ゆめ未来     

遊びをせんとや生れけむ....
好きなことを、心から楽しもうよ。
しなやかに、のびやかに毎日を過ごそう。

日経平均株価、75日移動平均線を超えられるか

2019年06月30日 | 捕らぬ狸の経済


 6月28日
 日経平均 2万1275.92円(-62.25円)
 TOPIX 1551.14(-2.13)
 出来高 11億5127万株
 長期金利(新発10年国債) -0.165%(-0.020)
 1ドル=107.63円(0.41円高)


 6月24日  2万1285円  8億3001万株  1兆4115億円
 6月25日  2万1193円  10億2985万株 1兆7305億円
 6月26日  2万1086円  9億3501万株  1兆6814億円
 6月27日  2万1338円  12億0436万株 2兆0034億円
 6月28日  2万1275円  11億5127万株 2兆0621億円

■株探ニュース 2019.6.29
--------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】4週続伸、米中首脳会談控え思惑錯綜も底堅さ発揮

今週の相場ポイント
1.日経平均は4週続伸、売買代金の低迷続くも2万1000円ラインは死守
2.週明け24日は売買代金が1兆4000億円強と約4年半ぶりの低水準に
3.週末の米中首脳会談が常に意識され思惑錯綜、為替動向にも振り回される
4.週後半には米中貿易協議の進展期待が急浮上、売り方の買い戻しで大幅高
5.米マイクロン・テクノロジーの決算発表を契機に半導体関連株に買い流入


週間 市場概況
今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比17円(0.08%)高の2万1275円と4週続伸となった。

G20大阪サミットと米中首脳会談を週末に控え、売り買いともに動きにくい週とみられていたが、27日(木)に空売り筋の買い戻しで日経平均は大幅に上昇、結果的にこれが今週の相場を前週比でプラスに導いた。
週を通じて日経平均は2万1000円台を割り込む場面はなかった。

24日(月)は超薄商いのなか日経平均は27円高と小幅プラス圏で着地。
「閑散に売りなし」とはいえ、この日の売買代金は1兆4000億円強と約4年半ぶりとなる記録的な低水準だった。
25日(火)は為替が一時1ドル=106円台に入る急激な円高を嫌気して全体相場は反落したが、下げ幅は100円未満にとどまり、意外な頑強ぶりを発揮した。
27日(木)は、今週の重苦しい流れを一気に吹き飛ばす上昇をみせた。
米中首脳会談で協議が進展するとの観測が強まったことが、売り方の買い戻しを誘発し日経平均を大きく押し上げた。
28日(金)は翌日に行われる米中首脳会談の結果を見極めたいとの思惑から買いが入らず、前日の反動もあり先物主導で売り優勢に傾いた。


来週のポイント
来週は29日に行われる米中首脳会談の結果次第で、相場が上下どちらかに大きく振れる可能性がある。
協議に進展があれば相場の大幅な上振れが期待される一方、進展がなければ下振れるが想定されるものの下げは限定的とみられる。


日々の動き(6月24日~6月28日)

6月27日(木) 大幅反発、米中首脳会談での進展期待で高値引け
         日経平均 21338.17(+251.58)  売買高12億0436万株 売買代金2兆0034億円


■モーニングスター 2019.6.29
--------------------------------------------------------------------------------
株式週間展望=G20通過で出尽くし/政治の季節、景気対策に注目、一目「雲」を意識

米中通商交渉の行方をにらむ展開となった今週(6月24~28日)、日経平均株価は一進一退で推移した。
市場が注目するG20(主要20カ国・地域)首脳会議(28、29日)でのトランプ米大統領と中国の習国家主席の首脳会談(29日)を受けて始まる来週(7月1~5日)は、いったん材料出尽くしの動きが想定される。

市場は短期的には米中首脳会談を好意的に織り込んだと考えられ、その通りの結果でも株高効果は限定されそうだ。
7月には利下げ観測のあるFOMC(米連邦公開市場委員会)が控え、円相場の先高感も意識される。
また、4~6月決算発表シーズンへ向けて企業業績への不安が高まりやすい。

