5月29日
日経平均 2万0563.15円(+11.69円)
TOPIX 1673.65(+0.89)
出来高 32億9190万株
長期金利(新発10年国債) 0.390%(-0.005)
5月25日 2万0413円 20億5248万株 2兆1467億円
5月26日 2万0437円 19億1395万株 2兆0543億円
5月27日 2万0472円 25億5180万株 2兆7725億円
5月28日 2万0551円 31億1908万株 3兆2639億円
5月29日 2万0563円 32億9190万株 3兆6663億円
朝日新聞 2015.5.26
【東証1部】
25日、日経平均株価は続伸。
円安ドル高の進行を好感して7日連続で上昇し、22日に付けた年初来高値を更新した。
上げ幅は140円を超え、約15年1カ月ぶりの高値となった。
朝方から企業業績の改善を期待する買いが優勢で、午後は高値警戒感からの売りと押し目買いが交錯し、高値圏でもみ合った。
「市場では、『10連騰となり先高に対する警戒感があるものの、極端な過熱感はなく、押し目を入れながら堅調に展開しそうだ』(中堅証券)との声が聞かれた。」
「11日連続高は1988年2月に13日続伸して以来、27年3カ月ぶり。」
などなど、強気の発言が目につきますが、最近の東京株式市場の動きについて、2015年5月29日の朝日新聞の記事から抜き書きしてみました。
朝日新聞 2015.5.29
東証 「10連騰」 バブル期以来
止まらぬ「驚きの相場」
東京株式市場で28日、27年3カ月ぶりに10営業日続けて値上がりした日経平均株価。
「下がると思っても値が落ちない驚きの相場」。
証券ディーラー意外感を隠さない。
5月の日経平均で終値が下がったのは2営業日のみ。
株価の上げ下げを勝敗に見立てれば15勝2敗の「圧勝」だ。
日本銀行や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの公的マネーが大崩れしない相場をつくり、外国人投資家も日本株を買い越す。
株価を1株当たり利益で割った予想株価収益率(PER)は東証1部が17倍。
米市場の約19倍に比べて割安だ。
バブルの1989年末には60倍以上あったという。
そうは言われても、2013年の5月下旬から6月にかけて、ぼくは大変な思いをしたことを覚えています。
あのときの地獄をみる恐怖感は、並大抵のものではなかった。
世の強気の見通しは心強いし、うれしいのですが、こうまで株価が上がると、どうしても心に不安がよぎります。
来るぞくるぞと狼少年のようですが。
朝日新聞 2015.5.30
【東証1部】
29日、日経平均株価は小幅高。
11日続伸し、バブル期以来の連日上昇の期間を更新して引けた。
米国の年内利上げ観測に伴って円安ドル高基調が持続し、大手企業の海外収益が円換算で拡大すると期待された。
平均株価は2万0600円を超える場面があった。
ただ、高値警戒感も根強く、一時は利益確定寄りで下落した。
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朝日新聞 2015.5.30
5月の景況判断
3地域上方修正
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内閣府は29日発表した5月の地域経済動向で、全国11地域のうち、中国、四国、九州の景況判断を上方修正した。
中国と九州は米国向けの自動車生産が増え、四国は金属工作・加工機械ほどの生産が伸びた。
他の8地域の判断は据え置いた。
分野別では、個人消費はまだ全国的に消費増税の影響が残る。
3大都市圏や観光が好調な地域(北海道、北陸、九州、沖縄)は比較的堅調だが、それ以外の地域では動きが弱いという。
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朝日新聞 2015.5.26
輸出額増も貿易収支赤字
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財務省が25日発表した4月の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を差し引いた「貿易収支」は534億円の赤字だった。
3月は2年9カ月ぶりの黒字だったが、4月は原油の輸入量が1年前よりも9.1%増と、10カ月ぶりのプラスとなったうえ、原油価格も前月から値上がりしたことなどから、2カ月ぶりに赤字に転じた。
全体の輸出額は前年同月比8%増の6兆5515億円で、8カ月連続で増えた。