ゆめ未来     

遊びをせんとや生れけむ....
好きなことを、心から楽しもうよ。
しなやかに、のびやかに毎日を過ごそう。

ノースライト

2019年07月29日 | もう一冊読んでみた
ノースライト/横山秀夫  2019.7.29  

横山秀夫作 『ノースライト』 を読みました。
地味なミステリだったが面白かった。

 吉野伊左久
 藤宮春子
 金子工務店若社長
 池園孝浩
 鳩山
 繁田
 能勢
 岡嶋
 青瀬

大人とは、面倒くさいものだ。
素直に相手の実力や能力を認めれば良いものを、その簡単なことがなかなか出来ない。
競争社会に生きる者の宿命なのか。
素直になれないのは、競争社会で生きる時だけでなく、夫婦の関係にまでに及んでいる。
ぼくたちは、心も経済的にも本当に豊になったのだろうか。
でも、子どもへの愛情だけは本物だと信じたい。

 誰かと生きていく未来を思い描こうとするなら、最も身近に居る、未来を手放した両親の生きざまと向き合わざるをえなくなる。

 父は願っていたろうに。夢見ていたろうに。

 あの日、あの瞬間、青瀬は「建築家」だった。両足で大地を踏みしめ、堂々と胸を張り、世界に向けて「ここに我あり」と名乗りを挙げたのだ。

 日本人以上に日本文化を深く洞察していて驚かされることばかりです。ブルーノ・タウトを再発見し再考するということは即ち、日本を見つめ直すということに外ならないんです

 <出っこないさ。でも想像はできた。二人は『同心梅』だったのさ>

 人間はそう簡単には死なない。人間はいとも簡単に死ぬ。どちらも本当であるなら、どちらか望むほうを望めばいい。

 翌朝も空に鳥の姿はなかった。

 風は自然に岡嶋の耳に吹いたのか。誰かが吹かせたのか。

 血じゃないんだ。過ごした時間なんだ。

 誰もがそうであるように、過去より今が大切だった。

        『 ノースライト/横山秀夫/新潮社 』


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元祖 みょうがぼち

2019年07月06日 | しあわせかんじるあまいもの
とよだや    岐阜県北方町 2019.7.6



毎年、田植えの時季になると食べたくなる和菓子のひとつが 「みようがぼち」。
今年も、『とよだや』 さんの 「元祖 みょうがぼち」 を買いに行ってきました。




初夏の味!」。



ひとついただくと、すぐにまた、いただきたくなる素朴な味わい
なつかいし田舎のお菓子です。



コメント (2)
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弁当 「おばん菜 KAPPO MINORU」

2019年07月05日 | お弁当/岐阜/
おばん菜 KAPPO MINORU    2019.7.5



一年ぶりの 『おばん菜 KAPPO MINORU』 のお弁当です。




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「彩花」 久しぶりのランチ

2019年07月03日 | 食は文化だ
彩花    岐阜県瑞穂市 2019.7.3

うちのKさんと 『彩花(いろは)』 さんにランチにうかがいました。



昨年の3月以来、久しぶりです。
今日は、「ステーキランチ+紅茶」 をいただきました。

                    【 前菜


                  【 野菜サラダ


             【 ステーキと白身魚のフライ


                   【 ご飯


                   【 紅茶


ランチの種類は3種類のみ。
料理の内容は、変化に乏しいのですが、その美味しさに足が向いてしまいます。
今日も満席状態で、盛況でした。




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豚肉ととうもろこしのコロコロ炒め

2019年07月02日 | お昼のおひとり様ご飯
豚肉ととうもろこしのコロコロ炒め  本田明子    2019.7.2

ぼくでも作れる簡単な料理。
手間いらず。でも、ビールのお供に美味しい、この一皿。

  カレースプーン1本で!
  計量いらずおかず


  きょうの料理 2019年6月号
  豚肉ととうもろこしのコロコロ炒め : 本田明子


ポイントは、
  スプーンで炒め、スプーンで味をつけ、
  スプーンでパクパク食べるおかず。
  とうもろこしが出回る時季にぜひつくってください。


  材料(2~3人分)
 ------------------------------------------------
    豚肩ロース(豚カツ用/1cm厚さ) 2枚(200g)
    とうもろこし 1本(正味/約200g)
    ピーマン 2コ(70g)