株主総会後に支払われる配当の再投資の買いや、7月に拡大する傾向がある外国人買いといった需給面の期待要素もある。
しかし、同月1週目に限れば、昨年まで3年連続で日経平均は前週比で下落した。

テクニカルでは、日足一目均衡表の「雲」下限が指数の上値を押さえる形になっている。
同下限は来週2万1366~2万1232円で推移するが、ここを下回る状態が続くと、その後急低下する雲に相場が押し下げられる恐れがある。

来週の日経平均の予想レンジは一目均衡表基準線付近の2万900~2万1400円とする。
2万1000円台半ばで横ばい傾向の25日移動平均線を割り込まなければ、底堅さを評価する買いが拡大する公算だ。 (市場動向取材班)


株探ニュースのこの記事が、今の株式市場の現状を如実に示している。

 24日(月)は超薄商いのなか日経平均は27円高と小幅プラス圏で着地。
 「閑散に売りなし」とはいえ、この日の売買代金は1兆4000億円強と約4年半ぶりとなる記録的な低水準だった。


経済も政治も日本の社会も疲弊することおびただしく目も当てられない。
でも、一見平和で何事もない日本に見える。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「岐阜の地酒に酔う 2019」 申し込みをしました

2019年06月29日 | ゆめ未来
岐阜の地酒に酔う 2019    岐阜県酒造組合連合会 2019.6.29

27日、岐阜県酒造組合連合会から 『岐阜の地酒に酔う in 岐阜』 の案内が届きました。
28日、HP上で申し込み可能となる。早速、申し込みました。





       岐阜の地酒に酔う 2019』 申し込み受付はこちら

       みなさん、今年も会場で会いましょうね!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塩もみきゅうりと豚肉の炒め物

2019年06月28日 | お昼のおひとり様ご飯
塩もみきゅうりと豚肉の炒め物  きじまりゅうた    2019.6.28

   きょうの料理 2018年8月号
   塩もみきゅうりと豚肉の炒め物/講師 : きじまりゅうた


ポイントは、
  きゅうりは塩もみをして余分な水分を出しシャキシャキに炒めます。
  シンプルだからこそ、このひと手間が肝心!
  水っぽくならないで、きゅうりがたっぷり食べられます。


  材料(2人分)
 ------------------------------------------------
    きゅうり 3本
    豚バラ肉(薄切り) 200g
    削り節 適量
    塩・ごま油・黒こしょう(粗びき)
 ------------------------------------------------

  つくり方

1.きゅうりは縦半分に切ってから7~8cm長さ、5mm厚さの斜め切りにする。
  ポリ袋に入れて塩小さじ2/3を加え、空気を入れて口を押さえ、ふって塩をまぶす。
  空気を入れてふることで、塩が均等に行き渡る。
2.きゅうりが少ししんなりしたら、もみながら袋の空気を抜いて口を結んで閉じ、15分間ほどおく。
  この方法ならおもしをしなくても水分が早く出る。
3.豚肉は4cm長さに切る。
  きゅうりを袋から出し、水けをしっかり絞る。
  両手でギュッと握って水分を絞る。
4.フライパンにごま油小さじ1を中火で熱し、豚肉を入れて塩・黒こしょう各少々をふり、サッと炒める。
  色が変わったら、きゅうりを加えて2~3分間炒める。
  器に盛り、削り節をふる。
  肉の表面に火が通ったら、きゅうりを加える。

今、きゅうりが旨い。

 塩もみで水分を出してから加熱
 短時間で火が通り、歯切れのよい食感が楽しめる。




この一手間が、少々時間がかかるだけで、後はいたって簡単。
ご飯のおかずにもよし、ビールのお供によし。
美味しかったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日もにぎやかな サイゼリア

2019年06月27日 | 食は文化だ
サイゼリア    2019.6.27

サイゼリア』 にランチに行ってきました。
お店は、今日も食事を楽しむ人たちで一杯でした。

  イタリアンサラダ


  チョリソー


  ミラノ風ドリア


美味しいお昼ごはんを堪能しました。

料理の評判の良いお店。にぎやかなお客たち。
楽しく食事をしている人々とご一緒出来るのは最高に幸せです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みそかつの三和

