心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

菅野久美子(かんのくみこ)「孤独死が怖い」と煽って、不安と恐怖を植え付けるのはホラー小説、映画の手口と同じで、人生において害でしかない。

2018年07月03日 | 不安ビジネス

<リング 貞子>

世の中には「怖いもの見たさ」という言葉があります。

それは未知なるものに対して、私たちは「そのことを考えると不安になる」という心理をうまく利用して、興味関心を誘うビジネスモデル化もしれません。

お化け屋敷、妖怪、幽霊、、、、、私たちは「目に見えないもの」に対して、「恐怖と不安」を覚えるように幼少の頃から、親、学校、友人、メディアを通して洗脳されてきました。

私たちが、日々こうして生きていられるのも、酸素や水、太陽、月あかり、昼と夜、風といった「自然現象」を作ってくださっている存在がいるということは一切触れません。

「なんだか良く分からない自然現象」を「人間の知恵、つまり科学が支配している」と教わるのです。

私たちの肉体は、この自然の法則、科学の法則が狂えばたちまち死に至ります。

「今日、この瞬間生きていることが奇跡だ」という畏怖の念を持たず、「すべてが当たり前だ」というように現代人は超越的な存在を無視し続け、見下し足蹴にしてきました。

また「目に見えない世界、目に見えない存在」を確かに感じながらも、そのことについて触れようとすると

「妄想」「精神分裂病」「二重見当識」「統合失調症」と精神疾患扱い、変人扱いされる風潮があるため、語ることも触れることもできない世の中になってしまっています。

ですから、私たち人間は、「科学知識=人智のレベル」を超えたことにたいして、何ら解決策を持たず、ただただ、不安と恐怖を覚え、思考を停止させ動物と同じように刹那的に享楽的な生き方を選択してしまいがちになるのです。

例えば現代社会での「謙虚」という言葉の意味はどういう内容を指すでしょうか?

現代社会の謙虚、日本人における謙虚とは

「自慢すると周囲から嫌な奴、図に乗っているからと批難されたり、炎上させら社会的孤立をすると生き難い人生となってしまうため、表に出さないように自己防衛しなさいよ」

という本音と建て前を使い分ける「処世術」を表す言葉へと成り下がってしまっています。

しかし、本当の謙虚とはどういうものなのでしょうか?

人生では誰もそれを教えてくれませんし、実践している人に出会えることはできません。

「優勝できたのは、金メダルを取れたのは、支えてくださった、スタッフ、チームメンバー、家族、そしてファンの皆様、関係者の皆様のおかげです」

こういうインタビューを耳に胼胝ができるくらい聞いたことがあるフレーズではないでしょうか?

アスリートや政治家はこういった言葉を吐きながら、結局勝ち得た「富や名誉や権力」は「独り占めしてしまう」のです。

世の中の偉人たちは「口先だけ」の偽善者しかいません。

私たちは、今日生きていることが当然だと思い、奇跡なのだと悟ることができません。

ですから、「もっと裕福な生活を、もっと安定した生活を、もっと贅沢したい、もっと見た目が良い異性と関係を持ちたい」と欲望を膨らませ、欲望を満たすことが幸せになれると考え、あくせく金や富を得るためだけに自分の人生の時間を使う」しか幸せになる方法を教えてもらってきませんでした。

「見下されたくない」という虚栄心やプライド。

「俺のほうが、私のほうがすごいんだ、偉いんだ」という不遜。

「孤独死、老後」「1000万人の孤独死予備軍」というキーワードを使い、そのような人間の汚い部分を巧妙につつき、「不安をあおるビジネス」があります。

その一端を今回は紹介いたします。

・・・・・・・・・・・・(セルフネグレクトの果て、崩れ落ちたゴミの中で孤独死寸前だった元キャリアウーマン 2018年7月1日 22時0分 週刊女性PRIME)

1000万人の孤独死予備軍と奮闘する人々
 誰にも看取られずに家でひっそりと亡くなる孤独死――。それは年間約3万人に上る。そして、予備軍は、なんと推計1000万人に達するという。孤独死が多発するアパートやマンションで、孤独死予備軍と奮闘する人々の今を追った。
(ノンフィクション・ライター 菅野久美子)

