精神医学、精神科医療とは「社会の邪魔者、厄介者を排除するシステム」だということはこのブログで何度も書いてきました。
それを知っているため、日本精神病院協会会長山崎学は
「精神病院は医療だけでなく社会の秩序を担保している」
旨の発言をしてしまったのだと思います。
「厄介者は塀の中、建物の中で一生大人しくしていろ」
というのが精神医学の根源に流れています。
「自分たちと考え方が違う人間は邪魔者だ。(精神病だ)」
という「優性思想」と似ています。
人間は、生まれると好奇心を持って、何でも興味関心を示し、挑戦しようとします。(これを自発性、自律性という)
しかし、年を経ることで、社会が複雑になっていき、ルールが増えていきます。
最低限のルールを守ることで、社会秩序が生まれます。
「ルールにがんじがらめで生きる」だけでは
「つまらない常識人としての人生」でしかありません。
一方、ルールを無視して、好き放題、欲望のままに生きれば、「犯罪者」となるか、「厄介者」になってしまいます。
社会から爪弾きされてしまいのです。
大人になってからルールを破った人間は、警察に掴まり、検察で捜査を受け、裁判にかけられ、刑務所に入れられ、更生の機会を与えられます。
更生とは刑期を終えて、もう一度社会に仲間入りするシステムです。
しかし、子供がルールを守れないとどうなるでしょうか?
こどもの守るべきルールとは交通ルールや学校のルールもありますが、一番大きなルールは「家庭内ルール」があり、2番目に「友達同士のルール」があります。
(子どもが刑法に触れれば、少年法で家庭裁判をすることがあるかもしれません)
「家庭内のルール」に触れた子供はどのような処分が待っているのでしょうか?
「家庭内のルール」には「躾」がありますが、一番特徴的なのが将来のことに関する「親の敷いたレール」です。
①良い高校に進学して一流大学を卒業し、大企業に就職したり、公務員になって安定した職について欲しい
②医学部卒業して医者になって欲しい
このような「家庭内ルール」があった場合、全てのこどもがそのルールに従うことができるでしょうか?
できませんね。
そして「親の敷いたレール」に反発する子供もいるでしょう。
「親の敷いたレール」から外れようとすると、親はどうするでしょうか?
「勝手にしろ」「好きにしなさい」と言う親はまだ物分かりが良いと思います。
多くの親は「何とか高校だけでも卒業してくれ」と無理強いして従わせるという手段を取ります。
しかし子供は余計に反発するため、親の考えに異論を唱え、社会に参加せず、引きこもるようになります。
「勉強だけしてればよい、運動だけしてればよい」と甘やかしていると、「人として」の教育を厳しく躾けられません。
子どもは、失敗を認めない親に対して、引きこもりで溜まったストレスを身内(親)に向けるようになります。
引きこもりによる、家庭内暴力や浪費が出てきます。
警察を呼んでも埒が明かない。
すると、困り果てた親は、犬猫の問題のように、「保健所」に子供のことを相談するようになります。
「子育ての失敗」の尻ぬぐいを保健所に任せます。
「子育て失敗した事実」に向き合うことなく隠そうとします。
そして子育て失敗を隠し続けるために、「子供を精神病院に死ぬまで収容してもらう」ことを受け入れ、家族同意の医療保護入院という制度を受け入れるのです。
社会から捨てられ、親から見捨てられた子供はどうなるでしょうか?
捨てられた原因について、精神科医は
「あなたが悪いのではない。病気がそうさせているのですよ」
と意味不明のことを言います。
「その病気の原因は?」「どうすれば病気が治るの?」
と質問しても「心の病の原因は不明です。良い治療法ができるまで、症状が悪化しないように、根気強く入院治療を続けましょう」と「治療入院という終身刑」を言い渡されます。
どれだけの入院患者が「早く良い治療法が発見されないかな?」と思って入院生活をしているのでしょうか?
ゼロです。
徹底的に管理され、3食昼寝付き、上げ膳据え膳の生活を1年以上続けていると
「今更、退院したところで、社会に戻れない。ついていけない」「無理せずこのままでいいや」と思い、夢も希望もなく過ごしています。
「病院でしか生活できないように、様々な能力が奪われてしまった」と薄々気付きます。
しかし、その悲惨な状況について「精神疾患によって、日常生活ができなくなった」と精神障害者扱いされ、公費で生活するようになるのです。
(実態は「治療」と称して、人間を骨抜きにしてしまった医現病なのです)
精神科病院の治療とは「①向精神薬投与」「②自由を奪う行動制限」に尽きます。
人間が本来持つ、好奇心や意欲が削がれた状態を、「精神的に安定している」という治療目標にしているのです。
人間はロボットではありません。
自分で考え行動するように設計されています。
人間はホメオスタシスを働かせ、「何かやりたい!」と行動を起こすのです。
しかし、長年の間、向精神薬漬けにされ、檻の中で、外部の情報を絶たれた環境で生活することで、ホメオスタシスが失われるのです。
「心(魂)が寝たきりになる」
のです。
恐ろしい限りですね。
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親子の問題はどうすれば解決するでしょうか?
どこを探し回っても見つけることはできません。
世の中の専門家は嘘ばかり言い、明確な解決方法を示すことができません。
親子の問題の解決方法はラプトブログに書かれています。
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「子育てに答えはない」というのは嘘です。
「子育てに答えはある」のです。
それこそ、「人生に答えがある」とラプトブログでは明確に説明がなされています。
人生の答えを知らない親がどうして子どもを導けるのでしょうか?
どうか興味のある方、困っている方は、ラプトブログを読んで、解決の糸口をみつけ、幸せな人生を手に入れて欲しいと祈っています。
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