ゆめ未来     

遊びをせんとや生れけむ....
好きなことを、心から楽しもうよ。
しなやかに、のびやかに毎日を過ごそう。

久しぶりの 「京繁」 さん

2018年01月31日 | 食は文化だ
京繁  岐阜市 2018.1.31

うちのKさんは、お友達と食事に出かけたので、ぼくは久しぶりに 『京繁』 さんにランチに行ってきました。



            【豆腐


            【八寸



          【まぐろのお造り


           【呉豆腐


          【野菜の天ぷら


野菜の天ぷらは、揚げ立てです。
早食いのぼくもゆっくりと味わっていただきました。

          【お吸い物とご飯


お吸い物の旨さに感激。
ご飯も美味しくいただきました。

          【苺のデザート


今日も満席状態。
食事をしていると、必ずどなたかの 「ここのお料理は、美味しいね」 という声を耳にします。
ぼくも同感。 ごちそうさまでした。

             『 京繁 』

        住所 岐阜市鷹見町27
        TEL ( 058 ) 264 - 6622


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下田から干物をお取り寄せしました

2018年01月30日 | ゆめ未来
 ■ 小木曽商店  南伊豆下田 2018.1.30

我が家では、年に数回は下田の 『小木曽商店 本店』 さんから干物をお取り寄せします。



送料を払っても、安くて美味しい干物が手に入ります。
牛肉や豚肉は、専門店に行けばお金さえ出せば美味しいお肉が手に入ります。
しかし、物流が発達した今日でも、海辺のない岐阜では、新鮮で美味しく、しかも安くお魚を手に入れるのはなかなか大変です。
魚は、頭としっぽを落とすと、ため息が出るほどの高級品になってしまいますよね。

下田に行った時は、家へのお土産に必ず干物を送るのですが、その時は、 「小木曽商店 駅前店」 を利用します。
その方が、伊豆急下田駅に近くて便利です。

        『 小木曽商店 本店  』

       住所 静岡県下田市2-9-30
       TEL ( 0558 ) 22 - 0154

         小木曽商店 本店HP

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「天才と狂人の間」 島田清次郎

2018年01月29日 | もう一冊読んでみた
 ■ 天才と狂人の間/杉森久英  2018.1.29

風野春樹氏は 『島田清次郎 誰にも愛されなかった男』 のなかで杉森久英の 『天才と狂人の間』 に少し触れられています。

『天才と狂人の間』を早速、読んでみました。

杉森久英の小説。
小説家島田清次郎の波乱の生涯を描いた伝記小説。昭和37年(1962)刊行。同年、第47回直木賞受賞。
杉森久英は、さまざまな分野で活躍した人々の伝記小説を書き、昭和史の発掘にも尽力した。 (コトバンク)


若い時には、誰でも偉くなりたい、有名になりたいとの上昇志向をもつものです。
それが本人の成長の糧となり、ゆくゆくは豊かな人生を送る原動力となります。
結果、経験豊富な大人として成長する、とぼくは考えます。

しかし、島田清次郎の場合は、精神の揺籃期となる、「少年時代が余りに短すぎた」。
心が豊かに育たなかった。

 「彼はいつも征服という言葉を好み、勝利という言葉を愛した。

ぼくには、島田清次郎の人生は、余りにも息苦しい。

そんな島田清次郎の人となりをこの小説の中から追ってみました。

 結局清次郎を創作に駆りたてる根本の動機は、それによって有名になり、これまでの自分を見下していた連中に復讐しようという高慢心、あるいは功名心だということを、一番よく知っていたのは、ほかならぬ本人であった。だから彼は、何とかして偉くならなければならない。

 そして、ある朝気がついてみると、島田清次郎は時代の寵児になっていた

 大冊ではないけれど、一日に一冊の読書力である。怠惰を看板にしてノンシャランを気取る大正の作家気質の中では、毛色の変わった勉強家といわねばならない。それが文壇で嫌われた一つの理由でもあったが。

