめないとすぐにお母さんのあとを追うことになると咎めた。その言葉はタバコの煙と一緒に天井に昇り、彼の返事を待っていた。だが、ひょっとしたら俺はそれを望んでいるんじゃないか? タバコを吸いつづけて死ぬのなら、苦しむ魂も永遠の安らぎを見つけられるんじゃないだろうか? あるいは腹がはち切れるまで食べつづけるとか。それ以外にいったい何をすればいいんだ?
 ところが、十日前に突然、この新聞が目に入った。
一面を見たとき、それまでの無気力か一気に吹き飛んだ。彼は、ぎょっとしてタバコを灰皿に置き、溜まった郵便物の上からその新聞を取り上げた。そして顔から三十センチくらい離して読んだ。老眼鏡がないとよく見えないのだ。
 その記事を読んでいるうちに、マークス・ヤコブスンは思わずうめき声をあげた。悲劇が起こる前の日が生々しくよみかえってきたのだ。もう何年も使われていなかった脳のシナプスに新たな電気か走る。
 頭が稼働しはじめた。突然の事態に、いったいどこから手をつければいいのかわからなかった。年金生活に入る前、マークスには自分の勘に従うだけの力があった。今は、そもそも彼の話を聞こうという人間がいるかどうかもわからない。だが、たしかにアイドリング中とはいえ、彼の刑事魂はまだ息絶えてはいなかった。殺人捜査課、かつての捜査部Aで十年間、さまざまな事件を解決した。課長だったころの検挙率は歴代のどの課長よりも高かった。それを思うと誇らしい気持ちになる。だが、殺人や死亡事件を捜査したことのある警察官なら誰もがそうだろうが、静かな時間に思い起こすのは解決した事件ではなく未解決の事件だ。いまだに夜中になると、そうした事件の経過や犯人について思いめぐらすことがある。罪のない犠牲者たち。それなのに、罰も受けずにうろついている犯人たち。そのことを思うと、今でも鳥肌が立つ。それだけではない。解明できなかったという苦しみのなかで捜査員たちが生きていかなくてはならない事実に、彼はとてつもない羞恥心を感じていた。仲間を見捨てたという思いがどうしても頭から離れない。追うことのできない痕跡、見逃した証拠にいまだに苦しめられていた。だからといって、今さら自分に何ができるだろう。
 そんな思いに悩まされていたとき、あの見出しに気づいたのだ。床に放置してあったいくつもの新聞の山につまずきながら、彼はその新聞を取りにいった。見出しを読み、悪意ある人間は、捕まらないかぎりまた同じことを始めるのだと思い起こした。


 「カール、声がかれてしまったのは自分でもわかっている。あれからタバコの量がいくらか増えてな。だが、私だよ」
 最後にマークスと話をしてから三、四年は経っている。カールは即座に罪悪感に襲われた。彼がどれだけつらい時間を耐えねばならなかったか、今になって気づいた。しかも情けないことに、それがどういう結末に終わったのかをまったく知らないのだ。
 マークスは、五分かけて彼の身に起きた悲劇を詳細に語った。元課長は男やもめとなり、生涯消えない心の傷を負っていた。
 「心からお悔やみを申し上げます、マークス」慰めの言葉を探すことなどふだんはしない頭を稼働させて、カールは言った。
 「ありがとう、カール。だが、電話したのはそのことじゃない。どうやら、私もきみもお互いを必要とする状況ではないかと思ってね。偶然、ある事件について知ったのだが、その件で話し合ったほうがいいと思う。その事件をきみに押しつけるつもりはない。そんなことは三階の人間か許さないだろうしな。そうではなくて、今回のことで、長年気になっていた事件を思い出したんだ。それで、警察本部には幸いにも、普通なら保管庫の隅で埃をかぶっているような事件にも目を光らせている人物かまだいるってことを思い出してね。まったく助かるよ」


 ともかく、退職にあたって警察本部の部屋を片づけていたときにそのメモが出てきたんだ。それからずっと、メモはマグネットで冷蔵庫のドアに留めてあった。妻か生きていたら叱られていただろうな。「もう引退したっていうのに、いつになったら警察をやめらるの?」というのが口癖だったからな。だが、退官したって警官は骨の髄まで警官なのさ

