教室でレッスンしたり、オンラインレッスンしたり、そろそろ確定申告の準備をしたり、先日の演奏のお礼状を書いたり、と、まったりとわたわたしている日々です。
なーんか、先が見えなくて、テンションが上がりきらない感じですよね。
ここ数日の中学生の生徒さん、みんな元気が無いです。
何にもできないんです、って。
行事もできない、部活もできない、修学旅行も行けるかどうか分からない、…って。
私だってこんな状況はとっても、何だかなあ、って思うけれど、でも、大人は一回大人になってしまえば死ぬまで大人ですから。いや、そりゃ、まあいろいろあるけれども…今日は、うちの母も、電話で、イタリアにあと何回か行こうと思っていたのに、外国に行けるようになる前に歳とってダメかもしれないねえ、なんて言っていましたが…
でも、小学生、中学生、高校生、大学生…って、人生に一度だけの、とっても貴重な時間。
そんな貴重な時間を、不自由な思いをしながら、楽しいことがいろいろできないで過ぎていくのは、とってもかわいそう…。
私のように、学校行事やら、遠足やら、非日常は大の苦手!!よし!!高校は修学旅行の無いところにしよう!!って志望校を決めた人もいますが…それだって、いろいろ行事があったから、いろんな思い出が残っていますもんね…
早く、安心な暮らしになりたいですね。
日本中の子供たちが、みんな、すっごくたくさん我慢して、でもこの状況の中がんばっているのに、それでも、オリンピックはやる!って、国の偉い人たちが言うのは、何だか、そんな、日本中の子供たちに失礼な気がしてならない今日この頃。
でも、がんばって乗り切るしかないですけどね。頑張りすぎないように、がんばりましょう。
毎年たくさんの生徒さんが一生懸命がんばっている、ソロコンテストも中止になりました。
生徒さんたち、みんながっくりきちゃったようです。夏のコンクールもなかった、演奏会もできなかった、ソロコンは絶対がんばる!って、がんばっていた子がたくさんいたので。
しかし、今、みんな、管楽器の演奏ができなくなっているようで、生徒さんの学校も、それぞれ、工夫をして部活をしているようです。全員で打楽器をやるとか、体力トレーニングをするとか。
うちのフルート教室では、天井から床までのビニールカーテンを二重に設け、距離も取り、がんがん加湿し、ドアノブ消毒し、私はマスク着用のまま。やっています。ソーシャルディスタンスも、せっかく40畳あるので、有効に使おう。
中学生生徒さんが、ものすごい解決方法を考えてくれました。
「口とか鼻で息をするから良くないんだと思います」
ほうほう。それで??
「先生、人間って、皮膚呼吸もしてるんですよ」
おおおおお!!なるほど!!
皮膚呼吸機能をものすごく活性化できると良いかもしれない!!
これ、極めたら、体中どこにフルートを当てても音を出せる、みたいなかっこいい肉体になりそうです!!