 しかしいずれにしろ彼は、文士には珍しい一風変わった勉強家にはちがいなかった。その神も宇宙も、人類の運命も民族の将来も丸呑みにしたような、誇大な予言者気取りは、そのころの社会革命家、人道主義者にも共通するもので、なにも島田清次郎だけの独得のものではなかったが、彼の文体にはなお、その少年のころ明治学院で聞き覚えたキリスト教の牧師の説教調と、北安田の聖者と呼ばれた暁烏敏の真宗の説教調が混合した奇妙な詠嘆調が流れていて、若い読者を感激させるだけの迫力を持っていた。

 島田清次郎は、人前ではどこまでも尊大に、倨傲に振る舞っていたけれど、内心は決して自分に満足せず、いつも不安と焦燥に駆られていた。彼は余りにも年少で世間へ出たので、一方では早熟の才能を誇る気持ちにもなったけれど、他方、基礎的な教養と、人生経験の不足を痛感しないではいられなかった。
 私は少年時代が少し短すぎた


 「天才で変わってるだけなら、いいんだけど、あたしはそれ以上に、どこかおかしいと思うよ。あの人の書いたもの、あたしもいくつか読んだけれど、ただ天才というだけじゃなくて、すこし病的だと思うよ。はっきり言えば気違いだね」

 まもなく彼は血と泥にまみれた姿で、人力車に乗り、池袋の通りを通行中、挙動不審のかどで交番の巡査に逮捕された。精神鑑定の結果、早発性痴呆症の中破爪病と決定して、東京府下西巣鴨庚申塚の保養院に収容された。

この小説は、冒頭、このような文章で始まる。

 島田清次郎が自分自身を天才だと信ずるようになったのは、彼があまりに貧しくて、父親もなく、家もない身の上だったからにちがいない。

      『 天才と狂人の間/杉森久英/河出書房新社 』

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日経平均株価は、2万4000円台を回復するか

2018年01月28日 | 捕らぬ狸の経済


 1月26日
 日経平均 2万3631.88円(-37.61円)
 TOPIX 1879.39(-5.17)
 出来高 15億3427万株
 長期金利(新発10年国債) 0.075%(-0.005)
 1ドル=109.03円(0.01円安)


 1月22日  2万3816円  13億4298万株 2兆3823億円
 1月23日  2万4124円  14億1512万株 2兆7548億円
 1月24日  2万3940円  15億2356万株 2兆9404億円
 1月25日  2万3669円  15億6333万株 2兆9626億円
 1月26日  2万3631円  15億3427万株 2兆9075億円

朝日新聞 2018.1.24
東証2万4000円台 26年ぶり


23日の東京株式市場は日経平均株価が3営業日連続で値上がりし、1991年11月以来、約26年2カ月ぶりの2万4000円台となった。
終値は前日終値より307円82銭(1.29%)高い2万4124円15銭。
年初来高値も更新した。
東京証券取引所第1部全体の値動きTOPIX(東証株価指数)は同19.15ポイント(1.01%)高い1911.07。
出来高は14億1千万株だった。

米国を中心とした世界経済の堅調さと、それに伴う企業業績の拡大への期待から、日経平均株価は今年に入ってから1300円以上値上がりするなど、上昇傾向が続いている。


■株探ニュース

今週の株式市場は、日経平均株価が2万4000円が壁に。中小型株の活況は続いた。
翌23日は、買い優勢で上値を追う展開が続き、昼に日銀の金融政策が現状維持と伝わると日経平均は一段高となり終値ベースで約26年ぶりに2万4000円の大台を回復した。
24日は、利益確定売りに押され4日ぶりに反落した。
25日は、さらに円高が進んだことが嫌気され大幅続落した。
週末の26日は円高が警戒され主力株を中心に買い手控えムードが強まり、日経平均は小幅ながら3日続落した。ただ、中小型株の物色人気は続いた。

日経平均株価は、前週比176円(0.74%)安の2万3631円と反落して取引を終えた。
週間の値幅は537円と、前週の399円から拡大した。
中小型株の活況で東証1部の値上がり銘柄数は1200と値下がりを大きく上回った。

