今回の記事は少し、進んだ内容になります。
というか競売についての記事は進んでませんね。
なぜなら、貯蓄が1,000万円ないと具体的な話が進みにくいという事実があるからです。
箸休め的ですが、住宅ローンはくんではいけません。
厳密に言えば、住宅ローンを組んでまで持ち家にこだわってはいけません。
競売落札してから解ったことは、巷の不動産相場は異常に高いということです。
これはあくまで個人的な予測なのですが、新築 土地+建物でよほどの都心で交通アクセスが良い場所、商業施設付近
でない限りは1,000万~1,500万円が相場だと思います。
内装や外装のオプションをつけなければの話ですが。
よほどのオーダーメイド住宅で無い限り、普通のサラリーマンなら借金してでも10年で返せる
額だと思います。
以下のサイトに住宅ローンを組んでまで家を買ってはいけない理由が、上手くまとめてあります。
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(中略)
そのようななかで、人生の買い物の中で最も高額とも言える家を購入することは、非常に危険な行為です。現在ある資金は、可能な限り今後の生活資金として確保しておくべきです。ましてや、今の時代に住宅ローンを組むなどとんでもない行為です。あなたの会社があした倒産するか、あなたがあしたクビになった場合、どうやってその住宅ローンを返済するのですか。住宅ローン破産は年々増加する一方で、自殺に追い込まれる人さえ少なくありません[6]。住宅ローンこそ最も危険なギャンブルなのです。特に35年ローンは、35年間会社が倒産せずリストラもせずあなたが病気にならず給料は一生上がり続けしかも不動産価格は上がり続けるといった、昭和のバブルを前提に開発されたシステムなので、決して触れてはならないものです。
従って家を購入するのは、全額現金で支払い、それでもなお、75歳まで生活していけるだけの資金が確保できる場合に限られます。年金は75歳以降でないと支払われないものとして考えてください。もっとも、これだけ少子高齢化していて財政難なのに、税金をコンクリートに無駄遣いしていることを考えると、年金は1円ももらえない可能性が高いのでありますが。
(中略)
1-2.家余り現象による資産価値の急激な低下
一方で、現在の日本は、住宅がかなり余っている状態[1]ですが、今後の少子高齢化・人口減社会にともなって、ますます住宅余りはひどくなるでしょう。このことは、あなたが家を買っても、その家は将来的には必要とされないものになるということを意味します。資産価値のないものにお金をつぎ込むことほどばかげた話はありません。さらに住宅の場合、使っていなくても、持っているだけで、固定資産税、維持修繕費、水道光熱費などの莫大な費用がかかります。したがって、住宅は財産と言うよりも、今後は負の遺産となっていくでしょう。
もしあなたや親類の身に何かがあって、家を売ってお金にする必要があったとしても、買ったときの1/10程度の価格でしか売れないということもあり得るでしょうし、最悪、無料でも買い手がつかないということも考えられます。現在でも、郊外の土地や家屋が激安価格で大量に売り出されていますが、何年も売れずに残っているものがほとんどです。特に、過疎地や駅から徒歩10分以上の場所はほぼ絶望的な状態です。
2020年には、東京オリンピックの終了に伴い、投資目的で買われいていたマンション等が大量に売りに出されますので、不動産価格は大幅に下がる見込みです。また、2022年には、生産緑地法の終了に伴い、都内でもこれまで農地だったところに大量の住宅が建つようになりますので、不動産価格は大幅に下がる見込みです。この2つの観点から、2024年以降には、不動産価格はほとんどの場所で現在の半額程度となると予想されています。
[1]2014年7月29日に総務省が発表した「住宅・土地統計調査」の速報集計結果によると、2013年10月1日時点での総住宅数は6063万戸で、5年前と比較すると305万戸(5.3%)増加していることが分かった。その一方で、空き家率は13.5%(819万6400戸)と過去最高の比率となった。空き家の内訳は、賃貸用の住宅が52.4%(429万戸)、売却用の住宅が3.8%(31万戸)。住んでもらいたくても住まい手がいないといった住宅が空き家の過半数を占めていた。このまま行けば、2040年には空き家率が43%に達すると予想される。
1-3.家を買ったとたん、転勤や介護や地震などで引越すことになる
もしあなたが転勤と言われれば、再就職は困難なので、転勤し、引越しをせざるを得ないでしょう。しかも、会社はあなたを自主退職に追い込みたいので、家を購入した途端に転勤命令をくだすことが多くなっています。転勤に至らなくても、あなたは住宅ローンによって完全な会社の奴隷となります。あなたは長時間労働・サービス残業・セクハラ・パワハラ・アルハラなどによりうつになり、住宅ローンという鎖によって会社から逃れることもできず、自殺に至るのです。特に最近は人手不足により会社がブラック化しているので、あなたがうつになった時に備えて劣悪な労働環境からいつでも逃れられる状態にしておくことは非常に重要です。
また、親が高齢化していて、いつ介護が必要になるかもわかりません。会社と介護の両立は難しく、2020年以降、介護離職が大幅に増加することが予想されています。背景には団塊世代が75歳に達して要介護者が急増すること、団塊ジュニアは未婚率が高く兄弟姉妹数も少ないことなどが挙げられます[1]。また、会社の給料が安いので、施設に入れるよりも、会社をやめて自宅介護をした方が総合的に安くつきます。そうでなくとも、人手不足により施設の空きもなく、あったとしても金額に見合わない劣悪な環境の施設しかないのが現状です。筆者の場合も既に親の介護をしていますが、会社との両立は極めて困難な上、施設の費用も給料の2倍近いことから、まもなく介護離職する予定です。なお、介護費用は300万~600万程度と見込んでおります。
