12月22日
日経平均 2万2902.76円(+36.66円)
TOPIX 1829.08(+6.47)
出来高 14億8922万株
長期金利(新発10年国債) 0.050%(-0.005)
1ドル=113.40円(0.17円高)
12月18日 2万2901円 16億1363万株 2兆6934億円
12月19日 2万2868円 14億5899万株 2兆3912億円
12月20日 2万2891円 16億6124万株 2兆5498億円
12月21日 2万2866円 14億5182万株 2兆3215億円
12月22日 2万2902円 14億8922万株 2兆4038億円
■モーニングスター
過去10年(07-16年)の年最終週の日経平均の値動きをみると、直前週末に対して大納会の終値が上昇していたケースが7回ある(下落は3回)。
平均騰落率はプラス0.71%だ。
データからは、再び2万3000円台に乗せる可能性が高い。
■株探ニュース
今週の株式市場は、日経平均株価は2万3000円大台を前に足踏みが続いたが、TOPIXは3日連続で年初来高値を更新した。
日経平均株価は、前週比349円(1.55%)高の2万2902円と3週ぶりに反発して取引を終えた。週間の値幅は262円と、前週の516円から大幅に縮小した。
12月18日(月) 5日ぶり急反発、米株高や円安でリスク選好買い
日経平均 22901.77( +348.55)
12月22日(金) 小反発、方向感に欠くも銀行株、資源関連に買い
日経平均 22902.76( +36.66)
■来週の市場は/26年ぶり年末高値を更新か
来週の東京株式市場は、29日の大納会で1991年につけた終値2万2983円77銭を上回り、26年ぶりの年末高値を更新するかが焦点となりそうだ。
高値警戒の売りと、米法人税減税の経済効果に期待する買いが交錯する展開で、2万2200円~2万3200円で推移するとの見方が多い。
来週はクリスマス休暇で、海外勢の積極的な取引は限定的とみられ、持ち高を傾けにくい展開が予想される。
米減税期待は根強いものの、スペイン・カタルーニャ自治州の独立問題や、挑発行動を繰り返す北朝鮮の動向次第では、神経質な取引が続きそうだ。 (朝日新聞2017.12.24 共同)
先週の日経平均株価は、比較的平穏に推移しました。
これがぼくにとっては、何よりです。
大きく下落しなければ、まずまず満足です。
さて、大納会の株価ですが、「26年ぶりに高値を更新する」でしょうか。
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朝日新聞 2017.12.2
知りたい投信/なるほどリッパー
日本株上昇どうして?
株価の出遅れと利益改善が要因
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日本株は、26年ぶりの高値を付けました。
要因はいろいろありますが、米国株と比べた株価の出遅れと、日本企業の利益改善に集約できます。
米国株が2013年から最高値の更新を続けているのに対し、日本株は出遅れています。
米国の大型株約500銘柄で構成される「S&P500」と「東証株価指数(TOPIX)」を比べてみましょう。
S&P500は、リーマン・ショック前年の07年に付けた当時の過去最高値よりも7割ほど高い水準で推移しています。
一方、TOPIXは07年の高値を超えたものの、バブル期の1989年に付けた過去最高値には遠く及ばない水準です。
株価は出遅れているものの、日本企業の利益は著しく改善しています。
財務省「法人企業統計」で、金融業、保険業を除く全産業について、四半期ごとの経常利益(季節調整値)の推移をみてみましょう。
過去に株価が高値圏にあった1989年は10兆円、2007年は15兆円を超えましたが、今年は20兆円を上回る水準です。
最大のリスクは米国株
「企業の増益と低金利が続く」というシナリオに支えられて米国株高が続くという好環境では、日本株の上昇も続くと予想されます。
しかし、主要な米株価指数は米国の経済規模(国内総生産=GDP)と比較すると、既に高い領域です。
株高のシナリオに少しでもほころぴが生じれば、米国株はもちろん、日本株がともに下げるリスクは大きいでしょう。 (DZH 野口文高)