水圏(海洋)リテラシー教育の一環として港区の高浜運河での探究活動を行う海街コミュニティ・スクール。今年,2回目の活動が開催された。今年の目標は,港区型ブルーカーボンの定義の構築と実践だ。
夏休みの自由研究として地元の小中学生に参加していただく。港南,芝浦,の小中学校の生徒さん。また,Xを見て来た,という埼玉県の高校生の姿も。大学生8名,小中高生8名で4チームを作り,御館橋下の観察ポイントに釣りカメラを持って出発。
事前に,探究のプロセスを確認。できるだけ客観的に観察すること,客観的な観察はとても難しい。観察を基にして課題発見,そして仮説設定。仮説設定は検証可能性を考える。以上をまとめていただき,大人グループの前で発表。晴らしい観察と仮説の発表であった。新しい研究の種が満載。これがアウトリーチ,エデュケーションの醍醐味である。
子どもたちの発想に,20名集まった大人たちも驚愕。子どもたちの取り組みが議論に火をつけ,熱心な議論が繰り広げられた。大人たちの思い,それはつながりだ。水辺を通して色々な人達と繋がりたい,その思いがつよいのだ。今まで我慢してきたのだ。これからは,みんなで考えて行動していくのだ。沿う熱い想いを感じた。
さて,その可能性を具体的にどのように作っていくのか。8月下旬にまたあつまって話し合いをする予定だ。