小学生5,6年生を対象したオリンピック選手養成事業の見学をした。この養成事業は県単位で実施しているものであり,スポーツの才能を早めに見出し,将来オリンピック選手を輩出しようとするものである。
この事業の興味を引く部分は,全県のほとんどの小学校が参加していることである。まず,最初に小学校の授業の中で選考会が開催される。それはあくまでも授業の一環として行う。学校は,選考会の結果を本部に報告すると,本部から地域単位で開催される選考会へ選抜選手を集め,第2次の選考会を実施する。
最後は,県庁所在地に赴き,最終選考を行う。このようにして,最終的に40人程度のスポーツ能力に長けた選手を選び3年間かけて様々な競技を体験させて能力の目を伸ばし,オリンピック選手育成を目指すというものである。
そして高等学校の推薦枠の中に,この養成事業で選ばれた選手のための推薦入試の枠が用意されている事に驚いた。
以下に,体育振興への力の入れようが伝わってくる。
この事業を見学しながら,シーグラントエクステンションが実施している,海洋オリンピックを思い出した。シーグラントエクステンションが主催して行う児童生徒の海洋に関する検定試験である。全米各地で開催され,毎年数多くの児童生徒が参加している。最近の国際問題や国内消費動向を鑑みると,海洋振興(日本の場合は水産振興である)が水産業従事者や後継者育成を目的とするだけでなく広く一般人を対象とした広義の水産教育として強く打ち出す必要があろうかと思う。
この事業の興味を引く部分は,全県のほとんどの小学校が参加していることである。まず,最初に小学校の授業の中で選考会が開催される。それはあくまでも授業の一環として行う。学校は,選考会の結果を本部に報告すると,本部から地域単位で開催される選考会へ選抜選手を集め,第2次の選考会を実施する。
最後は,県庁所在地に赴き,最終選考を行う。このようにして,最終的に40人程度のスポーツ能力に長けた選手を選び3年間かけて様々な競技を体験させて能力の目を伸ばし,オリンピック選手育成を目指すというものである。
そして高等学校の推薦枠の中に,この養成事業で選ばれた選手のための推薦入試の枠が用意されている事に驚いた。
以下に,体育振興への力の入れようが伝わってくる。
この事業を見学しながら,シーグラントエクステンションが実施している,海洋オリンピックを思い出した。シーグラントエクステンションが主催して行う児童生徒の海洋に関する検定試験である。全米各地で開催され,毎年数多くの児童生徒が参加している。最近の国際問題や国内消費動向を鑑みると,海洋振興(日本の場合は水産振興である)が水産業従事者や後継者育成を目的とするだけでなく広く一般人を対象とした広義の水産教育として強く打ち出す必要があろうかと思う。