また、東日本大震災以来、各地で地震活動が非常に活発化している[2]ので、家を買った1年以内に地震で家が倒壊、もしくは焼失するか、最悪、永久居住不能地域になってしまうかもわかりません。また、富士山が噴火したり[3]、原発が爆発したり[4]するかもしれません。
[1]2006年の統計では介護休暇制度を利用できた人は1.5%にとどまる。また、そもそも介護休暇制度を用意していない会社が多い。仮に利用できても休めるのは93日であり、介護に必要な平均年数14年1ヶ月には不十分である。
[2]東日本大震災以降、余震が頻発している他、千葉県と八戸付近の大地震発生確率は劇的に上がった。また、首都直下、東海、東南海、南海地震なども近年起こると予想されている。また、2016年は、過去に比べ非常に地震の多い年であった。
[3]M9クラスの地震の後には、世界的に見て、例外なく火山の噴火を伴っている。仮に富士山が噴火した場合、神奈川県近傍は降灰により都市機能が麻痺するものと想定される。
[4]福島第一原発4号機には、依然として1400本あまりの使用済み核燃料が、壊れかかったプールに保管されている。使用済み核燃料は崩壊熱を出し続けており、何らかの原因でこれらが空中に露出すれば、東京は居住不能になると想定される。また、2012年の総選挙で自民党が圧勝し、今後も原発を主力電源とすることなった。
不要になった家は、売れば良いと考える人もいるでしょう。しかし、上で述べたように、買った時の1/10程度の価格でしか売れないということもあり得るでしょうし、最悪、ただでも買い手がつかないということも考えられます。特に木造軸組工法の建売住宅は、造りが粗悪なので、建物の資産価値はすぐになくなってしまいます。
このような中でもどうしても家を購入しなければならないという場合は、最低限次の点に注意してください。
過疎化が進んでいるところ、駅から遠くて不便なところは買わない。
浦安市のように液状化の実績のある地域、またはあらかじめ液状化することがわかっている地域は買わない。
江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区(江東デルタ地帯と呼ばれる)などのように、海面より地盤が低く、水害の際は永久水没する予定になっている地域は買わない。
足立区・荒川区・墨田区などのように、道路が狭く木造住宅が密集しており、火災の際は逃げ場がなく焼死することがわかっている地域は買わない。
旧耐震の建物(木造は2000年以前、鉄骨及び鉄筋コンクリートは1981年以前)の建物は買わない。
新耐震の建物のでも、地震のとき大きな被害を受けるとあらかじめわかっている建物(木造は1階が車庫になっている3階建てのものなど、鉄筋コンクリートは1階ピロティで2階以上が住宅のものなど)は買わない。
(転載個々まで)
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まぁ、冷静に考えれば当たり前の内容なんですが、これだけテレビで広告CM流しまくっているので、99%の日本国民は
「持ち家信仰」の信者です。
Q:一体誰が、「マイホームを持ったら一人前だ」といい始めたのでしょうか?
A:ハウスメーカーとそれを支援する金融機関です。
Q:なんでそんなことを?
A:金儲けのため+住宅ローンを組ませて、サラリーマンを辞められなくする、こき使えるようにする。
そしてここからが本当の狙い。
「人間をお金の奴隷にすること、お金が一番だとお金に縛り付けること」
つまり、ビジネス的な側面だけでなく、本当の狙いは人間の自由意志を奪うこと=奴隷にすることです。
この世の価値感なんてそんなものばかりです。
いくらお金を持っていても、使い方が間違っていれば、労働力という時間を使って得ても骨折り損になるだけです。
成和塾などは、お金でなく、「会社で働くことで魂の救済がある」とまでと、稲森和夫は言っています。
ブラック企業がどの面下げ言っているのでしょうか?
「会社しかなくなってしまう人生」
では幸せは感じません。
あなたの個性は何ですか?
あなたが幼少時、夢中になったものは何ですか?
「好きなこと、趣味を仕事にしてはいけない」
だれがこんなことを言い始めたのですか?
今までこの世を支配してきた連中は、私達一般市民に「無価値なものを価値があると思い込ませる」
つまり「イメージ戦略」をやってきました。
イメージ戦略とは?
とどのつまり、「嘘をついてきた」
ということです。
人間の価値を下げるために、無価値なものを手にするために、貴重な人生の時間を企業に切り売りする仕組みを作ってきたのです。
それらは人間性とは何の関係もありません。
金持ちなら幸せですか?
美人な奥さんがいたら幸せですか?
豪邸に住んでいたら幸せですか?
でかい車や外車に乗っていたら幸せですか?
人間は、お金で手に入るものだけでは幸せはつかめません。
本当の幸せは、
「あなた自身が、その個性、才能に気付き、それを成長させ、世の中のために活躍すること」
です。
贅沢することでも、部下をどなりちらして、社長社長と崇められることでもありません。
役職も立場も階級も、、、
どれもあなたを最後まで幸せにはしてくれそうにないです。
住宅ローンを組んで、あなたを無価値な人間にしないでください。
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