2019年06月26日 | 食は文化だ
みそかつの三和    岐阜市 2019.6.26



みそかつの三和』 さんにランチに行ってきました。



メニューの中から、「厚切り味噌かつ定食」 を選びました。

メニューの下の方に、「海老フライ定食」もあります。
これは、次回の楽しみに取っておきます。




厚切り」 と謳っているだけあって、確かに「厚いかつ」。
でも、やわらかい肉でとっても美味しかった。

入口のドア張り紙に、ガア~ンとなった。
海老フライ売り切れ」 だって。

             『 みそかつ 三和 』

          住所 岐阜市神室町1-39
              レンブラントビル1F
          TEL ( 080 ) 5101 - 0444


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春キャベツと桜えびの和風コールスロー

2019年06月25日 | お昼のおひとり様ご飯
春キャベツと桜えびの和風コールスロー    斉藤辰夫  2019.6.25

ぼくでも作れる簡単な料理。
手間いらず。でも、ビールのお供に美味しい、この一皿。

   きょうの料理 2019年4月号
   春キャベツと桜えびの和風コールスロー/講師 : 斉藤辰夫


ポイントは、
  「生でサラダ」こそ、春キャベツの真骨頂!
  桜えびやポン酢しょうゆでご飯にも合う味にアレンジ。


  材料(2~3人分)
 ------------------------------------------------
    春キャベツ 150g
    桜えび(乾) 10g

    =A=
    マヨネーズ 大さじ4
    ポン酢しょうゆ 小さじ2

    塩

 ------------------------------------------------

  つくり方

1.キャベツはせん切りにしてボウルに入れ、塩少々をふって5分間ほどおく。
2.別のボウルにを混ぜ合わせる。
  水けをしっかり絞ったキャベツと桜えびを加え、よく混ぜる。
  すぐに食べられるが、少し時間をおいて味をなじませてもよい。




今日の料理は、ぼくの大好きな斉藤辰夫さんの料理、その2です。
斉藤さんの料理は、簡単で手間いらず。 それでいて美味しい。
期待の持てる一品。

マヨネーズが少し強調されるような気もしますが、マヨネーズ好きのぼくだから、ドンマイ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタリアン・シューズ  今日は郵便物は来ない

2019年06月24日 | もう一冊読んでみた
イタリアン・シューズ/ヘニング・マンケル    2019.6.24  

「訳者あとがき」

 『イタリアン・シューズ』 は、タイトルは柔らかくても内容はハードボイルドかもしれないという気がしていたのだが、これはまったく予想外の作品だった。
 ハードボイルドからは程遠い、一人の男の良心の告白の本である。


ミステリではなかったが、ぼくには大変面白く、久々に夢中になれた小説でした。

 私は寒いときに、より強く孤独を感じる。
 私は二方から攻められ、常に闘っている。寒さと、そして孤独と。
 私が毎朝氷を打ち砕いて穴を開けるのはそのためだ。もし遠くから双眼鏡で私の行動をのぞき見る人間がいたら、頭がおかしくなって死ぬ準備をしていると思うかもしれない。素っ裸で、凍てつく寒さの中、手に斧を持って氷に穴を開けようとしているなど、正気の沙汰でない、と。


主人公のヴェリーンは、頭の天辺が少し薄くなりつつある、老齢期に入った元外科医。
この人物、嫌な癖があり余り愛すべき性格ではない。
毎朝習慣にしていることも、少々おかしい。

 私は計画どおりの人生を歩むはずだった。

 「いえ、誰にでも行くところはあるものよ。でもわたしはあなたにここで会いたかった。あなたと話したいことがあるの」
 「そうらしいね」
 「なにそれ。そうらしいって。あなたはなにもわかっちゃいない。」


 人は森の中や町でよく道に迷うが、自分の中でも道に迷うことはよくあるものだ

ヴェリーンは、嘘つきだ。 その嘘とは。

 嘘はいつも重いもの。最初は重さを感じないかもしれないが次第に重くのしかかってくる。

 たいていの話には小さな、ほとんど気づかないような嘘が混じっていることに気がついた。人は昔からそうしていたのだろうか、と思ったものだ。自分の望む方向に話を進めるために、人はいつもほとんど気づかないような嘘を交えてきたのだろうか?