 少なくとも二十分間は誰も口を開かなかった。それぞれが思い思いの推測をしていた。カールは、これほど長いあいだ助けを求めていた叫びと、彼女がひとりぼっちで行なっていたセラピーを目の当たりにして、胸が締めつけられる思いだった。
 カールはため息をついた。自分たちかよく知っていると思いこんでいた女性が、これほどまでに破壊的で深い闇を抱えていたとは。その闇は、ぶっきらぼうな態度を取ることでしか処理できなかったのだろう……。
 しかも、これほどの闇を抱えながら、俺が打ちのめされているときには、俺を励ます力をどこからか見つけてきた。彼女は持捜部Qで毎日エネルギーをかき集め、悲惨な事件に対しても並々ならぬ情熱を捧げ、鋭い感覚を生かして捜査に当たってきた。それも、夜になると自分のつくりあげたシステムに戻り、魂の苦しみを書きつけていたからこそ可能だったというのか?
 なんてこった! 賢く有能なのに、苦痛に苛まれてきたローセ。おまえさんは、自分をこんな狂気に迫いこんでいたのか? そして今や、自分なりのセラピーも限界に達し、再入院しているというのか?


 今の状況のすべてがカールには気に入らなかった。
ローセはただの仲間であるだけでなく、女だ。それだけでも……ちくしょう、どうして女となると話がすべて複雑になるんだ? まったく、いつも同じじゃないか。男は相手のためにベストを尽くすのに、女は全然それをわかろうとしない。カールには女というものがこれっぽっちも理解できなかった。もしかしたら、北ユラン半島のタフな女たちを見て育ち、すべての女は彼女たちのように単純で裏表かないと思ってきたせいかもしれない。ハーディからはしょっちゅう、同じ失敗を何度も繰り返さないよう、メンタルコーチを雇うか、独身男性の自己啓発セミナーに行けと言われている。そんなアドバイスをいつもばかばかしいと一蹴してきたが、一度真剣に考えてみてもいいかもしれん。


 彼女は目だけで周りを見回した。廊下に差しこんでいる光は薄暗い。早朝か、夕方の遅い時間か、どちらだろう? この季節はほとんど暗くなることがないから、どちらか判断することは難しい。ともかく夏はすぐそこまで来ている。恋人たちがとろけるようなまなざしで見つめ合い、踊りだしたい気分で体がむずむずする季節。たった一度だけ、彼女もそういう興奮を味わったことかあった。あのときはうれしかった。恋は向こうからやってきて、何度でもまたやってくるものだ、という人かいる。でもローセにとってはそうではなかった。それでも、胸が躍る興奮は経験した。ただし、ダンスに行くことも、父親か禁止にしたことのひとつだった。

 元カレのひとり、最高に退屈だったあの男はいつもなんて言ってたっけ? 全力で守ろうとしなければ幸運は消え失せる、だっけ?

 なんて痛快な気分なんだ! ラース・ビャアンの部屋の横を通りながらカールは思った。
 復讐とは、華美なだけでなく神々しい気持ちにもさせてくれるものなんだな。



「特捜部Q」は、上下2段組で570ページ。
かなりの長編なのですが、物語はテンポ良く展開する。活字も目に優しく読みやすい。
一気に読み切ることが出来ました。


 『 特捜部Q/自撮りする女たち/ユッシ・エーズラ・オールスン/吉田奈保子訳/ハヤカワ・ミステリ 』
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日経平均、年末2万7000円を超えられるか

2020年12月27日 | 捕らぬ狸の経済


 12月25日
 日経平均 2万6656.61円(-11.74円)
 TOPIX 1778.41(+4.14)
 出来高 6億9480万株
 長期金利(新発10年国債) 0.015%(変わらず)
 1ドル=103.40円(0.16円高)


12月21日 2万6714円  10億4210万株 2兆0153億円
12月22日 2万6436円  10億7265万株 2兆0319億円
12月23日 2万6524円  9億9101万株 1兆8106億円
12月24日 2万6668円  8億7840万株 1兆6122億円
12月25日 2万6656円  6億9480万株 1兆2547億円


■株探ニュース 2020.12.26
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今週の【早わかり株式市況】小反落、ワクチン普及期待もコロナ変異種の感染拡大警戒

今週の相場ポイント

1.日経平均は2週ぶりに下落、英国での新型コロナ変異種の感染拡大を警戒
2.ワクチン普及期待が相場支えるが、2万6000円台後半は売り圧力強い
3.週前半は欧州株急落の影響受けリスク回避売りも、その後は切り返す展開
4.米ファイザーがワクチン追加供給で米政府と合意したことはプラス材料に
5.週末は海外投資家の参戦なく超閑散のなか狭いゾーンでのもみ合いに終始


週間 市場概況

今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比106円安(0.40%)安の2万6656円と2週ぶりに下落した。

