■アサヒ、キリン、サントリー、サッポロ 2017.9.30
『ビール 「営業王」 社長たちの戦い』 を読んだ。
面白かった。
この本に登場したビール、発泡酒、缶チュウハイを飲んでみた。
ビール
アサヒスーパードライ、キリン(クラシック)ラガー・(新)一番搾り、サントリーザプレミアムモルツ、サッポロ黒ビール
登場しなかったが、ヱビス華みやび
発泡酒
キリンのどごし<生>
登場しなかったが、アサヒプレイムリッチ
缶チュウハイ
アサヒもぎたて24時間/まるごと搾りグレープフルーツ・オレンジライム、キリン氷結
登場しなかったが、サントリーほろよい/ぶどうサワー・白いサワーグレープフルーツ
飲んでみての、ぼくの好みです。
一番好きなのは、アサヒスパードライ。
時々は、ヱビス華みやび。
サントリー・ザ・プレミアムモルツは、あの華やかな香りが、ぼくは苦手だ。好きな人は、あの香りがめちゃめちゃいけてるんでしょうね。
発泡酒は、アサヒプレイムリッチ。これ一本で浮気なし。
缶チュウハイは、好みのものがなかった。
甘すぎて、ぼくは苦手。
女性をターゲットにすると、この甘さになるのでしょうか。
この甘さのお酒を酔っ払うまで飲むと気持ち悪くならないのかなあ。
缶チュウハイを飲む時は、タカラの缶酎ハイです。
『ビール 「営業王」 社長たちの戦い』 を読むと、アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーの売上高のシェアをめぐる熾烈な戦いの歴史が分かる。各社の浮き沈みが面白い。
おおざっぱには、下の記事の内容とビール類の市場占有率63%!のガリバー企業キリンの首位陥落のことが、主に書かれている。
ビール事業、46年目にして初の黒字
「プレモル」で“新文化”を徹底訴求
1963年に2代目社長故佐治敬三が立ち上げたビール事業は、サントリーの「やってみなはれ」というチャレンジ精神の象徴だ。苦い赤字の歴史を乗り越え、2008年に営業利益約30億円を記録、市場シェアも12.4%で初の業界3位に躍り出た。躍進のきっかけは、「すっきりした味」に嗜好が画一化されていた日本人のビールの飲み方に対する新提案にあった。(文中敬称略)
<日経情報ストラテジー 2009年5月号掲載>
詳しくは、..........business.nikkeibp.co.jp
80年代半ばまでは「キリンラガービール」の苦味の強い味わいが受けていたが、「アサヒスーパードライ」の登場で状況は一変。
サントリーは86年に貯蔵工程で熟成させるラガータイプの「モルツ」を投入し、翌年シェアを9.5%に伸ばし、当時業界3番手のアサヒビールに迫った。だが、スーパードライの躍進によって引き離され、94年にはシェア5.9%まで落ち込んでいた。
サントリーがビール事業参入46年目にして初めての営業黒字と、サッポロビールを抜きシェア3位を達成できたのは、2005年夏から売れ行きに火がついた高額商品「ザ・プレミアム・モルツ(プレモル)」の存在が大きい。プレモルの350ミリリットル缶の平均価格は260円程度で、レギュラービールより2割ほど高い。ビールの高額市場といえば従来、サッポロの「ヱビスビール」の独壇場だったが、そのシェアを奪うというよりも、プレモルが高額市場を拡大した格好だ。
ドライから30年 夕日ビールを王者に変えた元住銀マン
私の履歴書復刻版 アサヒビール元社長 樋口広太郎「回顧録」
アサヒビール(現在のアサヒグループホールディングス)の中興の祖といわれる元社長の樋口広太郎氏。1986年に住友銀行副頭取からアサヒビール社長に就任した。そして翌年にスーパードライを発売し、大ヒット。「夕日ビール」と呼ばれ、万年業界3位だった同社は、一気にビール業界のトップランナーに躍り出た。今もスーパーな存在だ。