 「嘘をつくことは子どもにいい影響を与えない。子どもは嘘に苦しむ。大人も同様だが。」

 「なぜ知っているといままで言わなかったの?」
 「きみのハンドバッグの中を見たことが恥ずかしかったからだ。誰かが私にそんなことをしたら、私は激怒するだろうから」
 「あなたはいつもこそこそ人のものを探ってたじゃない。昔からそういう人だったわ」
 「そんなことはない」
 「いいえ。本当です。わたしたち、もう嘘をつく余力などないんじゃない?」
 私は顔を赤らめた。彼女の言うとおりだった。


 「私たちは若かった。二人とも、いつも正しく行動できるほど自分自身のことがわかっていなかった。正しく行動するのは、真実を言うのはむずかしいものだ。嘘をつくほうが簡単ということがあるのだ」

 「あなたには真実というものがないの? 嘘ばっかりなの?」

友人もなく、孤独に暮らしているが、唯一顔を合わす郵便配達人のヤンソンとも仲良くやっていけない。

 今日は郵便物は来ない。

ハリエット、その娘ルィース
ジアコネッリ、アグネス、シマ
ハンスとのやり取りは、たまらなく面白い。

 「貧乏人は軽蔑されると、子どものときからの体験で学ぶ。彼女たちは自分の身体を切りつける、見ず知らずの人をナイフで襲う、でも心の中では理由もわからない痛みを感じて悲鳴を上げているのよ」

 「憎しみを生きる力にするには限界があるのね。憎しみで生きていけると思うのは幻想ね。憎しみは生命力にはなれない。」

 死はなにものにも無関心。それが私を怖がらせる。

 はっきりわかったのは、人は死ぬ前に身辺整理をちゃんとしておかなくちゃだめ、ということ。

 わたしはその石をそこに置いた。その間ずっと神様が現れて話しかけてくれることをまっていたわ。でも神の声は低かった。わたしには聞こえなかったわ。ずっと神の後ろで叫んでいる者がいて、神の声など全然聞こえなかったの」
 「後ろで叫んでいる者とは?」
 「悪魔よ。悪魔は叫ぶの。わかったのは、神は囁き、悪魔は叫ぶということ。その二者が争っているところにわたしの場所はなかったわ。」


 特別大売り出しと広告を打って私の暮らしに入り込もうとする人たちに用はない、人生において特別価格などどうでもいいと。人生には本当に大事なことがあるはず。それがなにかはわからないけれども大事なことがあるにちがいない。割引券やスクラッチくじよりも大事な、目に見えない意義があるにちがいない、と。

 人生って、小さなボートに乗って荒れ狂う約束の海の間を渡ることよね。でも、人はいったいどれほどの約束を憶えているかしら? たいていの人は思い出すべきことを忘れ、思い出さなくてもいいようなことを憶えているものよ。

この物語で忘れられない話です。

 「わたしがその湖を見たい理由がわからないと言うの?」
 「そうだ。そのわけを知りたい」
 「それはわたしが生まれてからいままでの間にもらった一番美しい約束だからよ
 「一番美しい?」
 「そう、正真正銘唯一の美しい約束」


人が関わることの素晴らしさ、大切さを教えてくれるお話でした。

  ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ

  カラヴァッジョ展、2019年8月から20年2月まで札幌、名古屋、大阪を巡回

    『 イタリアン・シューズ/ヘニング・マンケル/柳沢由実子訳/東京創元社 』


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週も2兆円を下回る閑散相場が続くか

2019年06月23日 | 捕らぬ狸の経済


 6月21日
 日経平均 2万1258.64円(-204.22円)
 TOPIX 1545.90(-14.00)
 出来高 15億3666万株
 長期金利(新発10年国債) -0.170%(変わらず)
 1ドル=107.45円(0.22円高)


 6月17日  2万1124円  9億3471万株 1兆6498億円
 6月18日  2万0972円  10億2384万株 1兆7752億円
 6月19日  2万1333円  11億6763万株 2兆0365億円
 6月20日  2万1462円  10億1796万株 1兆7926億円
 6月21日  2万1258円  15億3666万株 2兆7182億円