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毎年死人が出る新宿の“孤独死アパート”
 東京都新宿区の一等地に“孤独死アパート”と呼ばれるアパートがある。

 電気メーターをひとつひとつチェックしていくのが、このアパートの大家である藤田幸則さん(仮名・41歳)の仕事だ。

「本当はスリッパを履かなきゃいけないのですが、汚いんで、いつも土足で上がっていくんですよ」

 藤田さんはうんざりした顔でそう言うと、靴のままズカズカと廊下に上っていった。築50年のアパートがギシギシと揺れる。

 全15世帯。風呂、トイレなしのアパートで、家賃は3万円~5万円。昔からの住人は家賃を上げられないために幅があるのだという。今は1部屋を除いて満室で、そのほとんどが生活保護の受給者だ。このアパートでは最近だと、ほぼ1年ごとに孤独死が起こっている。

 ここでは孤独死は、ありふれた出来事なのだ。そのため、本来であれば次の入居者には告知すべきところだが、あまりに日常茶飯事のこととあってか、次の入居者に一切告知もしていないのだという。

「毎月、電気メーターの確認に行くんです。それでメーターが回ってないと、あぁ、孤独死してるなってわかるんです」

 メーターがしばらく回っていないことが分かると、藤田さんはすぐに警察を呼ぶ。グロテスクな現場が苦手な藤田さんは、できるだけ遺体を見ないようにしている。部屋の中に入ってから確認する手もあるが、それだと腐敗した遺体を目にしてしまうからだ。

 警察が遺体を運び出した後は、すぐに清掃業者を呼び、清掃させる。それでも夏場だと、死後1か月が経過した遺体は、ハエとうじが大量発生して溶解している。物件の回転率が高いのだけが救いだと、藤田さんは苦笑いする。

 ニッセイ基礎研究所の調査によると、日本で、1年間に起こる孤独死者はおよそ3万人。しかし、孤独死の特殊清掃を手掛ける業者に聞くと、「その数倍はある」と断言する業者もいる。その孤独死の大半を占めているのがセルフネグレクトだ。

重度の糖尿病でも、毎朝ファミレスでとんかつ
 訪問看護師で、セルフネグレクトなどのよろず相談を受ける「さえずりの会」を主宰している山下みゆきさん(54歳)も、孤独死予備軍と長年向き合ってきた一人だ。今、気を揉んでいるのは、糖尿病を患っている佐藤幸恵さん(仮名・70代・女性)だ。佐藤さんは、血糖値が一度、計測器の針が振り切れるほどに高くなり、路上で倒れているのを発見され、救急搬送された。

 それ以降、山下さんは、この女性を数日おきに訪問して、血糖値を測ったり、薬を服用させるなどの訪問看護を行っている。女性が住む埼玉県の3LDKのマンションは、幾層にもごみが堆積した足の踏み場がないほどのゴミ屋敷。ドアを開けると、すぐにツンと異様な臭いが鼻につく。奥にあるキッチンは、もはやたどり着くことすらできないほどのゴミの山だ。

 佐藤さんは、お風呂にも入らず、同じ洋服を毎日着ているせいで、お尻のあたりは、生地が摩耗して、下半身の一部が露出している状態だった。

 佐藤さんは、常時おむつをつけており、口の空いたビニール袋の中には、糞便にまみれたおむつが、そのまま置きっぱなしになっている。

 そこからは、この世のものとは思えない凄まじい悪臭が漂っている。

 俗に言う、典型的なセルフネグレクトだ。セルフネグレクトとは、簡単に言うと、自己放任のこと。病気などにより、身の回りのことができなくなったりするなどの状態を指し、この佐藤さんのようなゴミ屋敷もそれに当たる。孤独死者の約7割以上はこのセルフネグレクトが占めているという調査結果もあり、深刻な社会問題となっている。

 山下さんはセルフネグレクトについてこう語る。

「いつか、佐藤さんが家の中で倒れて、孤独死しているんじゃないかと気になって仕方ないんです。私たち医療者が訪問できるのは、数日おきなので、毎日様子を見に行けるわけじゃない。一番の心配は、偏った食生活による急死ですね。そのマンションのすぐ近くにファミレスがあるんですが、佐藤さんは、毎朝、ファミレスでとんかつ、ハンバーグを食べているみたいなんです。そんな不摂生な生活をやめようとしない。それで血糖値が一気に跳ね上がるんです。いつ高血糖の発作が起こって、意識障害で倒れていてもおかしくないというくらい、危険な状態になっているんです」

