アンソニーのハッピーモーテル

好きな映画監督は・・・あげると切りないぐらいにたくさんいらっしゃいます。

というか、自分にはどうしても合わない監督さんをあげた方が簡単ってぐらい

ほとんどが好きな監督さんだらけと言うのが本当のところ。（＾＾；）


ウェス・アンダーソン監督も、そんな好きな監督さんの一人。

『天才マックスの世界』『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『ライフ・アクアティック』『ダージリン急行』と、どれも大好きな作品。


で、本作『アンソニーとハッピーモーテル』ですが

こちらは１９９６年に作られた、ウェス・アンダーソン監督の長編作品デビュー作なのだそうです。

原題は『Bottle Rocket』。

う～ん、原題だと分かり辛いからって気持ちは分かるものの

この邦題も内容に合っていると言えるのかどうか？正直微妙だなぁ～。（＾＾；；）


例によって、ず～っと前に購入してあった本作DVDを今更ながらに見つけて、数年ぶりにようやく見る事ができました。


ウェス・アンダーソン監督作品は作風がとても個性的なので、好き嫌いも大きく分かれると思いますが

私のように一度ハマってしまうとどの作品も大好きになってしまうと思います。

あまり大きく波の無い話の中に、クスッと笑えるシチュエーションがたくさん散りばめられた・・・

どの監督作を見ても、たいていそういった感じです。

（大きな波がないと言っても、その中で複雑な人間関係だとかもしっかりと描かれていたりするので

決して中身の無い話って訳じゃないですよ。）


この監督さんの最新作は『ファンタスティック Mr.FOX』。

日本では３月１９日より公開されているはずなのですが

近所の劇場では上映されないようなので、またDVD化されるのを待つしかないか。