■株探ニュース 2019.6.22
--------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】3週続伸、米中首脳会談開催・米利下げの確度高まる

今週の相場ポイント
1.日経平均は3週続伸、商い低調が続くなか売り方の買い戻しで上値指向に
2.米中首脳会談が開催される方向となり、両国の貿易摩擦に対する懸念後退
3.18~19日のFOMCを受け年内利下げの確度が高まり、市場心理改善
4.週末21日は為替の急速なドル安・円高進行を嫌気して先物主導で売られる
5.週末の売買代金は大きく膨らむも、英FTSEリバランスによる特殊要因


週間 市場概況
今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比141円(0.67%)高の2万1258円と3週続伸となった。

今週は18~19日に行われた米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大のビッグイベントで、これを強く意識する形で思惑が錯綜するスペシャルウィークとなった。
結果的に2万1000円台の攻防は買い方が勝利する格好となったが、売買代金は低水準でリスク選好の流れを肌で感じられるような相場ではなかったともいえる。

17日(月)は日経平均が狭いレンジでもみ合い、結局わずかにプラス圏で着地。
日経平均寄与度の高い一部の値がさ株が買われ全体を支えたが、値下がり銘柄数が圧倒的に多く、実際は売り優勢の地合いだった。
その地合いを引き継ぎ18日(火)は151円安と軟調、フシ目の2万1000円台を割り込んだ。
しかし19日(水)はガラリと雰囲気が変わることになる。
G20サミットに合わせ米中首脳会談が行われる方向となり、これが米中摩擦に対する懸念を後退させ売り方の買い戻しが一気に進んだ。
また、FOMCの結果を前に金融緩和期待を先取りする形で買いが入り、日経平均は360円を超える上昇となった。
21日(金)は急速に進む円高が嫌気されて反落。
前日の裏返しで先物を絡めた売りで200円強の下げを余儀なくされた。
なお、この日、売買代金は大きく膨らんだが、英FTSEリバランスの影響が大きく実質は2兆円を下回る閑散相場が続いている。


来週のポイント
来週は週末に米中首脳会談を控えているだけに様子見ムードが強まるとみられるうえ、為替の円高が重石となり、上値が重い展開となりそうだ。

日々の動き(6月17日~21日)

6月18日(火) 3日ぶり反落、円高に振れ2万1000円台割れ
         日経平均 20972.71(-151.29)  売買高10億2384万株 売買代金1兆7752億円


6月19日(水) 急反発、米株高を受けリスク選好ムード高まる
         日経平均 21333.87(+361.16)  売買高11億6763万株 売買代金2兆0365億円


6月21日(金) 3日ぶり反落、円高や地政学リスクで売り優勢
         日経平均 21258.64(-204.22)  売買高15億3666万株 売買代金2兆7182億円


■モーニングスター 2019.6.22
--------------------------------------------------------------------------------
株式週間展望=リスクオンと円高の綱引き/G20や中東情勢もにらむ、低金利歯止め掛からず動揺

低金利に伴うリスクオンと円高の間で、日本株相場が揺れている。
今週は日米で中央銀行のイベントがあり、緩和姿勢が強調された。
欧州でもドラギECB(欧州中央銀行)総裁が追加緩和に含みを持たせる中、世界的に金利が低下している。
また、一触即発の中東情勢や、週末のG20大阪サミット(主要20カ国・地域首脳会議)での米中首脳会談の可能性など複数の要素が絡み合う来週(24~28日)は、日経平均株価の動きも読みづらい。

19日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、声明文の文言修正を通じて7月の利下げへ向けた地ならしが行われた。
委員会メンバーの見通しは依然割れているものの、金融市場では債券を中心に年内2回以上の利下げが織り込まれつつある。
米国の10年債利回りはフシ目の2%を割り込み、日本の長期金利も連動して21日はマイナス0.2%に肉薄した。

こうした動きに、株式市場は少なからず動揺している。
長期金利のマイナス0.2%は、日銀がイールドカーブコントロール(YCC)政策において許容する下限に当たる。
このため、建前通りこれ以上のマイナス金利の深掘りを許容しないのであれば、利下げに傾く米国との金利差は今後縮小していく。