 佐藤さんは、大学卒業後、都内で秘書として定年まで勤め上げた。いわば、バリバリのキャリアウーマン。3LDKのマンションは持ち家で、ローンは完済済みだ。独身でひとり暮らし。兄弟はいるが、親族は、ゴミ屋敷ということもあって誰も彼女に関わろうとはしないのだという。年金の中から、好きな物を食べたいときに食べて、買いたいものを買う。そんな生活がたたって、深刻な糖尿病を患って数年が経過していた。

 最近ではマンションのゴミ置き場にすら行くことが面倒とあってか、共有フロアにおむつの汚物が入ったゴミ袋をそのまま置きっぱなしにするようになった。そのため、あまりの異臭で同じマンションに住む周囲の住民から苦情が絶えない。それを耳にしたマンションの管理人が、しぶしぶ撤去するという日々が続いているのだという。

買い物依存とセルフネグレクト
 佐藤さんはしかも極度の買い物依存だった。テレビショッピングやポストに投函されたチラシを見ると、欲求を抑えられずにすぐ電話して購入してしまう。しかし、商品がいざ届くと、興味を失って、箱の中身も空けずに放置する。その繰り返しによって、部屋は未開封の段ボールや、新品の洋服、家電などで溢れ返り、ゴミ屋敷になっていく。

 山下さんは、セルフネグレクトの人は、買い物依存の率が高いという。

「バッグを買ったり、洋服を買ったり、靴を買ったり。それで一瞬は心が満たされるんです。テレビショッピングとか、視覚的なものに刺激されて、どんどん際限なく注文してしまうんです。でも、捨てられずに部屋の中にモノが溜まっていく。その繰り返しでゴミ屋敷になってしまう。あとは意外にも、女性も家電製品が好きなんですよ。可愛い色の新商品が出たりとか、パステル系の家電を見るとつい欲しくなって、持っているのに、同じ家電を2個も3個も購入してしまうんです」

 ゴミ屋敷などのセルフネグレクトは、本人の命に関わることもある。2016年5月に千葉県北西部の住宅地で、両足が壊死してしまった高齢の女性が、家の中で身体が半分ゴミに埋もれた状態から、危機一髪で救出されていたというニュースが世間を騒がせた。

 セルフネグレクトには、孤独死の危険が常につきまとうと言っても過言ではない。

 佐藤さんも孤独死寸前の状態から救出された一人だ。

 ある日、食事配達業者の男性が訪問した際に、全く身動きがとれなくなっている佐藤さんを発見した。佐藤さんは崩れ落ちたゴミの中に埋もれ、圧迫骨折を起こして、その場から動けなくなってもがいていたのだ。苦し気にうめきながら、必死の表情で、業者の男性に水を求めた。そのまま放置されていたら孤独死してもおかしくはなかった。佐藤さんは「水道の水でいいから、ペットボトルに入れて今すぐちょうだい!!」と絶叫した。

「それでガブガブ呑んで、何とか生還したんです。かなりの体重がある方なので、ドスンと座って、そのままごみに埋もれて、骨折してしまったんでしょう。身動きが取れなかったらしく、皮膚がただれていて、褥瘡(じょくそう=床ずれのこと)もできていましたね。すぐに病院に搬送されたのですが、その骨折が治ると、また病院から自宅に戻されてしまい、結局、今もゴミ屋敷で生活しています」

 2016年10月にはゴミ屋敷の火災が大々的に報道された。

 福島県郡山市で、地元でも知られていたゴミ屋敷が全焼し、住民とみられる男性が死亡しているのが発見されたのだ。ゴミ屋敷は、ただでさえ燃えやすいものが堆積しており、もし周囲にでも引火したら、大惨事になりかねないだろう。