1月23日(火) 26年ぶり2万4000円台回復、米株高と日銀現状維持で買い優勢
         日経平均 24124.15(+307.82)

1月24日(水) 4日ぶり反落、円高進行で輸出株中心に売り優勢
         日経平均 23940.78(-183.37)

1月25日(木) 大幅続落、急激な円高で主力株中心に売り膨らむ
         日経平均 23669.49(-271.29)


1月26日(金)  3日続落、円高警戒で主力株買い手控えも中小型株活況
         日経平均 23631.88(+37.61)


朝日新聞 2018.1.27
■来週の市場は/経済指標と企業決算に注目


来週の東京株式市場は、国内外の経済指標や本格化した上場企業の決算発表が注目される。
好決算が相次げば、日経平均株価は2万4000円台を回復するとの期待が高まっている。


1月第3週(1月15~19日)の投資部門別売買動向によると、現物株は外国人が2週連続で売り越した。
個人は2週ぶりの売り越し、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の動きを示すとされる信託銀行は2週ぶりの買い越し。


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      朝日新聞 2018.1.26
      円高加速 株高にブレーキ
     円一時108円台 ドル安容認? 発言受け

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25日の東京外国為替市場では一時、1ドル=108円後半と、約4カ月半ぶりの円高水準になった。
米財務長官がドル安を容認するかのような発言をしたことを 受け、ドルを売って円を買う動きが膨らんだ。
東京株式市場では円高を嫌った売りが広がり、株高にブレーキがかかった。

ダボス会議に参加しているムニューシン財務長官は24日の記者会見で、「貿易に関して言えば、弱いドルは明らかに我々にとってよいことだ」と発言した。

自国の輸出に有利に働くドル安の容認ともとれる異例の発言に市場は動揺。
米国がさらなるドル安を容認するとの見方が広がり、主要通貨に対してドルが売られた。
円相場は24日のニューヨーク外為市場で1ドル=108円後半まで急伸、25日の東京市場でもその流れを引き継いだ。
ユーロも対ドルで一時、約3年ぶりの高値水準となった。

ドルの全面売りを受け、ムニューシン氏は25日、記者団に、「ドルの為替市場はとても流動的で、短期的な動きは懸念していない」「長期的にはドル高は米国経済と世界の為替相場を反映する」などと語り、前日の発言の火消しに走った。

一方、25日の東京株式市場は、自動車など輸出関連銘柄を中心に採算悪化を懸念した売りが入った。
日経平均株価は2営業日連続で値下がり。
終値は前日より271円29銭(1.13%)安い2万3669円49銭だった。
東証1部は7割超の銘柄が下落した。 (五十嵐大介=ダポス、大隈悠)


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      朝日新聞 2018.1.23
      世界の富の8割 1%の富裕層独占

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国際NGO「オックスファム」は22日、世界で1年間に生み出された富(保有資産の増加分)のうち82%を、世界で最も豊かな上位1%が独占し、経済的に恵まれない下から半分(37億人)は財産が増えなかったとする報告書を発表した。
資産の偏在が格差拡大を招いているとして、世界の指導者に対策を呼びかけた。

報告書は、スイス金融大手クレディ・スイスによる家計資産のデータをもとに推計した。
昨年6月までの1年間で上位1%の資産総額は、株価の上昇などによって7625億ドル(約84兆円)増えた。
これは、1日1.9ドル未満で暮らす絶対的貧困をなくすのに必要な額の7倍以上にあたるという。

さらに下位半分の37億人分の資産総額を、米経済誌フォープスの長者番付と比べたところ、上位42人の資産総額(合計1兆4980億ドル)とほぼ同じだった。
昨年1月の報告書では、上位8人の資産総額に相当するとしたが、クレディ・スイスの調査に中国などのデータが追加されたため下位半分の資産総額を修正した。
同じ基準で前年の資産を再計算すると上位61人の分と同じになることから、前年より格差は拡大しているという。 (ダボス=寺西和男)


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      朝日新聞 2018.1.23
      新築マンション/90年以来の高値
     首都圏 平均5908万円