金利差縮小は基本的に円高要因とされる。
外国為替市場ではドル・円が1ドル=107円割れに迫った。
ドル安・円高とほぼ連動して、日経平均も急落し、21日は前日比で一時241円値下がりした。

黒田日銀総裁は20日の金融政策決定後の会見で、追加緩和を辞さない考えを表明している。
しかし、日銀の打つ手はあまり残されていないという見方が主流だ。
マイナス金利の許容幅拡大や制限撤廃というオプションは、銀行の収益悪化という副作用があるだけに慎重にならざるを得ないだろう。

一方、足元の円高には、中東での地政学リスクの高まりも影響しているという指摘もある。
米軍の無人偵察機がイランで撃墜されたことを受け、トランプ米大統領はいったん報復攻撃を承認して撤回したと伝わった。
この日はこの報道と前後し、為替の円高が加速した。
タンカー攻撃事件から間もない不穏な動きに、市場も警戒感を強めている。

低金利を強気材料としつつ、それに付随する円高がマインドを曇らせる綱引きのような状況が来週も先行しそうだ。
ただ、28、29日のG20ではトランプ大統領と中国の習主席の会談が行われる見通し。
米中摩擦の緩和期待が高まることで、週後半は買い方が勢いづく可能性がある。

テクニカルに目を向けると、日経平均は日足一目均衡表の「雲」下限に跳ね返される形で陰線を引いた。
水準的にも大型連休前に買った向きによる戻り売りが強まり始めたと考えられる。
「雲」の上限(現在は2万1557円)を突破できるかが、シコリ縮小の判断材料の一つだ。


日経平均の想定レンジは2万850~2万1650円とする。 (市場動向取材班)

今週の日経平均株価は、薄商いの中、75日線を巡る攻防となるか。
ぼくは、結果を寝て待つ。

--------------------------------------------------------
    朝日新聞 2019.6.21
    みんかぶの目/投資透視
    無人の高速エレベーター
    AI取引、そして誰もいなくなる?

--------------------------------------------------------

相場は「懐疑のなかで育つ」とはよく言ったもので、どこを向いても強気が闊歩するような環境より、強気と弱気が相半ばした半信半疑の状態の方が、上昇する相場にとってはるかに心地よい状況といえます。
しかし、強弱観が対立する構図はプレーヤーの参戦あってこそ。
活気が失われれば、相場の輝きそのものが消えてしまいます。

さて、最近の東京株式市場。
市場参加者の不足が顕著で、売買代金の低下が際立っています。
東証1部では、1日の売買代金が2兆円を下回れば“閑散商い”とされます。
6月に入ってからは、これを下回る日が多く、日によっては1兆6000億円前後、“超閑散”というレベルにまで落ち込むのも珍しくない状況。
では日経平均株価はというと、2万1000円台で底堅い値動きを示し、決して弱い相場とはいえないのですが、個人、機関投資家の資金が離散している局面にあることは確かです。

ここで、マーケットの売買シェアに目を向けてみましょう。
国内資金が退潮する一方で、最近の売買代金全体の75%前後は外国人投資家の売り買い。
ある証券アナリストは、「そのうちの半分くらいはアルゴリズム取引など、高速で自動売買する人工知能(AI)によって占められている」と指摘します。
人間の感覚では到底理解できないスピードで大量の指し値注文を怒濤のごとくはわせる「超高速取引(High Frequency Trading)」。
英語の頭文字からHFTとも呼ばれ、いわば血の通わぬ機械ならではの取引です。

「板」つまり売買の注文状況は目まぐるしく変化し、速度において人間は勝負にならず翻弄されるのみ。
プロのディーラーにとどまらず、個人投資家の退場を誘発しています。
売買代金の低迷は証券業界にとっても、手数料収入の減少に直結し、切実な問題であることはいうまでもありません。

こんなマーケットは、例えれば無人のエレペーターが上下動を繰り返し、無機質な機械音だけが響くビル。
人の気配はなく、ガヤガヤとした活気も感じられません。
寂しいようですが、相場観を働かせ、渾身の買いを入れるという人間臭いアナログ的な投資の技は、すでに用無しとなってしまっているのが実態なのかもしれません。

