2017年、年が明けてからの通常営業が始まったのが、、、8日からで、、、そして、17日18日は連休を頂いて、、、
休みが多くて?まだ稼動日が少なく、、、
でもお客様は待ってました!とばかりにご来店いただいています。
ありがたい事なので、、、すが、、、
定期点検や車検、、、そして修理のバイクもたくさん持ち込まれて、、、
現在は出来上がりまでの期間を少し多めにいただいています。
なるべく、早く、作業をしてお渡ししたいのですが、、、
そんな忙しい日々なのですが、、、
老メカ受け持ちで、、、
エンジンがかからない! 修理を3台も! 預かってしまいました。
その中の1台ですが、、、
走行中をはじめてすぐにエンジンが止まってしまい、、、持ち込まれた50ccスクーターですが、、、
セルモーターは勢い良く回り、ピストンは往復運動をしているのですが、、、
もう、、、エンジンが空回りしていて、、、コンプレッション(圧縮)を感じられません。
シリンダーコンプレッションゲージで計らなくても、、、限りなく0? の雰囲気です。
エンジンが運転する為の3要素、、、
良い圧縮
良い混合気
良い点火
のひとつの 圧縮 がありません。
圧縮が無くなってしまう故障には、、、
ガスケット不良やバルブやピストンのトラブルなどいろんな事が考えられるのですが、、、
たまに あるある の原因のひとつに、、、カーボン噛み という現象が、、、起きていると思われます。
カーボン噛み、、、とは、、、
燃焼室に堆積したカーボンの一部が剥がれて、、、その剥がれたカーボンがバルブのフェイスに、、、
たまたま、、、挟まってしまい、圧縮が漏れてしまう、、、トラブルです。
この修理の対処法は、、、
いくらセルモーターを回しても復活が見込めない場合は、、、
シリンダーヘッドとピストン、シリンダーをオーバーホールするのが、、、正攻法なのですが、、、
腰上のオーバーホール、、、分解して、燃焼室やピストンヘッド、バルブ、バルブシート、ポートのカーボン除去が主な作業で、、、時間とオーバーホール費用が、、、かかります。。。
でも腰上のオーバーホールをすれば、、、完全な整備状態でお客様にお渡しが出来るので、、、お勧めですが、、、
壁になるのが、、、費用という大きな壁です。
また、、、ここまでの作業を望まないお客様ももちろんいらっしゃって、、、
そんなお客様の意向に沿うような、、、
裏技?的な修理方法で復活すれば、、、お客様の負担や自分達メカの時間が節約できる、、、かも知れないので。。。
ダメモトで、、、とりあえず、、、こんな作業を、、、してみます。。。
あくまでも、、、ダメモトですので、、、やっぱりオーバーホールをしないと、、、復活しない事もありますが。。。
つづく。。。
昨年残した、、、宿題、、、
忘れている訳ではありませんが、、、
なかなか、、、
すみません、、、
やんなきゃ。。。