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2017年に首都圏(東京都と神奈川、埼玉、千葉の各県)で売り出された新築マンションの平均価格は、前年より7.6%高い5908万円だった。
「億ション」など超高額物件が増え、史上最高値だったバブル期の1990年(6123万円)以来の高値だった。

不動産経済研究所が22日発表した。
発売戸数は前年比0.4%増の3万5898戸で、4年ぶりの増加となった。
都心や横浜の人気エリアでは超高額物件が増え、1億円以上の物件は前年より52.4%増の1928戸にのぼった。
最高値は東京都港区にあるマンションの15億円で、平均価格を押し上げた。

一方で、契約率は都心や神奈川では好不調の目安の7割を超えているが、首都圏の平均は68.1%にとどまった。
東京都23区外や埼玉などの郊外エリアでは、価格の高止まりから買い控える傾向が見られ、50%台と低迷している。

今後の見通しについて、同研究所は「増税前の駆け込み需要を見越して郊外地域での供給が増え、平均価格は横ばいか下落しそうだ」としている。


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      朝日新聞 2018.1.23
      シェアハウス投資/トラブル相次ぐ
     会社員ら億単位出資…家賃支払われず

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トイレや浴室が共用の「シェアハウス」への投資を巡るトラブルが目立っている。
「家賃保証」で誘われた会社員らが銀行から1億円前後を借り、不動産会社に建設や管理を任せたのに、約束通りに家賃が支払われない事態になっている。
今後、資金繰りに窮する人が続出しかねない。

問題になっているのは会社が一括で借り上げる「サプリース」と呼ばれる物件。
会社員らがお金を借り、不動産会社がシェアハウスを建てて借り上げ、入居者募集や管理を担う。
オーナーの会社員らには「家賃保証」があり定額の賃料が長期間入るという触れ込みだ。

ところが最近、賃料が減額されたりゼロにされたりするケースが出てきた。
NPO法人運営の「サブリース問題解決センター」によると、最近1カ月で100件超の相談があった。
「減額を求められた」「業者を変えたい」など、トラブルは複数社で聞かれるという。
国民生活センターにも相談が寄せられている。
センターは「お金をもらえなくなる例があることも踏まえて慎重に検討を」と注意を促す。

首都圏で女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を手がける「スマートデイズ」(東京)は今月20日、オーナー数百人を集めた説明会で、今月から賃料を払えないと通告した。
参加者によると、入居率が5割を下回り、資金繰りが厳しくなったとの説明があった。
オーナーは1億円前後のローンを抱える人が多い。
スマートデイズの菅沢聡社長は「事業再建に向け、オーナーと真摯に向き合って対応したい」と話している。

サプリースでは節税目的の地主がアパートオーナーとなり、賃料でトラブルになるケースがあった。
シェアハウスは会社員のオーナーが多く、資金繰りがより厳しい懸念がある。 (久保智、藤田知也)