今週の東京市場は、新型コロナウイルスが世界的に感染拡大が続くなかで接種が始まったワクチンの普及期待から日経平均の2万7000円台乗せが期待されたが、英国で変異種の感染が広がっていることが新たな懸念材料となった。
国内で新規感染者が過去最高を更新し続けていることもあって引き続き上値の重い展開となった。
2万6000円台後半で売り物に押される展開を余儀なくされた。


21日(月)は英国で新型コロナ変異種による感染が拡大しており、イタリアなど欧州でも変異種の感染が確認されたことがマーケット心理を冷やし、日経平均は小幅ながら続落。

22日(火)は前日の欧州株全面安でリスクオフムードが強まり、国内の新規感染者数の増加にも歯止めがかからないことで日経平均は一時300円を超える下げをみせる場面があった。

23日(水)は前日の欧州株がリバウンドに転じ、米国株市場ではナスダック総合指数が最高値に買われたこともあって、押し目買いが優勢に。
ただ、上値も重く日経平均の上げ幅は限定的だった。

24日(木)はワクチン普及期待に加え、英国とEUの貿易交渉が進展したことが市場のセンチメントを強気に傾け、続伸。
米製薬大手ファイザーが新型コロナワクチンを米政府に追加供給することで合意したと伝わったこともポジティブ材料視され、上昇幅は一時240円近くに達した。

25日(金)はクリスマス休暇で海外投資家の参戦が見込めず、売買代金は1兆2000億円台と超閑散商状のなか、日経平均は狭いゾーンでのもみ合いに終始した。
結局、終値は11円安とわずかに反落して今週の取引を終えた。


来週のポイント

来週は海外で休場となる市場が多く市場参加者が少ないうえ、東京市場は30日に大納会を迎える3日営業日だけの取引で材料にも乏しいことから、引き続き方向感に欠ける展開になりそうだ。

重要イベントとしては、国内では28日朝に発表される11月鉱工業生産が注目される。
海外では31日に発表される中国12月製造業PMIに注視が必要だろう。


日々の動き(12月20日~12月25日)

12月21日(月) 続落、朝高もコロナの変異種確認で買い続かず
         日経平均 26714.42(-48.97)  売買高10億4210万株 売買代金2兆0153億円

12月22日(火) 3日続落、新型コロナ感染拡大への警戒で売り優勢
         日経平均 26436.39(-278.03)  売買高10億7265万株 売買代金2兆0319億円


12月23日(水) 4日ぶり反発、ワクチン普及期待から買いが優勢
         日経平均 26524.79(+88.40)  売買高9億9101万株 売買代金1兆8106億円

12月24日(木) 続伸、薄商いのなか景気敏感株が買われる
         日経平均 26668.35(+143.56)  売買高8億7840万株 売買代金1兆6122億円


12月25日(金) 3日ぶり反落、市場参加者少なく方向感に乏しい展開
         日経平均 26656.61(-11.74)  売買高6億9480万株 売買代金1兆2547億円


セクター・トレンド

(1)全33業種中、22業種が下落
(2)ソフトバンクGなど情報・通信が値下がり率トップ
(3)輸出株は日産自などど自動車、日立など電機は安いが島津など精密機器は高い
(4)内需株は三井不など不動産、楽天などサービスが下落もキッコマンなど食品、
  イオンなど小売りは上昇
(5)大和など証券、オリックスなどその他金融といった金融株はさえない
(6)住友電など非鉄、郵船など海運といった景気敏感株の一角は堅調
(7)三菱倉など倉庫・運輸が値上がり率トップ


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)

1(1) 水素
2(3) 全固体電池 FDKが生産開始で注目度高まる
3(8) 2020年のIPO
4(2) 電気自動車(EV) EVの課題解決に秘策あり!モビリティ最前線を走る「ワイヤレス給電」関連株
5(5) デジタルトランスフォーメーション(DX) 高度なIT人材に焦点
※カッコは前週の順位

株探ニュース(minkabu PRESS)



■モーニングスター 2020.12.26
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株式週間展望=閑散相場にのぞく底堅さ/新型コロナや米政局を市場達観、年初は新資金に期待も

年終盤の東京株式市場は海外勢のクリスマス休暇入りに伴い商いが閑散となっている。
ただ、相場は新型コロナウイルスや米国の政局をめぐる懸念材料にも一定の抵抗力を示す。
年末年始の来週(28~30日)、再来週(来年1月4~8日)は外部環境に不透明感が残るものの、有力テーマに乗る銘柄を中心に新規の資金も流入しそうだ。


今週は前半にバランスを失ったものの、後半はじわりと持ち直した。
一時割り込んだ5日移動平均線と25日線もすぐに奪回し、一目均衡表(日足)の転換線を上回る状態で締めくくった(終値2万6656円、前週末比106円安)。

一方、東証1部の売買代金は25日まで3日連続で2兆円に届かなかった。
エネルギーの乏しさから上値を積極的に追う動きが目立たず、環境関連の材料株物色にも食傷気味の感が否めない。
また、個人の資金がIPO(新規上場)銘柄に傾いたことも、全般として決め手を欠いた一因だ。

しかし、改めて底堅さが示されたととらえることもできる。
新型コロナの「変異種」出現は、世界同時株安につながりかねない不安要素。
日本国内に関しても感染者の増加基調が続いている。
米国ではトランプ大統領が追加経済対策案に署名しない考えをちらつかせるなど、場合によっては日経平均がより大きく調整してもおかしくない状況だった。

それでもマーケットが動じていないのは神経がまひしているからではなく、むしろ冷静に局面を見極めていることの表れだ。
確かに変異種は驚異だが、ワクチンについて米ファイザーと共同開発をした独ビオンテックや、米モデルナは効力に自信を示している。
また、米国の新型コロナの陽性率にピークアウトの兆しが出ていることも、投資家は見逃していない。

もちろん、市場心理は刻一刻と変化する。
このため、ちょっとした弾みでリスクに敏感になる可能性を念頭に置く必要がある。
とはいえ、基本的にはコロナ後を視野に入れたスタンスを維持したい。
年初には、傾向的にニューマネーも入りやすい。

年末年始を挟んだ日経平均のレンジは2万6000~2万7300円と予想する。  (市場動向取材班)


提供:モーニングスター社


グーグルの新型コロナ予測、傾向を注視している。
政界人の危機意識のなさには、驚かされるとともに怒りを感じる。
ぼくは、自粛の毎日で年を越す。
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三輪の酒 「みむろ杉 山田錦 おりがらみ」

2020年12月26日 | さらに酔うもう一杯の日本酒に
みむろ杉   奈良県桜井市 2020.12.26

近所の酒屋さんに、『みむろ杉』 を、求めて行ってきました。

在庫のみむろ杉は、「おりがらみ」 一種類だけでした。
年に一度のおりがらみ、店主の奨めで買って帰ります。


             三輪山に降る清き雨
             めぐりて湧き出す、三輪の酒




            みむろ杉 夢まろん シリーズ
            純米吟醸 山田錦 おりがらみ


          原材料名/米(国産)・米麹(国産米)
          原料米/山田錦 100%
          精米歩合/60%
          アルコール分/15度
          今西酒造(奈良県桜井市大字三輪)




サイダー瓶を思わせる透明な1升瓶。
味も、サイダーを彷彿させる甘さ。山田なのに甘い。
ついつい飲み過ぎてしまいます。
アルコール度数が、僅かに、低めなのはそのせいかとも思う。
開栓後、日増しに甘さがだんだん落ち着いてくる気がします。
このような「みむろ杉」、これもひとつの体験です。
19年の1月にも体験したのだけどね。
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手軽に出来て、びっくり リュウジさんの料理

2020年12月25日 | お昼のおひとり様ご飯
豆腐のしいたけ餡    リュウジ 2020.12
25


毎日、寒い日が続きますね。 温かい一品で心も体もほっこりと。
今日は、 「豆腐のしいたけ餡」 を作ってみました。

リュウジさんの 『レンジ飯革命』 からです。

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  豆腐のしいたけ餡 リュウジ
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                豆腐のしいたけ餡

  材料と作り方

  材料(1~2食分)
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  絹ごし豆腐(一口大にちぎる) 150g

  =A=
  生しいたけ(軸を切り落として薄切り) 3個(70g)
  しょうゆ 小さじ1
  白だし 小さじ4
  酒 大さじ1
  水 大さじ2
  砂糖 小さじ1/2

  片栗粉 小さじ1と1/2


  作り方
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1.耐熱容器にを入れ、ちぎった豆腐をのせてラップをし、3分加熱する。

2.片栗粉を同量の水(分量外)で溶いて熱いうちに加え、とろみがつくまで混ぜる。
  好みで万能ねぎを散らす。

ぼくは、椎茸と豆腐が大好きなので 「豆腐のしいたけ餡」 を選んでみました。
とろみをつけるのに、少し手間取りましたが美味しく出来ました。
レンチン料理は、手軽で短時間で作れるのが嬉しいです。
簡単は、楽しい。
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カカオの個性に魅了されるケーク・ショコラ