 また、これからの季節で心配されるのが、熱中症死だ。高齢者は、体温の調整機能が鈍くなるため、室内でも夏場は熱中症にかかりやすい。

 そのため、いつ、佐藤さんが家の中で孤独死しているか、山下さんは気が気ではないのだという。

最後は本人の自覚にかかっている
 しかし、一番のネックは本人が、そんな生活に問題があるとは思っていないことが多いことだ。

「佐藤さんもそうなのですが、ゴミ屋敷に住んでいる方は、まずゴミをゴミとは思っていないことが多いんです。彼らにとっては、ゴミではなくて、全てが宝物なんです。身体面においては、“私なんて、いつ死んでもいいのよ”と言いながら、自分の身体を痛めつけるような高カロリーの好きな物を、好きなだけ食べるんです。ある意味、ご本人にとっては、それが幸せなのかなと思うときさえあります。

 でも、それでは医療者としては良くないから、糖尿病の注射をしたり、自分でもコントロールできるように、何度も訓練をしてもらうんです。でも、結局それは一時的なもの。最後は本人の自覚というか、認識にかかっているので、そこがセルフネグレクトという問題の根深いところだと思います。それには、私たちのような医療者も含めて、誰かが常時介入していくことが大切ですね」

 しかし頭ごなしに食生活を注意しても、さらに自暴自棄になり、拒絶されることも多い。そこで山下さんは、佐藤さんがぬいぐるみ好きで、テレビショッピングで買ったぬいぐるみに向かって話し掛けているのを利用した。自分が好きなものに関しては、佐藤さんは目を輝かせて話してくれる。そんな些細(ささい)な会話をとっかかりにして、少しずつ信頼を得ることで、医療行為にもしぶしぶながら応じてもらっているのだという。

 それでも、佐藤さんはかろうじて医療の網の目に掛かっている分、まだ幸せなほうかもしれない。高齢者は、民生委員の訪問が典型的だが、いろいろな人の網の目に掛かりやすい。しかし、若年者が一度セルフネグレクトに陥ると、誰の目にも触れないまま死を迎えることもある。

 孤独死の大半を占めるセルフネグレクトは、失業や離婚、病気などさまざまなことがきっかけで起こるもので、誰でもそのような状態に陥る可能性がある。孤独死予備軍1000万人時代――、決して他人事ではないのだ。

<プロフィール>


菅野久美子(かんの・くみこ)
1982年、宮崎県生まれ。ノンフィクション・ライター。最新刊は、『孤独死大国 予備軍1000万人時代のリアル』(双葉社)。著書に『大島てるが案内人 事故物件めぐりをしてきました』(彩図社)などがある。孤独死や特殊清掃の生々しい現場にスポットを当てた、『中年の孤独死が止まらない!』などの記事を『週刊SPA!』『週刊実話ザ・タブー』等、多数の媒体で執筆中。

・・・・・・・・・・(転載ここまで)

「1000万人の孤独死予備軍と奮闘する人々
 誰にも看取られずに家でひっそりと亡くなる孤独死――。それは年間約3万人に上る。そして、予備軍は、なんと推計1000万人に達するという。孤独死が多発するアパートやマンションで、孤独死予備軍と奮闘する人々の今を追った。」

一体この著者は何を考えているのでしょうか?

私には「現世利益ばかりおい求めている人間」にしか見えません。

まるでこの人のようです。

<紀州のドン・ファン>

なぜそう考えるかというと、「人間を始め、生き物はは孤独に生まれてきて、孤独に死んでいく」という科学の法則を完全に無視して

「孤独死は寂しい」「孤独死はみじめだ」「孤独死は残念な人生の最期だ」「孤独死は最悪だ」

という前提で話をすすめているからです。

では、「孤独死」を避けるにはどうすればいいのか?

簡単な話です。

①大金をたっぷりと支払って「有料老人ホーム」に入居するか、

②家族にごまをすって面倒をみてもらい、急変時には救急搬送してもらって最期は「病院で死ねばいい」

だけなのです。

これは肉体的に世間一般として、「誰かに看取ってもらったから孤独じゃなかった」という状態なだけです。

しかし、「当事者である本人」はどのよう心理状態なのでしょうか?

「わしゃ死ぬかもしれない」と家族や寺の住職、友達に相談したとしても

「何言ってるの?そんな弱気でどうするの?100歳まで生きて、人生を謳歌するって言ってたじゃない?

