当店、一国オート販売は、、、ホンダ、ヤマハ、スズキの3メーカーの正規販売店をしております。
正規販売店ですので、、、メーカーからのいろんな情報が毎日何通も届き(インターネットの時代ですので、毎日パソコンのチェックは欠かせません)、それらすべてを目を通す事も自分達のお仕事のひとつでもあります。
その情報には、、、新型車発売情報や、、、部品、用品の情報、、、バイク整備の技術的情報、、、バイク業界の情報、、、など様々な情報が飛び込んできます。
当店、20日21日の2日間を連休させていただきましたが、、、22日に出勤してパソコンを開くと、、、
Y社より エンジン暖気運転励行の啓発のお願い というサービスニュースが届いていました。
↓ がその文面になりますが、、、
クリックして開いて下さい。
内容としましては、、、暖機運転をする事で、エンジンの燃焼室内のカーボン堆積が改善され、カーボン堆積が原因の故障(カーボン噛みなどの故障)を防止出来ます、、、という文面になります。
エンジン始動直後は、、、ガソリンの噴射量が多く、その状態でスロットル全開の急発進や空ぶかしなどを行うと未燃焼ガスが多く発生し、その結果カーボンが堆積しやすいです。
カーボン堆積を改善するには暖気運転が有効ですので励行をお願いします。
このサービスニュースの文面には スクーター全般 原付一種(50cc)スクーターにおきまして、、、とありますが、50ccスクーターだけがこの様な現象が起きるのではなく、バイク全般に起きる事だと思います。
ですが、50ccのスクーターはカーボンによるエンジン不具合が多いのは事実で、、、現場で対応している自分達メカが一番対応に追われているのも事実です。
また、カーボンの堆積だけが不具合ではなく、エンジンオイルのガソリン希釈・増量や結露による白濁などの現象も起こります。
これら現象もエンジンにとって非常に悪いです。(当ブログの2016年3月14日の記事にもこの事は書いてありますので、是非読んでみてください。 ↓ クリック )
http://blog.goo.ne.jp/ichikokuath/d/20160314
暖機運転をするだけで、エンジンの不具合を防ぐのに有効ですので、運転者様には行っていただきたく、今日の記事にいたしました。
是非暖機運転の励行をお願いします。
エンジンは、、、大きな部品や小さな部品の集合体で、、、その部品ひとつひとつには、、、エンジンが暖気後に最適な寸法になるように設計がされ、正常に機能いたします。
冷間時の高負荷運転は各部品への負担が大きいので、劣化を早めることがありますので、暖機運転が有効です。
これはバイク全般に当てはまります。