秋晴れでした。今日は薄いセーターを着てバイク出勤しました。
gooニュース
今日12日(木)の天気予報全国的に秋晴れ一日の寒暖差に注意
あす13日も秋晴れ 小笠原諸島は台風の影響 週末は太平洋側で雨 関東など肌寒く (tenki.jp)
広い範囲の秋晴れは明日まで
週末は西から雨の範囲が広がる(ウェザーニュース)
この秋晴れは明日までで、土曜からは崩れるみたいです。どうせ土日は仕事なので、天気なんかどーでもいいです。
珍しくブルームバーグで日本を褒めるコラムがありました・・・褒めてるのかな?? 褒めてるな。うん。
【コラム】スナク氏よ、新幹線からリーダーの在り方学べ-リーディー (BLOOMBERG)
〈以下引用〉
スナク英首相は4日、HS2の北部区間について建設を取りやめると発表。道路整備とまだ明確になっていない大量輸送システムという曖昧な構想を優先するためだという。
英国が新幹線の安全性と定時運行から学ぶことは確かに多いが、高速鉄道を建設した日本の経験から何か一つを得たいのであれば、それはあきらめないことに価値があるということだ。
プロジェクトとしてのHS2は、スナク首相の発表で縮小されるまで15年もたっていなかった。確かに、インフレや予算超過、コストの膨張といった問題は大きかった。だが、それに関連する削減を行うべき分野は、長期的なインフラ目標の見直しではない。
英国がまねるべきは、日本の粘り腰だ。日本の高速鉄道網の拡張計画は約50年前に制定された「全国新幹線鉄道整備法」で示された。東京と大阪を結ぶために1964年に開通した新幹線を、北は札幌、南は鹿児島まで延長し、東京から日本海へ、そして東海道とは別ルートで大阪へと結ぶ構想だ。
〈中略〉
この半世紀の間に25人の首相が交代したにもかかわらず、日本は同じ計画を堅持している。田中元首相はしばしば、東京から同氏の地元である新潟に向かう新幹線について、利益誘導型の政治だと不当に非難された。だが最近では、その上越新幹線は70年代にはほとんど存在しなかった市場を開拓し、沿線のスキー・温泉リゾートへの外国人観光客呼び込みに寄与している。
〈中略〉
プライスウォーターハウスクーパース(PwC)のアナリストは、新幹線建設に関する2011年の調査の中で、「こうしたプロジェクトを成立させるために必要なのは、しばしば、個人の資本や時には政治的な資本を費やしてでもプロジェクトを実現させようと奔走するまとめ役だ」と論じた。「HS2は問題の一部であり、解決策ではない」と宣言した政府を率いるスナク首相は、そのような人物ではないと言っていいだろう。
新幹線という国家的プロジェクトを始めるに当たり、日本が幸運だったのは当時の国鉄総裁だった十河信二氏と技師長の島秀雄氏がいたことだ。2人とも当初見積もりの倍近い予算超過の責任を取って辞職し、1964年の東京五輪開幕を控えた東京・大阪間開通を祝う式典に出席することはなかった。
だが、今になって日本政府がこのプロジェクトを撤回すべきだったと考える人はいるだろうか。
〈中略〉
こうした数十年にわたるプロジェクトは、国と地方自治体、民間企業の強力な協調によってのみ実現する。リーダーの仕事とは、それを推進することであって尻込みすることではない。
日本の新幹線は来年、開業から60年を迎える。スピードが売りの高速鉄道だが、ゆっくりと着実に進めることがプロジェクト成功の鍵だとは、なんとも興味深い。
英国も日本と同じく島国。鉄道の旅をちょっとしたことあるけど、街と街の距離感も日本と合ってるような気がする。いや、山がちじゃない島なので日本よりも鉄道ネットワークには向いてる・・・いや、逆か。日本は狭い平地に人が集中してて人があまり住んでない都市と都市の間の土地には比較的鉄道を引きやすい・・・そんなこと書くと静岡県知事がリニアを妨害する気持ちも分からなくもない。でも、リニアができる頃には、静岡の人口はもっと減ってると思うぞ。
それに、日本人の多くはけっこう鉄道が好きだ。飛行機をめんどくさいと思う人の方が多いと思う。僕は飛行機の方が好きだけど・・・。
日本人がインフラ構築のために長い期間粘り強く待てると褒めてくれてるけど、北陸新幹線の延伸には京都が協力的じゃない敦賀から小浜を通るルートを諦めて湖東に出て米原に接続しようという地方議員もけっこういる。こっちの方が早い。JR東海が嫌な顔すると思うけど・・・
本日のお酒:KIRIN 秋味 + 池月 吟醸 みなもにうかぶ月