暗い話するのはやめてよ!!」

と一蹴されてしまうのがオチではないでしょうか?

「誰にも相談できず、ただ迫りくる死という不安を一人で抱え続け、心が孤独で飢え渇いている状態」です。

 

「心が孤独だから不安が拭い去れない」のではないでしょうか?

・・・・・・・・・・・・(死の臨終についての考察)

人生の臨終に対して、多くの人間に囲まれていられますが「旅たつ死後の世界について」誰も知恵をもっていない。

 

親族に囲まれて、遠のく意識の中、

「これから一体どうなるのか?肉体がなくなり、自分の精神もなくなるのか?記憶も喜びも悲しみも感情すべてがなくなるのか?

なくなった先は無になるというが、無とはどんな世界なのだろうか?

それこそ、真っ暗な暗闇の世界で一生過ごすのだろうか?、、、、、、、。

 

今まで、血のにじむような努力をしたり、定年まではと悪魔のような上司や、晩年は夫を単なる金づるとしか思っていない妻、口うるさい迷惑な存在だとしか思われてこなかった家族のためだけに、必死に奴隷のように会社にこき使われて働いてきた。

晩年は微々たる年金と退職金を切り崩して細々と生活してきたが、、、、、、。

若い異性と関係を持ちたい、贅沢な海外旅行がしたい、高級車に乗りたい、家族、親戚、会社の同僚から認められたい、まだまだ若いですね、現役ですねと言われ続けたい、

一生使いきれないような富や名誉、権力、他人がうらやむよな異性を手にしたいと思い、それらを手にしている人々を心の中で羨ましく思い、自分より勝っている、自分は劣っていると思っていた。

もし、あの世があるのなら、死ぬまでに一つでも自分の願望を欲望を成し遂げたいと思って得てきたものが、それらの何ひとつ、あの世に持っていけないのではないか?

私は

①無知で、②他人を見下し(不遜)、③自分を大きくみせようとし、おごり高ぶり(虚栄心、高慢)時に④怒り、⑤落ち込み(憂鬱)⑥他人を嫉妬し、⑦欲望を満たし続けようとした(強欲)

人生でしかなかった。

息絶え絶えで何もできない今、私が持っていけるのは、”人生で犯してきた罪だけ”になってしまった。

だとすれば、”どうしてもっと早く、自分の罪に気付いて、悔い改める生き方をしてこなかったのだろう?”

あぁ、私の人生は虚しいものだった。

一体私は何のために産まれてきたのだ?

なぜ、これだけ苦しんできたのか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以上)

臨終とはまさにこのような心境ではないでしょうか?

「孤独死がどうのこうの」が問題ではないのです。

「心が孤独であること」

が問題であるのです。

以下の「菅野久美子」のスペシャルインタビューを読んでみましょう。

ただ文句を言っているだけで、一体何が言いたいのか?わかりません。

・・・・・・・・・・・・(不動産・相続お悩み相談室 スペシャル対談vol30ゲスト フリーライター 菅野久美子)

今回のゲストはフリーライターの菅野久美子さん。一人誰にも看取られずに、その最期を迎える痛ましい「孤独死」にスポット当てて、この度書籍を出版されました。何故このジャンルにスポットを当てられたのか。その真相を伺ってみました。


孤独死にスポットを当てたきっかけ
高木優一:最新作「孤独死大国」や週刊誌の記事を拝読しましたが、強烈かつ目を覆うような内容でした。何故女性の菅野さんがこのジャンルを取材しようと思ったのですか?


菅野久美子:事故物件掲載サイト「大島てる」を取材するにあたり室内でお亡くなりになった事故物件の中でも、とりわけ「孤独死」物件が多いことに気づかされたんです。それがきっかけですね。

高木優一:因みに今の日本で孤独死される方ってどれ位いらっしゃるんですか?