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「キングベリー」  りっぱな苺です

2018年01月27日 | ゆめ未来
 ■ 大熊果実店  岐阜市 2018.1.27

大熊果実店の 「キングベリー(岐阜産)」 をいただきました。

  日本を代表する品種となったアイベリーの大粒です。
  岐阜市長良の契約農家での有機農法栽培品です。




大きくて、りっぱな苺です。
甘くて、すごく美味しかったです。

           『 大熊果実店  』

        住所 岐阜市金町2丁目16番地
        TEL ( 058 ) 263 - 0465

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「キャトルセゾン MoRi」さんのお弁当

2018年01月26日 | お弁当/岐阜/
 ■ キャトルセゾン MoRi 岐阜 2018.1.26

昨年は、たびたびいただいた 『鉄板フレンチ キャトルセゾン MoRi』 さんのお弁当。
新年早々にいただきました。



何時、いただいても豪華で美味しいお弁当です。



  『 キャトルセゾンMORI (モリ)  』

    住所 岐阜市宇佐南4-5-5
    TEL ( 058 ) 268 - 2525

  鉄板フレンチ キャトルセゾン MoRi



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「ぎふ初寿司」 さんに行ってきました

2018年01月25日 | 食は文化だ
ぎふ初寿司 劇場通り店  岐阜 2018.1.25

久しぶりに、家族で 「ぎふ初寿司」 さんでお鮨を食べてきました。



今回は、「而今」がなかったので、「十四代 本丸」をいただきました。

「本日 お昼のランチメニューはありません」とのことで、注文票に食べたいお鮨を各々書きました。









今日のお鮨、いつもいただくランチメニューのお鮨より美味しいような気がしました。
気のせいでしょうかねえ。



『 ぎふ初寿司 劇場通り店  』

 住所 岐阜市日の出町2-8-7
 TEL ( 058 ) 264 - 5606


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毎年この時季は、「たか田八祥」 さんで河豚を!

2018年01月24日 | 食は文化だ
たか田八祥  岐阜市 2018.1.24




昨年、うちのKさんに大好評だった 「河豚」。
今年も河豚を目当てに 『たか田八祥』 さんにお邪魔しました。

    【牡蠣とピータンのゼリー寄せと竹の子


  【蕪と海老のすり流し、上には海老のクルトンを


          【お造り


    海老・平目・イカ

           【ふぐ刺し


今年は、三重県産 「安乗(あのり)ふぐ



器のふたを開けると 「蟹の真丈椀」 でした。



       【ホタテとカラスミのお鮨


        【もろこの焼きもの


         【鴨の石焼き


恐ろしいぐらいに高温に焼かれた黒石です。
鴨肉は、あっという間に美味しそうに焼けました。



           【八寸



写真上左から、
  くみ上げゆば 上にとんぶり
  あん肝


同下左から、
    寒干し大根
    なまこのこのわた
    鹿肉のジャーキー 上につくし


           【はりはり


はりはり」 たか田八祥さんの名物料理のひとつですね。




器の中は、 「すき焼き風煮物」 料理でした。


         【名物 のり茶漬け

〆は、これもたか田八祥さんの代表的な料理のひとつ 「のり茶漬け」 でした。



デザート」 は、
    紅まどんな
    シルバーテル(洋梨)
    苺
    栗のアイスクリーム


八祥さんにお食事に来るたびに驚かされのは、毎回違う料理が出されることです
これには、驚きとともに感動します。
しかも、どのお料理も手を抜くことなく、美しく丁寧な仕上がりです。
一品一品を味わって、美味しくいただきました。

ふぐ刺しは、大きめのお皿で供され充分堪能することが出来ました。
うちのKさんも今年の河豚には、その量と旨さにご満悦でした

楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまいました。
ごちそうさまでした。

         『 たか田八祥  』

      住所 岐阜市杉山町 17-2
      TEL ( 058 ) 262 - 1750


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南伊豆から 「ぽんかん」 が届きました

2018年01月23日 | ゆめ未来
ぽんかん  南伊豆 2018.1.23

南伊豆の友達から、 「ぽんかん」 が届きました。

昨年の暮れから、青ポンカンを取り寄せたり、友達から温州みかんを送ってもらったりと、たくさんのみかんに囲まれて豊かな気分になりました。
友よ、ありがとう。



箱を開けると、甘いスイセンの香りが漂ってきました。
南伊豆の早春の便りが届きました。


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「島田清次郎 誰にも愛されなかった男」

2018年01月22日 | もう一冊読んでみた
 ■ 島田清次郎 誰にも愛されなかった男/風野春樹  2018.1.22

風野春樹著 『島田清次郎 誰にも愛されなかった男』 を読みました。

一九一九年(大正八年)、島田清次郎はわずか二十歳の時、 『地上』 で華々しく文壇デビューを飾る。
批評家はこぞって絶賛し、作品は大ベストセラーとなる。初版は三千部。
続く、 『地上 第二部』 は、初版一万部。二日で売り切り、三月までに四万部が発行されるという爆発的な売れ行きとなる。
しかし、自分の天才を鼻に掛ける傲岸不遜な島田の言動は文壇では嫌われる。
海軍少将令嬢を誘拐監禁する事件を起こし、人気は一気に急落した。
晩年を、巣鴨の精神病院「保養院」に入院して過ごす。
享年三十一。
短い島田清次郎の一生でした。

