深夜に月を観ていたら、昔、猫を飼っていた頃の不思議なことをふと思い出しました。
いつもは、近所の猫が自宅の縄張りに入ってくると、フーとかシャーとか言って威嚇し合っているのですが、ある満月の深夜に庭を見ると、家の猫と、近所で飼っている猫達が10匹位集まっていました。
月明かりを浴びながら、0.5メートル位の間隔で、どの猫も背中を丸めて目をつむり、じっと座っています。
何かを喋っているような、遠い昔を思い出しているような、恍惚とした表情をしています。
猫の集会を見たのは、後にも先にもこの時だけでしたが、翌朝にはいつもの、ご飯をおねだりする猫に戻っていました。
猫を飼ったことのある方なら分かると思いますが、飼っていると次第に猫と会話できるようになります。
喋らなくても意思が通じている感じです。
ある意味不思議な動物です。
夜に一緒に寝ていて、気配に気付いて目を開けると、こちらを目を見開いて顔のすぐ近くで見ていることもありました。
猫は、隙があれば飼い主を襲おうとしているという人もいましたが、その通りかも知れません。
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