遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

前から言われとったで

2020-09-09 23:47:02 | BIONEWS

今日は夕方にザーッときました。
gooニュース
今日は広い範囲で天気が変わりやすい

明日10日(木)の天気
全国的に雨降りやすく 厳しい残暑は落ち着く(ウェザーニュース)

一昨日からですが、ヴァリアント君のセンサー類がダメになってまして、朝起動時にアラームサインが7つくらい出てしまいます。今日はその修理にディーラー行き。右後輪に対するセンサーが壊れててパーツを交換しました。2万8千円。

そんなん、前から言われとったやろ
新型コロナウイルス検査、「死んだウイルスを検知」か=英研究 (BBC)
PCRは増幅法だ。残骸も拾う。しかも、リアルタイムPCRでは、結構短い領域で検出する。ウイルスRNAのどの部分を増やしてるんか知らんけど、ちゃんと複数箇所でやってるんやろな。そうでないと信用せんぞ。せっかくリアルタイムPCR使ってんだから、コントロールに対してどんだけ増えたんか量のデータも出した方がいいと思うんだが・・・日本はキットを統一してやってんだろうな。知らんけど。

〈以下、大事なとこだけ引用〉
◯陽性者が他人にウイルスをうつす期間は1週間程度がほとんどだが、その後も数週間にわたって検査では陽性の結果が出る可能性がある。
◯ウイルスを検知できたかどうかだけで「陽性/陰性」を決めるのではなく、ごく少量のウイルスで陽性結果が出ないよう、何らかの範囲の区切り(カットオフポイント)を設けるべきだ
◯過去に感染したウイルスを検知して陽性と判断しているなら、感染者数は増えても入院治療を要する患者が一定数を保っている現状も、部分的に説明がつく
◯受検した人への結果通知は、「陽性」と「陰性」の2種類しかない。検体にどれくらいのウイルスが含まれていたのか、感染力がどれくらいあるウイルスだったのかは示されない。感染力の高いウイルスを大量に保持している人も、感染力のなくなったウイルスの死骸をわずかに抱えている人も、同じ「陽性」という結果を受け取ることになる。
◯現在はさまざまな検査キットが使われており、判断基準や読み取り方法が異なっているため、それぞれにカットオフポイントを設定することは困難だ

そやから、PCRだけで全部決めてしまうのはやめとくべきやねん。ウイルスRNAがあっても「感染」していることにはならん。自分の免疫でウイルスに勝った勝者からも残骸が検出される可能性がある。指標として使うのはええけどな。判断を個人のレベルまで落とし込むと問題が起きる。

本日のお酒:菊姫 山廃純米 鶴乃里 2018

コメント
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