ですが、個人投資家がいなくなるような相場は、金融情報を扱う私たちにとっても切実な問題。
AIのはざまで人間がどう戦うか。
その意義と戦略について考えることも、情報ベンダーに課せられたテーマといえそうです。 (ミンカブ 中村潤一)


--------------------------------------------------------
    朝日新聞 2019.6.22
    飛騨・高山・下呂の3酒蔵タッグ
    「黄金比」ブレンド酒

--------------------------------------------------------

飛騨地域を代表する日本酒をつくろうと、飛騨、高山、下呂の三つの酒蔵がブレンド酒を発売した。
同じ材料でつくった酒を独自の比率でブレンド。
海外にも認知されてきている「SAKE」をより広めようと、外国人の好みを反映させた日本酒になっているという。

販売が始まったのは「飛騨三蔵ブレンド酒」(720ミリリットル、税込み1998円)。
地域を訪れる外国人観光客に「日本酒といえば飛騨」と印象づけようと、飛騨の渡辺酒造店、高山の船坂酒造店、下呂の奥飛騨酒造の3社が協力。
各社こだわりを持ってつくっている酒をブレンドするという新たな道を選んだ。

18日には3社の社長が完成を祝い、高山市の観光名所「古い町並」にある船坂酒造店を訪れた外国人客にブレンド酒を振る舞った。
味見した外国人からは「香りが良くフルーティーだ」との感想が聞かれた。

発案は、渡辺酒造店の渡辺久憲社長。
日本酒の国内需要は減少傾向が続いている。
海外に日本酒をPRするため、半年ほど前から地域の酒蔵に声をかけ、開発を進めてきた。

県産の酒米「ひだほまれ」を使い、同じ酵母で酒を仕込んだ。
同じ製法でも蔵の環境で味に個性が出る。
外国人が好む味を探るため、ブレンド比率を変えた3種類を準備。
5月には高山市を訪れた観光客約80人に味見してもらい、意見を元に「黄金比」を見つけ出したという。

船坂酒造店の有巣弘城社長は「各蔵の酒をブレンドするというのは信頼関係がないとできない。
同じ方向を向いて、日本酒を世界にアピールしたい」と話す。 (山下周平)




渡辺酒造店 飛騨 吟醸 蓬莱

船坂酒造店 深山菊

奥飛騨酒造 初緑


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「和風洋食 とん亭」 さんのお弁当

2019年06月21日 | お弁当/岐阜/
とん亭    2019.6.21

今日は、 『とん亭』 さんのお弁当です。
いただいているお弁当の中では、一番大きいお弁当です。
この記録は、まだ破られていません。



豚肉の焼肉、鶏の唐揚げ、ハンバーグ、海老フライなど食べきれないほど豪華なお弁当です。



お腹いっぱい、美味しいお弁当をいただきました。 満足、満足、大満足。




     『 和風洋食 とん亭  』

  住所 岐阜市栄新町3-125 仁科ビル1階
  TEL ( 058 ) 294 - 4764



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イカの姿フライ

2019年06月20日 | ゆめ未来
Lor7 どちら      2019.6.20=2

コンビニやスパーに買い物に行くと、ぼくがすぐ目をやるのが 「珍味コーナー」。
そう、お酒のつまみを探しています。 キョロキョロ・ジィーと。

近年、歯が弱くなりまして、イカ製品は敬遠しがちなのですが、それでも、気になるのが 『イカの姿フライ』。
小袋入りで、おもちゃのような商品だけど、量も値段もぼくにはとっても手頃で便利。

先日、ローソンとセブンどっちがおいしいだろうかと気になってしまった。
そこで両方買ってみました。



   ローソン 「いかの姿フライ」 対 セブン 「いかフライ

ローソンのいかの姿フライのほうが、パンチがありぼく好みかなあと感じました。
セブンは味のバランスもよく、この種の珍味としては上品な美味しさです。
他の会社の品も試してみたい。 第一候補としては、成城石井。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする