一日雨っぽい天気でした。たまに止むんですが、時々雪に変わったりでどこにいってもしょうがない感じでした。この三連休のうちでは、今日が一番自由度が高い日だったんですが、結局1000メートル泳いで獅子吼のクラブハウスで時間つぶして研究所へ出勤。そしたら、HEK293(ヒト胎児腎細胞をアデノウィルスのE1a/E1b遺伝子でトランスホームした細胞株、怖くないよ)が実験に使っていいくらいに育っていて、そのまま実験になだれ込んで仕事しちゃいました。明日も明後日も実験あるよー。
んで、マーベルか、カイエンか、パッションあたりでいい中古ありますかねぇ・・。
来年度予算成立 首相「賃上げの風、津々浦々まで」(産経新聞) - goo ニュース
賃上げ? だったら公務員のどーんと給料上げてよ。先ず隗より始めよってゆうやん。
アベノミクスの展望:信じることさ! (THE WALL STREET JOURNAL)
ジョシュア・ハウスマン氏(ミシガン大学)とヨハネス・ウィーラント氏(カリフォルニア大学サンディエゴ校)が21日にワシントンのブルッキングス研究所で提出する論文でアベノミクスについてこう述べています。「日本の次の大きな課題は、信頼感が成功を約束し、成功が信頼感を生むという一種の好循環を創出することだ」と。アベノミクスは、「3つの矢」から成っています。日銀による大胆な金融緩和、機動的な財政政策、そして成長を妨げている非効率さを是正するための成長戦略の3つ。ハウスマン、ウィーラント両氏は最後の2つの矢をそれほど重視していません。まあ、機動的な財政政策(つまり公共事業)の効果は一時的だし、成長を妨げている非効率さを是正するための成長戦略(つまり行政改革)は抵抗にあって政治的に安倍チャンにはできないんで、黒田日銀の金融政策しかないわけです。それを有効足らしめるには、さらなる「信心」が必要だと・・・信頼感が成功を約束し、成功が信頼感を生むという一種の好循環を創出することだと。まあ、景気なんて「気」の問題ですからねぇ。
この論文をレビューするため招かれた著名な討論参加者には、従来の日本金融政策決定の批判者、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ前議長とノーベル経済学賞受賞者であるプリンストン大学のポール・クルーグマン教授という2人の大物がいるそうです。
小保方さんの騒動ではNature論文やSTAP細胞の存在の真偽にあんまし興味ないんですが、早稲田のコピペ博論に怒りを覚えています。主査副査達が全然論文を査読していなかったこと以上に、そもそも指導教官がちゃんと書かせていなかったことに。
自分が博士課程にいたO大でも、日本で帰国して最初に働いたQ大でも、博士課程に進学した者が全て学位をとれたわけではありませんでした。失意のうちにラボを去っていく仲間を何人も見送ってきました。特にQ大では教官の立場だったので、自分の在任時にドロップアウトした院生を思い出すと胸が痛みます。それを思うと、早稲田の出す博士論文のでたらめさに腹が立って腹が立って・・・。この大学の大学院は大学院設置基準を満たしているのか、文部科学省に徹底精査してもらいたいっす。
今はどうか知りませんが、欧米の研究組織で同等レベルとみなしてもらえる「博士」って、アジアでは日本だけでした。日本が国際デビューしたばかりの明治の時代は、たぶんひどい扱い受けたと思います。それでも先人達が結果を出して業績を積み重ねて、今の地位をコツコツと築き上げたのです。そのおかげで、僕はのうのうと米国で博士研究員(PosDoc)として働くことが出来ました。それを根底からひっくり返すような粗相をやらかしたのが今回の事件。国家レベルの信用の問題だと考えて対処してほしい。
素人の僕にはさっぱり分け分からないんで、避けてた話題ですが、やっと合点のいく説が出てきました。
「MH370便に関する合理的な説」カナダ人パイロットが提示 (WIRED)
20年のキャリアを持つカナダのパイロットがGoogle+に書いた文をWIRED USが許可を取って転載した記事です。すでに報じられていることは、『満席の北京行きボーイング777型機は、クアラルンプールを夜半に離陸した約1時間後、ヴェトナム沖の上空で、機影が管制レーダーから消えた。つまり、ATCトランスポンダーと二次レーダーが遮断された。そして、失踪2日後になって一次レーダーであるマレーシア軍のレーダーが、機体がマレー半島を超えて南西に向かい、マラッカ海峡に進んだことを捉えていた』。長々とここに推論を転載するよりも、クリックしていただいて元の記事を読んでもらった方がいいです。トランスポンダーの遮断や左ターンした後の急上昇の理由とかが合理的に説明されていると思います。航空機で火災が起こった場合、電気系統が落ちてしまうか、漏電と機長が判断した場合に恣意的に電気系統を落とすそうです・・・当然トランスポンダーも停止します。また、火を消すために限界まで高度を上げる可能性があるとは知りませんでした。そりゃ空気が薄くなって気温が下がれば火力は落ちますね。推測ですが。
