goo blog サービス終了のお知らせ 

ゆめ未来     

遊びをせんとや生れけむ....
好きなことを、心から楽しもうよ。
しなやかに、のびやかに毎日を過ごそう。

日経平均、買い材料難続き下値を探る展開か

2020年08月23日 | 捕らぬ狸の経済


 8月21日
 日経平均 2万2920.30円(+39.68円)
 TOPIX 1604.06(+4.86)
 出来高 9億1028万株
 長期金利(新発10年国債) 0.030%(変わらず)
 1ドル=105.51円(0.51円高)


8月17日 2万3096円  8億1922万株 1兆5014億円
8月18日 2万3051円  9億7425万株 1兆7717億円
8月19日 2万3110円  9億1533万株 1兆6966億円
8月20日 2万2880円  9億4567万株 1兆7748億円
8月20日 2万2920円  9億1028万株 1兆6777億円


■株探ニュース 2020.8.8.22
--------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】3週ぶり下落、買い材料に乏しく下値試す展開

今週の相場ポイント

1.日経平均は3週ぶりに下落、買い手掛かりに欠けるなか下値試す展開に
2.米国のファーウェイ輸出規制強化など米中摩擦の激化懸念が嫌気される
3.米国ではS&P500やナスダックが最高値更新とリスクオン相場継続
4.FOMC議事要旨ではFRBが追加緩和に消極的とみられ手控え材料に
5.週を通じて薄商いで売買代金は2兆円台を大きく下回る閑散相場が続く


週間 市場概況

今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比369円(1.58%)安の2万2920円と反落した。

今週は買い手掛かり材料が少なく、薄商いのなか、前週の日経平均が大幅上昇した反動もあって見送りムードの強い地合いとなった。
日経平均は再び2万3000円台を下回った。
また、売買代金は週を通じて2兆円台に大きく割り込む閑散商状となった。


17日(月)は日経平均が200円近く下げ、5営業日ぶりに反落した。
前週末の米国株が上昇一服となり、米中摩擦への警戒感なども背景に買いが手控えられた。
朝方発表された20年4~6月期のGDP速報値がリーマン・ショック時をはるかに上回る戦後最大の落ち込みとなったことも見送りムードを助長した。

18日(火)は米国が中国ファーウェイに対する輸出規制を強化すると発表、これがネガティブ材料となり続落となったが下げ幅は小幅だった。

19日(水)は前日の米国株市場でS&P500指数、ナスダック総合指数ともに過去最高値をつけたことなどが好感され反発。
ただ、上げ幅は60円弱にとどまった。

20日(木)は再びリスクオフとなり日経平均は230円の下げ。
FOMC議事要旨でFRBが追加緩和に前向きではないとの見方が広がり、米株安に追随する形となった。

21日(金)は日経平均が朝方は高く始まり2万3000円台を回復したが、その後は伸び悩んだ。
前日の米国株市場で主要株指数が高くナスダック総合指数は史上最高値を更新、これを受けリスク選好でスタートしたが、上値は重く、米中摩擦や円高基調を警戒する売りが上値を押さえた。


来週のポイント

来週も買い材料難が続くとみられるうえ、円高基調もあって下値を探る展開となりそうだ。

日々の動き(8月17日~8月21日)

8月17日(月) 5日ぶり反落、GDP落ち込みで利食い売り優勢
         日経平均 23096.75(-192.61)  売買高8億1922万株 売買代金1兆5014億円

8月18日(火) 続落、米中摩擦懸念と円高を警戒し売り継続
         日経平均 23051.08(-45.67)  売買高9億7425万株 売買代金1兆7717億円


8月19日(水)3日ぶり反発、商い低調も内需株買われ切り返す
         日経平均 23110.61(+59.53)  売買高9億1533万株 売買代金1兆6966億円


8月20日(木) 反落、米景気の先行き不安から2万2300円台割れ
         日経平均 22880.62(-229.99)  売買高9億4567万株 売買代金1兆7748億円


8月21日(金) 小反発、買い先行も円高基調を警戒し上昇幅を縮小
         日経平均 22920.30(+39.68)  売買高9億1028万株 売買代金1兆6777億円


セクター・トレンド

(1)全33業種中、26業種が下落
(2)値下がり率トップのソニーなど電機やダイフクなど機械といった輸出株が売られた
(3)国際石開帝石など鉱業、ENEOSなど石油といった資源関連株が安い
(4)三菱UFJなど銀行、東京海上など保険といった金融株も軟調
(5)ニトリHDなど小売り、三井不など不動産といった内需株の一角は堅調
(6)JAL、ANAHDなど空運が値上がり率トップ


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)

1(3) 2020年のIPO
2(1) デジタルトランスフォーメーション(DX)
3(2) 巣ごもり コロナ禍でも業績成長トレンドまっしぐら
4(4) 5G
5(14) 2019年のIPO
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



■モーニングスター 2020.8.22
--------------------------------------------------------------------------------
株式週間展望=夏枯れも底堅いか、「物色の柱」不在/好需給が支え、米金融政策は注視

巨大IT企業やEV(電気自動車)大手のテスラを中心に盛り上がる米国市場に対し、日本株相場に覇気がない。
夏枯れムードを強めた今週(17~21日)は日経平均株価の上値が重く、前週比369円安の2万2920円と2万3000円を下回ったまま週末の取引を終えた。
ただ、需給面は依然として良好で、商いが低調なまま推移した場合も下値は限られそうだ。


東証1部の売買代金は今週半ばから2兆円を割り込み始め、エネルギー不足の様相を強めた。
日経平均は反発した21日も序盤の買いが一巡した後は勢いがなく、防戦一方といった動きで安値引け。
TOPIX(東証株価指数)も一時1600ポイントを割り込むなど、軟調な展開となった。

日米の株価指数を比較すると、今週の騰落率は日経平均がマイナス1.6%だったのに対しNYダウ(20日時点)はマイナス0.7%、ナスダック総合指数(同)はプラス2.2%と差がついている。
この間、米株はアップルの時価総額が2兆ドル(約210兆円)に達し、テスラは株価が1年前の10倍に近い2000ドルの大台に乗せている。

新型コロナウイルスをめぐる状況が国内外で予断を許さない中で、勝ち組銘柄への選別物色の傾向が強くなっている。
米巨大IT企業のような絶対的存在を持たず、テスラに相当する全員参加型の物色の柱も見当たらない日本は決め手に欠ける。
リード役として期待されるソニーも、アクティビスト(物言う株主)の売却が判明し相場の士気が下がった感がある。

もっとも、信用買い残の水準は低く、大崩れはしないという見方が市場では根強い。
ここ直近で調整を深めた半導体関連株の押し目を拾う動きの拡大も想定され、来週(24~28日)は日経平均が底堅さを示すと考えられる。

中期的には株式市場を支える米国の金融政策の動向が焦点だ。
FRB(米連邦準備制度理事会)が19日に公表した7月28、29日のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨は、追加緩和の期待をやや後退させる内容だった。
来週は米ワイオミング州ジャクソンホールでの経済シンポジウムが27、28日にオンライン形式で行われ、中銀首脳らの発言に注目が集まる。

27日に4~6月期GDP(国内総生産)改定値が出る。

日経平均の想定レンジは2万2700~2万3400円とする。 (市場動向取材班)

  提供:モーニングスター社



経済も政治も日本の社会もどんよりと重苦しい。
かんかんなのは、天気ばかりか。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« なすのえびマヨ 杉本節子 | トップ | チェリー ヘロインに酔うこ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

捕らぬ狸の経済」カテゴリの最新記事