国富論の中で、小さな政府,神の見えざる手によって市場原理が成り立つと説いた。
しかし,彼は利益だけを追い求めるのではなく、共感することも重要であるとも主張する。
それが本来の市場原理のもとである。
にもかかわらず、多くの人々は利己心に走り共感の原理を忘れている。
政府や政治家も研究者も忘れている。
利己心のみを主張すると破壊(自然、人間,,,)がおきる。
共感の原理を忘れさられないようにする必要がある。そのためにはどうするか?
「互いを尊重し合い,対等に対話してはじめて創造性と互恵性が生み出される。」ことは様々な研究で明らかになっているが,
創造性と互恵性とはすなわち共感を生み出すことである。その際に必要なのは体験の共有であると私は考えている。本物の体験を共有するプロセスの中で対等な対話によって本物の価値が理解され共感が広がっていくのである。