    バター  カレースプーン×1
    しょうゆ カレースプーン×1

    塩・こしょう
 ------------------------------------------------

  つくり方

1.とうもろこしは長さを半分に折り、生のまま実を包丁で削り取る。
  ピーマンはヘタと種を取り、1cm四方に切る。
  豚肉は1cm角のサイコロ状に切る。
  ※コーン缶(ホールタイプ)の場合は、(大)1缶(190g)を汁けをきって使う。

2.フライパンにバターをスプーン1入れて中火で溶かし、豚肉を入れて塩2つまみを
  ふって炒める。
  肉の色が変わったら火を少し強め、とうもろこし、ピーマンの順に加えて炒め合わ
  せる。

3.全体がアツアツになって、とうもろこしに火が通ったら、しょうゆスプーン1、
  こしょう少々で味つけし、ひと混ぜして火を止める。
  味をみて足りなければ塩またはしょうゆ少々で調える。



とうもろこしがとっても甘くて美味しい。
バターしょうゆとの相性抜群。
ほんとうに美味しい一皿でした。
後日、家族にも作ったのですが大好評。 また作って!だって。

標準の調理時間は、10分。
ぼくで20分程。
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「ブルーバード、ブルーバード」  二分四十秒後、音楽が沈黙したころには

2019年07月01日 | もう一冊読んでみた
ブルーバード、ブルーバード/アッティカ・ロック  2019.7.3  

 題名の「ブルーバード、ブルーバード」とは、アメリカを代表するブルースマン、ジョン・リー・フッカーの曲「ブルーバード」からとったものだ。
第十二章に登場しているが、「ブルーバード、ブルーバード、この手紙を南へ届けてくれ」という歌詞ではじまる歌である。
また、ジョン・リー・フッカーと並ぶブルース・シンガーのラィトニン・ホプキンスにも「ブルーバード、ブルーバード」という曲があり、その歌詞はほとんど同じ。
いずれも家を出て遠く南の町にいる恋人に思いをよせたブルースなのだ。ちなみに、ダレンの母親の名前が「ベル」なのは、この曲の歌詞にちなんだ命名かもしれない。 (解説/吉野仁)


ブルーバード、ブルーバード』 を読みました。
前半p200ぐらいまでは、なかなか波に乗ることが出来ませんでした。
その後は、面白く読み進めることが出来ました。

翻訳者の文章との相性の問題なのでしょうか。面白いとの評判のミステリでしたが、少し苦戦した感があります。

アメリカ南部の社会情勢、人種問題がよく理解できていれば、もっと感動が深かったかも知れません。

 ハイウェイは永遠に人々を乗せてジェニーヴァのそばを流れていく。

 「気高さは、闘いのなかにある。すべてのもののなかにある」

 一日のうちに人生の向きをぐるりと変えてしまうような愛。

 話はいつもそんなふうにはじったものよ、とランディはいった。

 「誰だって自分の望みどおりにやればいい----男だろうと、女だろうと、なんだろうと」

 「いくらほしい?」そのほうが簡単だったので、ダレンはいった。何もしなければ母親は不機嫌になる。いい年をした女の----自分はずっと過小評価されてきたと思っていて、そのことに腹を立てている女の----ふくれっ面を見ることになるのだ。ベルは自分の人生に関わりのある男たち、とりわけ息子には、貸しを充分に返してもらっていないと思っていた。

 バッジがなければ、自分など何者でもない。家に帰れ。

 「いちかばちかやってみるなら、知っている悪魔を相手にするよ」ジェニーヴァはいった。

        『 ブルーバード、ブルーバード/アッティカ・ロック/高山真由美訳/ハヤカワ・ミステリ 』

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