詳しくは、..........style.nikkei.com
1986年の年明け、顧問としてアサヒビールに初出勤した私は、社長の村井勉さんに、いきなり厚かましいお願いをしました。
「今日から仕事を全部任せてもらえませんか」と。村井さんはあっさりしたもので、「ああいいよ。好きなようにやってくれ」でした。つくづく大物だなと思いました。
全責任を負うからには、会議などで気がついたことをどんどん指摘しました。それまでのやり方でこういう点が駄目だった、これからはこう直そうという具合に、遠慮せずに発言するわけです。出席している人たちはみな、村井さんの顔色をちらちらとうかがいます。
そんな時、村井さんはタヌキ寝入りをしておられたように見えましたね。
最後に私が「村井さん、失礼なことを申し上げまして」と言うと、「何の話やったかな。おれは寝ていたのかもしれんなあ」です。なかなかの人物です。
第1回 夢あればこそ 酒は少量、人生に酔う 人々との語り合いを糧に
第29回 アメフト 母校・会社で応援に熱 廃部する企業に継続説得
最終回 未来をひらく 個性・情報・夢を大切に 済んだ事はくよくよせず
朝日新聞 2017.9.29
ヤッホー、銀河ビール買収
クラフトビール最大手のヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)は28日、銀河高原ビール(岩手県西和賀町)を10月に買収すると発表した。
すべての株式と関連不動産を、日本ハウスホールディングスから買い取る。
買収額は非公表。
銀河高原ビールは、2000年代の地ビールブームの火付け役として注目を集めたが、拡大路線が裏目に出て06年に倒産。
その後は生産規模を縮小し、業績も低迷していた。
16年10月期の売上高は約9億円、営業利益は2600万円。
個性的な味が特徴のクラフトビール市場は成長が続いている。
ヤッホーは銀河高原ビールの経営を立て直し、さらなるシェアの拡大を狙う。
『ビール 「営業王」 社長たちの戦い』 を読んだ。
面白かった。
この本に登場したビール、発泡酒、缶チュウハイを飲んでみた。
ビール
アサヒスーパードライ、キリン(クラシック)ラガー・(新)一番搾り、サントリーザプレミアムモルツ、サッポロ黒ビール
登場しなかったが、ヱビス華みやび
発泡酒
キリンのどごし<生>
登場しなかったが、アサヒプレイムリッチ
缶チュウハイ
アサヒもぎたて24時間/まるごと搾りグレープフルーツ・オレンジライム、キリン氷結
登場しなかったが、サントリーほろよい/ぶどうサワー・白いサワーグレープフルーツ
飲んでみての、ぼくの好みです。
一番好きなのは、アサヒスパードライ。
時々は、ヱビス華みやび。
サントリー・ザ・プレミアムモルツは、あの華やかな香りが、ぼくは苦手だ。好きな人は、あの香りがめちゃめちゃいけてるんでしょうね。
発泡酒は、アサヒプレイムリッチ。これ一本で浮気なし。
缶チュウハイは、好みのものがなかった。
甘すぎて、ぼくは苦手。
女性をターゲットにすると、この甘さになるのでしょうか。
この甘さのお酒を酔っ払うまで飲むと気持ち悪くならないのかなあ。
缶チュウハイを飲む時は、タカラの缶酎ハイです。
『ビール 「営業王」 社長たちの戦い』 を読むと、アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーの売上高のシェアをめぐる熾烈な戦いの歴史が分かる。各社の浮き沈みが面白い。
おおざっぱには、下の記事の内容とビール類の市場占有率63%!のガリバー企業キリンの首位陥落のことが、主に書かれている。
ビール事業、46年目にして初の黒字
「プレモル」で“新文化”を徹底訴求