2020年12月24日 | しあわせかんじるあまいもの
ル・ショコラ・アラン・デュカス     2020.12.24

娘が 『ル・ショコラ・アラン・デュカス』 の 「ケーク詰合せ」 をいただきました。



 フレンチの巨匠が手掛けるショコラ専門店。
 ヘーゼルナッツ風味の生地をショコラノワールで包んだ大人なティストと、オレンジコンフィを練り込んだ生地にミルクチョコレートをかけたケーク。
 ショコラの奥深い味わい2種をご堪能いただけます。




  ケーク ショコラ ノワゼット・ケーク
  ケーク ショコラ オランジュ

小ぶりのケーキです。
濃厚なチョコの味と香りが素敵です。
どのような紅茶でいただくと、更に、美味しくいただけるか思案中。
Kさんは、ケークオランジュが大好きです。お裾分けを楽しみにしています。
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鰻で、元気をもらう

2020年12月23日 | 食は文化だ
なまずや県庁前店    岐阜市 2020.12.23

新型コロナの感染拡大が続いています。ずっと外出自粛の毎日です。
なんだか、元気が出てきません。

栄養をつけて元気を出そうと考えた。
短い食事の時間で、元気の出るのは?

そうだ、『』 だ。 元気をもらおう。



なまずや県庁前店」 に家族で行ってきました。



鰻重」 をいただきました。


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虎屋 最中詰合せ

2020年12月22日 | ゆめ未来
虎屋     2020.12.22

虎屋』 の「最中詰合せ」をいただきました。



18個入りです。
毎日、お茶を渋く入れて美味しくいただいています。
本当に上品な甘さと旨さの素適な和菓子です。
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87分署シリーズ

2020年12月21日 | もう一冊読んでみた
警官嫌い/エド・マクベイン    2020.12.21    

「P分署捜査班集結」は、二十一世紀の「87分署」を意図して書かれた警察小説シリーズの第一作である。
とのことだったので、 『87分署シリーズ/警官嫌い』 を読んでみました。

出版は、昭和35年9月10日。
60年前になります。

 この小説に現れる都会は架空のものである。
 登場人物も場所も虚構である。
 ただし警察活動は実際の捜査方法に基いている。


ぼくが、興味を持ったのは60年前のミステリーであることと、当時の警察の捜査についてです。

このミステリのユニークさ(発表当時)が、「あとがき」を読むとよく分かります。

 「刑事には頭はいらない。頑丈な二本の脚としぶとい根性だけでいい」八七分署の刑事がそういっていた。たしかにこの『警官嫌い』には、明晰神のごときシャーロック・ホームズは出てこない。八七分署を職場とする公僕と呼ばれるサラリーマンが、しぶとい刑事根性で近代科学捜査の助けを借りながら、犯罪というものをつぶしてゆく職場ルポルタージュのようなものである。愚痴もこぼせば恋もする。酒も呑めば夫婦喧嘩もする集団の記録である。

物語は、古さを感じさせない面白さ。
舞台は、ニューヨークだろうと思われるが、時代背景も興味津津です。

 安アパートのなかにはいろいろの匂いがこもっていた。キャベツの匂いだけではない。キャベツの匂いを健全ないい匂いだと喜ぶ人間は多いし、キャベツと貧乏人を結びつけるよくあるご意見に異議をはさむ人間も多い。
 いわば安アパートのなかの匂いは、人生の匂いなのだ。
 人間生活のあらゆる作用の匂いだ。汗をかき、料理をし、排泄し、子どもを育てる匂いだ。こういう匂いのすべてが、わつと一かたまりのすごい匂いとなつて、一階の玄関を入ったとたんに鼻をつく。


 「ハンクというのは、頭のいい刑事だつたね」彼はキャレラにいつた。
 「私の考えでは、ハンクは自分はもう助からないと考えていたんだね」
 「いずれにしても、われわれがその撃つたやつについて、手に入れた手がかりは無駄にはしないのを彼は承知していた」
 「髪のことですね?」キャレラが訪ねた。
 「その髪がむしり取られたものだということは分かつだろう。
 彼は待ち伏せしていた犯人の顔から、かなりの肉をかきむしつているんだ」
 「それで、ほかには?」
 「血だよ、スティーツ。ハンクは相手を撃つている。」
 「ええ、それで、総合して何が分かります?」
 「かなり分かるよ」
 「ハンクの残してくれた手がかりを総合して、これだけのことははつきりしている」
 「犯人は男/成人白人/機械工/熟練工/色浅黒く脂性/ひげが濃い/過去二日以内に散髪/ 肥りすぎている男ではない/体重180ポンドぐらい」


 以後、鑑識がこのように判断した根拠の説明が続く。


    『 警官嫌い/エド・マクベイン/井上一夫訳/ハヤカワポケットミステリ 』
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