Late for the Sky
いよいよあと二枚。で、ジャクソン・ブラウンはどうしても既にあげたファーストとこれは棺桶に入れて貰いたい。ポール師匠と彼は日本に来るたびに見に行っていて、お互い歳をとりながらの付き合いをさせていただいてる。最初は確か大学一年(1980年!)の時に武道館でのライブ。当時所属していたアコースティックギター研究会なるサークルのみす先輩と日置と行った。ホールドアウトツアーだったけど、バンドがRunning on emptyツアーのメンツ(リンドレー、ケルトナー、グローブ、コーチマー、ペイン、バトラー!!) だったので前作からもガンガンやって、The Load OutからStayとかリンドレーとバトラーの掛け合いも聴くことができた。既に35年以上も前の体験なんだけどしっかりと脳裏に焼きついている。Late for the Skyは日本人ファンが最も愛してる曲だろう、ライブのたびに声がかかり、やったりやらなかったり。やってくれるたびに涙出ます。2015年3月11日の来日ライブでは震災についてのステートメントのあと「Before the deluge」を演奏、現代社会への警鐘を歌い上げた。彼は極めて内省的な作家であるが故に、自身の恋愛、政治観、環境、社会課題を自分ごととして歌っており、愛と反戦、反核を同軸線で語っている。盟友のグレン・フライは逝ってしまったが、彼には是非もっともっと歌い続けて欲しいと心から願う。
今のところの彼の最新作である「Standing in the breach」(難局にあたって)も名盤である。
*My 55 LPsは2016年1月に55歳を迎えるにあたってのこころのベスト55です。
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