これが遭難したトリプルセブンを見つけることに繋がりませんが、ハイジャックとかを考えるよりもマシなような気がします。早期の発見を祈っています。
本日のお酒:SAPPORO NIPPON LAGER PREMIUM + 立山 山田錦 特別本醸造
んで、マーベルか、カイエンか、パッションあたりでいい中古ありますかねぇ・・。
来年度予算成立 首相「賃上げの風、津々浦々まで」(産経新聞) - goo ニュース
賃上げ? だったら公務員のどーんと給料上げてよ。先ず隗より始めよってゆうやん。
アベノミクスの展望:信じることさ! (THE WALL STREET JOURNAL)
ジョシュア・ハウスマン氏(ミシガン大学)とヨハネス・ウィーラント氏(カリフォルニア大学サンディエゴ校)が21日にワシントンのブルッキングス研究所で提出する論文でアベノミクスについてこう述べています。「日本の次の大きな課題は、信頼感が成功を約束し、成功が信頼感を生むという一種の好循環を創出することだ」と。アベノミクスは、「3つの矢」から成っています。日銀による大胆な金融緩和、機動的な財政政策、そして成長を妨げている非効率さを是正するための成長戦略の3つ。ハウスマン、ウィーラント両氏は最後の2つの矢をそれほど重視していません。まあ、機動的な財政政策(つまり公共事業)の効果は一時的だし、成長を妨げている非効率さを是正するための成長戦略(つまり行政改革)は抵抗にあって政治的に安倍チャンにはできないんで、黒田日銀の金融政策しかないわけです。それを有効足らしめるには、さらなる「信心」が必要だと・・・信頼感が成功を約束し、成功が信頼感を生むという一種の好循環を創出することだと。まあ、景気なんて「気」の問題ですからねぇ。
この論文をレビューするため招かれた著名な討論参加者には、従来の日本金融政策決定の批判者、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ前議長とノーベル経済学賞受賞者であるプリンストン大学のポール・クルーグマン教授という2人の大物がいるそうです。
小保方さんの騒動ではNature論文やSTAP細胞の存在の真偽にあんまし興味ないんですが、早稲田のコピペ博論に怒りを覚えています。主査副査達が全然論文を査読していなかったこと以上に、そもそも指導教官がちゃんと書かせていなかったことに。
自分が博士課程にいたO大でも、日本で帰国して最初に働いたQ大でも、博士課程に進学した者が全て学位をとれたわけではありませんでした。失意のうちにラボを去っていく仲間を何人も見送ってきました。特にQ大では教官の立場だったので、自分の在任時にドロップアウトした院生を思い出すと胸が痛みます。それを思うと、早稲田の出す博士論文のでたらめさに腹が立って腹が立って・・・。この大学の大学院は大学院設置基準を満たしているのか、文部科学省に徹底精査してもらいたいっす。
今はどうか知りませんが、欧米の研究組織で同等レベルとみなしてもらえる「博士」って、アジアでは日本だけでした。日本が国際デビューしたばかりの明治の時代は、たぶんひどい扱い受けたと思います。それでも先人達が結果を出して業績を積み重ねて、今の地位をコツコツと築き上げたのです。そのおかげで、僕はのうのうと米国で博士研究員(PosDoc)として働くことが出来ました。それを根底からひっくり返すような粗相をやらかしたのが今回の事件。国家レベルの信用の問題だと考えて対処してほしい。
素人の僕にはさっぱり分け分からないんで、避けてた話題ですが、やっと合点のいく説が出てきました。
「MH370便に関する合理的な説」カナダ人パイロットが提示 (WIRED)
20年のキャリアを持つカナダのパイロットがGoogle+に書いた文をWIRED USが許可を取って転載した記事です。すでに報じられていることは、『満席の北京行きボーイング777型機は、クアラルンプールを夜半に離陸した約1時間後、ヴェトナム沖の上空で、機影が管制レーダーから消えた。つまり、ATCトランスポンダーと二次レーダーが遮断された。そして、失踪2日後になって一次レーダーであるマレーシア軍のレーダーが、機体がマレー半島を超えて南西に向かい、マラッカ海峡に進んだことを捉えていた』。長々とここに推論を転載するよりも、クリックしていただいて元の記事を読んでもらった方がいいです。トランスポンダーの遮断や左ターンした後の急上昇の理由とかが合理的に説明されていると思います。航空機で火災が起こった場合、電気系統が落ちてしまうか、漏電と機長が判断した場合に恣意的に電気系統を落とすそうです・・・当然トランスポンダーも停止します。また、火を消すために限界まで高度を上げる可能性があるとは知りませんでした。そりゃ空気が薄くなって気温が下がれば火力は落ちますね。推測ですが。
これが遭難したトリプルセブンを見つけることに繋がりませんが、ハイジャックとかを考えるよりもマシなような気がします。早期の発見を祈っています。
本日のお酒:SAPPORO NIPPON LAGER PREMIUM + 立山 山田錦 特別本醸造