そんな島田清次郎の短い生涯を描いたのが、精神科医の風野春樹氏のこの作品です。

  「俺は小説家の島田清次郎だ」/島田清次郎は本当に狂人だったのか

藤原英比古「狂人となった島田清次郎君を精神病院の一室に訪ふ記」/「主婦の友 1924年12月号」は、ギョロギョロ、目が特徴的な人物像のイラストを描いていますが、普通ではないように感じられます。
「院内で書かれた清次郎の葉書」の写真も奇異な感じを受けます。

島田清次郎の人物像を少し、覗いてみましょう。

 早熟で並外れた才能を発揮するが、奇矯な振る舞いも多く、最後には発狂して悲劇的な末路を遂げる。島田清次郎は確かに世間の期待する「天才」の要素を兼ね備えている。「天才」から「狂人」への転落というスキャンダラスな物語は、私たちの好奇心に大いに訴えかけるものがある。

 君のその余りにも大なる、最初はあり余る稚気から生まれ途中反抗的に増大した君のその自信と傲慢とは、心ある者をして反感や不快よりも寧ろ同情と愛とを抱かしむるが如き性質のものである。(英雄型の作家/橋場忠三郎)

 <自分のうちには恐ろしい暴君がすんでゐる>(『早春』より)
 清次郎はそう書き記している。


 清次郎は、本気で世の中を変えるつもりでいた。

大正時代のベストセラー作家ではあるが、今では、なかなか手に入りにくいし、見る機会もない島田清次郎の作品の特徴を見てみましょう。

 若者たちは『地上』の出現によって初めて、同世代の文学を発見したのである。同世代の感性で、同世代の人物を主人公に、同世代の読書に向けて書かれた小説、つまり現代で言う「ヤングアダルト小説」の祖が島田清次郎の『地上』であるともいえるだろう。

 清次郎の作品では、自分自身をモデルにした主人公を歯の浮くような過剰な褒め言葉で讃えたかと思うと、実存する知人を思わせる登場人物を、醜く悪辣な人物として描く傾向が強まっていく。

 『地上』を第三部で終わらせることができなかった清次郎は、その後も延々と『地上』を書き続けることになる。

清次郎は、どのような人生を送ったのでしょうか。

 清次郎はカリスマ的な人気作家になり、膨大な印税を手にしていた。さらに一般人には夢のまた夢である世界一周旅行まで控えていた。およそ作家として手に入れられるすべてを手に入れたといってもいいだろう。
 しかし、それでも清次郎は母離れできず、母もまた息子離れすることができなかった。


 「島田君はあの事件にも現れているとおり変態的な頭脳の所有者ですから普通道徳の愛で批判することは不可能なのです。道徳上の問題とすること迄もないと思うのです」
 「変態」というのは、当時流行していた言葉で、「異常」という意味である。現在の「変態性欲」の意味ではない。


 清次郎が催眠術をかけられる、と言い出したのは、一九二五年頃からのことらしい。池田隆徳も、「時々誰か催眠術を掛ける、前からそんな事がありました、其時は頭が苦しくなります、隣に居る人の布団が恐ろしく見えた、気味が悪い」という清次郎の発言を記録している。

寂しい晩年でした。

 文藝春秋や新聞を読んだり自分で著した「我れ世に敗れたり」を幾度も幾度もぱらぱらぱらとページを繰って蒼白な淋しい顔をして読んでゐる姿は実に気の毒な涙ぐましいものでした

 一人息子の清次郎を生涯愛し続けた母みつは、一九三二年(昭和七年)一月十五日に亡くなった。享年五十六。

 一九六二年(昭和三十七年)には、石川県出身の小説家杉森久英が、伝奇小説『天才と狂人の間』を刊行。第四十七回直木賞を受賞している。島田清次郎の名は、この作品によって広く知られることになった。

島田清次郎の「生きた人生」そのものが面白いだけに、この作品も大変面白かった。

      『 島田清次郎 誰にも愛されなかった男
                  /風野春樹/本の雑誌社
 』

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