1963年に2代目社長故佐治敬三が立ち上げたビール事業は、サントリーの「やってみなはれ」というチャレンジ精神の象徴だ。苦い赤字の歴史を乗り越え、2008年に営業利益約30億円を記録、市場シェアも12.4%で初の業界3位に躍り出た。躍進のきっかけは、「すっきりした味」に嗜好が画一化されていた日本人のビールの飲み方に対する新提案にあった。(文中敬称略)
<日経情報ストラテジー 2009年5月号掲載>
詳しくは、..........business.nikkeibp.co.jp
80年代半ばまでは「キリンラガービール」の苦味の強い味わいが受けていたが、「アサヒスーパードライ」の登場で状況は一変。
サントリーは86年に貯蔵工程で熟成させるラガータイプの「モルツ」を投入し、翌年シェアを9.5%に伸ばし、当時業界3番手のアサヒビールに迫った。だが、スーパードライの躍進によって引き離され、94年にはシェア5.9%まで落ち込んでいた。
サントリーがビール事業参入46年目にして初めての営業黒字と、サッポロビールを抜きシェア3位を達成できたのは、2005年夏から売れ行きに火がついた高額商品「ザ・プレミアム・モルツ(プレモル)」の存在が大きい。プレモルの350ミリリットル缶の平均価格は260円程度で、レギュラービールより2割ほど高い。ビールの高額市場といえば従来、サッポロの「ヱビスビール」の独壇場だったが、そのシェアを奪うというよりも、プレモルが高額市場を拡大した格好だ。
ドライから30年 夕日ビールを王者に変えた元住銀マン
私の履歴書復刻版 アサヒビール元社長 樋口広太郎「回顧録」
アサヒビール(現在のアサヒグループホールディングス)の中興の祖といわれる元社長の樋口広太郎氏。1986年に住友銀行副頭取からアサヒビール社長に就任した。そして翌年にスーパードライを発売し、大ヒット。「夕日ビール」と呼ばれ、万年業界3位だった同社は、一気にビール業界のトップランナーに躍り出た。今もスーパーな存在だ。
詳しくは、..........style.nikkei.com
1986年の年明け、顧問としてアサヒビールに初出勤した私は、社長の村井勉さんに、いきなり厚かましいお願いをしました。
「今日から仕事を全部任せてもらえませんか」と。村井さんはあっさりしたもので、「ああいいよ。好きなようにやってくれ」でした。つくづく大物だなと思いました。
全責任を負うからには、会議などで気がついたことをどんどん指摘しました。それまでのやり方でこういう点が駄目だった、これからはこう直そうという具合に、遠慮せずに発言するわけです。出席している人たちはみな、村井さんの顔色をちらちらとうかがいます。
そんな時、村井さんはタヌキ寝入りをしておられたように見えましたね。
最後に私が「村井さん、失礼なことを申し上げまして」と言うと、「何の話やったかな。おれは寝ていたのかもしれんなあ」です。なかなかの人物です。
第1回 夢あればこそ 酒は少量、人生に酔う 人々との語り合いを糧に
第29回 アメフト 母校・会社で応援に熱 廃部する企業に継続説得
最終回 未来をひらく 個性・情報・夢を大切に 済んだ事はくよくよせず
朝日新聞 2017.9.29
ヤッホー、銀河ビール買収
クラフトビール最大手のヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)は28日、銀河高原ビール(岩手県西和賀町)を10月に買収すると発表した。
すべての株式と関連不動産を、日本ハウスホールディングスから買い取る。
買収額は非公表。
銀河高原ビールは、2000年代の地ビールブームの火付け役として注目を集めたが、拡大路線が裏目に出て06年に倒産。
その後は生産規模を縮小し、業績も低迷していた。
16年10月期の売上高は約9億円、営業利益は2600万円。
個性的な味が特徴のクラフトビール市場は成長が続いている。
ヤッホーは銀河高原ビールの経営を立て直し、さらなるシェアの拡大を狙う。