村の笛吹きの、日々のこと。

茨城県東海村のこうやフルート教室の講師、市村明日美の、ちょっと思ったことなどを、ひそかに書いています♪

人のいないところへお散歩

2021年01月04日 | 日々のこと

 年明け、今日まで夫がお休みだったので、毎日、朝、二人でお散歩に行き、午後は教室で仕事する、という日々を過ごしていました。

 人のいないところばかりです。というか、こんなご時世でなくても、私の行きたい場所は、いつも、人のいない場所ばかりなので、安心といえば安心ですし、人がいる場所に行けない!!っていうストレスも無いです。

 行きたい場所は、なんとか自然公園、とか、海、とか、田んぼ、とか、林、なので、密にはなりそうにない…。

 それでも、遠くに行って、家の外でトイレを使わないといけない場所、ってなると、この状況で、どうなんだろう、と思って、出かける気にならず、…本当は、涸沼とか、その周りの田んぼとか、お散歩したいですね…。涸沼のオオワシさんは、今年も来てくれるかなあ…。

 昨日は、久慈川の河口に行きました。

 風が無い。いいお天気。

 

 堤防?というか、高くなっている場所で、河口にいるウミネコやカモメ、ウ、などの鳥を見ていました。

 良いお天気で日が差すとあったかいし。

 

 大きな望遠鏡みたいな、三脚付きのを持ったおじさんが来たので、こっそりと退散しました。

 なんとなく、そういう場所にいる、カメラマン!!みたいな人は苦手。個人的に、ですが。 

 うっかり話しかけられると、いろいろ面倒。そして、なんだかよく話しかけられる…

 海とか田んぼとかだと、すれ違ったら挨拶くらいはしないとおかしいかな、という遭遇の仕方なので、ご挨拶くらいはしますが、で、何だか話しかけられがちで、本当に感じの良い方もいらっしゃいますが、自分のカメラのデータを延々見せられて一コマずつ解説されたりとか、こんなところを歩いていたら危ない、と説教されたりとか、遠くからわざわざこっちにやってきて、今自分が撮っている風景にあなたが入ってて邪魔だと言われたり…。知らんわそんなん…。

 カメラを持った人に良い印象が無いので、自分も、他の人がいる場所では、カメラを出さないようにしています。(私のは本当にちっこいカメラですが)人目を盗んで撮影、それこそ変な人か…。

 昨日も、おじさんが大きな三脚とか持っていらしたので、あらま、邪魔にならないように退散しよう、そそくさ。という感じで下に降りて歩いていたら、なんだか、そのおじさんがこっちを見て大きく手招きしています。

 周りを見回しても近くに人はいない…ひええええ。なんだよう、やだなあ…。

 夫と、ひそかに、どうしよう…ってやっていましたが、夫が、これ、行くしかなくね?

 と、おじさんのところへ。

 なにやら二人で話しています。私も遅れて行ったら、カワセミがいるのを教えてくれたのでした。

 「そこにいるから、望遠鏡、覗いてごらん、」

 と、言われ、(このご時世、もちろん、顔をくっつけない程度に)覗くと、かわいいカワセミが!!

 「あなたの持ってるカメラでもこの距離なら写りますよ、撮ったらいいですよ」

 と、遠くから、ちゃんと私が鳥を見ていたのも見られていたらしい(笑)

 なので、撮ってみました。

 

 これが、鳥おじさんに教えて頂いたカワセミさんです!!かわいいいい!!!

 このあとすぐ飛んでいってしまいましたが、

 「その向こうにはホオジロガモのメスがいますね」

 と、私は気づいていなかった鳥情報を教えて下さり。あ!本当だ!!ホオジロガモのメスだ!!

 「あっちの松林には今アトリが来てますよ」

 えええ?本当ですかー?!じゃあ行ってみなきゃー!!

 

 おじさん、良いおじさんでした。

 教えてもらった松林で、アトリも見つけました!

 

 あんまり会わない鳥なので、おじさんありがとう!です。

 こんな世の中ですが、今年も冬の鳥が、ちゃんと日本に来てくれるのは嬉しいことです。

 

 鳥もがんばっているのですね!

 人間も、本当に、いろいろ大変なことになっているけど、がんばらないと!と、思うのでした。

 明日からレッスンも開始です!

 9時からなので、エアコンの予約をしてこようと思ったのに、教室のエアコンは、12時間以上先の予約ができないらしい!!!

 じゃあ、早く行って教室を温めましょう!