アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(こんブ)の日常

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ウッホ〜 ウホウホ ウッホッホ〜♪

2019-01-12 10:58:04 | 日常
昨日はこちらの映画を見ました。


『ランペイジ 巨獣大乱闘』!
ドウェイン・ジョンソン主演によるアクション映画です。
1986年にアメリカでリリースされた、アーケード向けのアクションゲームをベースにした作品なのだそうですが、日本人な私には全く馴染みがありません。(^^;)

日本オリジナルのサブタイトル「巨獣大乱闘」に嘘はなく、特にクライマックスにはゴジラVSラドンVSキングギドラ的な大暴れシーンがたっぷり堪能できます♪
しかし、どれだけ凶暴な怪獣が登場しようとも、ドウェイン・ジョンソンが最強であるのは間違いないですね。(笑)
ハリウッド版のゴジラシリーズにもぜひドウェインさん、いや、ザ・ロック様!参戦してほしいです。


そんな本作、ウィキペディアを見てみると「訴訟問題」という項目に、ドイツ人映画監督のウーヴェ・ボルに訴えられたとの記事が載っていました。

彼は自身が監督した『ザ・テロリストシリーズ』(原題:Rampage)とタイトルが同じため、『ランペイジ 巨獣大乱闘』によって今後の収入に悪影響が出ると指摘している
(wikiより抜粋)

おいおい、あのウーヴェ・ボルでしょ?
映画史上最低の監督と言われたエド・ウッドの再来とも言われている、あのウーヴェ・ボル。
むしろタイトルが被ったことで、間違って見ちゃったって客による増収はあっても、減収はないのでは???
(アサイラムみたいに、むしろその手で粗製濫造してる映画会社もあるわけだし。)

「映画スタジオがアメリカ人を洗脳する典型的なポップコーン馬鹿映画の一つ」と酷評している
(wikiより抜粋)

駄作の神様ウーヴェ・ボルさん、あなたがそれを言ってもねえ〜。(^^;)


それにしても、ウーヴェ・ボル作品にはハリウッドの有名俳優がよく登場するんですよね。
そのカラクリは?と言いますと、ドイツには「映画産業を活性化させるために、映画製作資金は免税とする」という法律があるんですよね。
なので、「映画を製作する」というだけ巨額の脱税が可能となるわけです。
この制度を悪用する人の中には、映画製作だけを行なって作品は公開せずに儲けだけを得る輩もいるのだとか。
その点に関してのみだけなら、ウーヴェ・ボルは作品を公開してるだけ誠実な人物と言えるのかな?
作品内容はどうあれ制作費だけは潤沢なものですから、ハリウッドスターだって喜んで出演しちゃうんでしょうね。

そんなウーヴェ・ボルも2016年には監督業から引退したとのこと。
とはいえ映画流通業には関わるそうなので、今後も第二・第三のウーヴェ・ボルが出てきても不思議はないか。


『ランペイジ』は馬鹿映画であることは否定しないけど、娯楽という意味ではとても楽しい作品でした♪
続編がもしも作られるなら楽しみにしてま〜す。