菅野久美子:ニッセイ基礎研究所の調査では、年間約3万人と言われています。そして、この孤独死が、30年前に比べて、約7倍以上にも膨れ上がっているのです。(東京都監察医務院のデータより)

高木優一:えー。それは驚愕の数字ですね。

菅野久美子:取材を重ねるにあたり、孤独死の増加要因は生涯未婚率の上昇、単身生活者の急増、非正規雇用など様々な社会的要因が挙げられる事が見えてきました。しかし、なんといっても、一番の問題となっているのは、会社に代表されるような社縁や、血縁、地縁、趣味縁など、諸々の縁から隔絶された末に起こる「社会的孤立」なんです。

高木優一:いやー考えさせられるなぁ・・・。
実は高齢者だけではない孤独死の現状

菅野久美子:高木さん、孤独死する方って高齢者だけだと思っていませんか?

高木優一:はい。

菅野久美子:実は取材するにあたって意外と団塊世代ジュニアの方々が多いことに気づかされたんです。

高木優一:へぇ。まさに私の世代じゃないですか!

菅野久美子:そうなんです。離婚後の引きこもりや病気・けが、非正規雇用による経済的不安、過労や不摂生が大きな要因ですね。しかし、最も重要な要因はというと、やはり人と人との繋がりが希薄になっていることです。

高木優一:なるほど。

菅野久美子:高木さんの周りにはいらっしゃらないかもしれませんが、ニッセイ基礎研究所によると、実は団塊ジュニアや、ゆとり世代の方が、この「社会的孤立リスク」が団塊世代などに比べて圧倒的に高く、団塊ジュニア世代に至っては、8人に1人が孤独死予備軍という恐るべきデータが出ているんです。

高木優一:そうなんですか。

写真を見て驚いた孤独死現場の惨状
高木優一:実際私もこのお仕事をさせて頂いている以上、そういう現場には何度か遭遇していますが、取材されたお部屋の写真を拝見して目を覆いました。

菅野久美子:ホントにそうですね。まさに現代ニッポンの病巣そのものですよ。日本の高齢者の“4人に1人は、友人が1人もいない”という内閣府のデータもありますし、私が独自に概算したところ、なんと日本全国で1000万人が孤立状態、つまり孤独死予備軍である事が分かったんです。それを裏付けるかのように、平成28年度の高齢社会白書によると、「孤独死(孤立死)」を身近な問題だと感じる人は単身世帯の高齢者でゆうに4割を超えているんですよ。

高木優一:これは立派な社会問題ですね。

菅野久美子:しかし、国の対策はといえば、何ともお粗末なもので、厚生労働省はこの孤独死を巡って、明確な定義はもとより、現段階においては、何ら実態把握をしていないというのが現状なんです。つまり、これから私や高木さんが高齢者になった時に待ち受けるのは、隣近所で続々と腐乱死体や白骨死体が発見される光景が日常化し、誰もがそのことに特段の関心を持たなくなってしまう〝孤独死大国〟になってしまうという事。

高木優一:うわー、頭痛くなってきた。それにしてもこのニッチなジャンルを徹底的に取材して問題提起のメスを入れて下さった菅野さんには拍手を送りたい。本当に今日は考えさせられる一日でした。これからの日本を憂うと同時に勉強になりましたよ。有難うございました。

・・・・・・・・・・(転載ここまで)

「国が悪い」「厚労省が悪い」それで我々はどうすればよいのでしょうか?

いたずらに解決策もないくせに、興味本位で飯のネタとして「孤独死」への不安をあおっている

これまた「不安ビジネス」以外の何物でもありません。

こういうライターがいるから

エンディングサポートビジネス、葬儀屋がぼろもうけできるのではないでしょうか?

今年に入って、私の祖父が亡くなりましたが自宅でなく、セレモニーホールで通夜と告別式を執り行いました。

香典が80万円、葬儀代が220万円、140万円の赤字となってしまいました。

葬儀業者に無理言って、明細を見せていただいたので簡単に内訳を紹介します。

「病院から自宅までの遺体搬送 5万円」

「自宅からセレモニーホールまでの搬送7万円」

「セレモニーホールから火葬場までの搬送7万円」

「湯灌費用10万円、衣装代3万8千円」

「棺桶 19万8000円」

「祭壇 ”みやび”80万円」

「告別式後の御食事代 一人5000円×22人=11万円」

「住職足代 5万円」

「火葬場手続き諸費用 3万円」

「会場リース代10万円」

などなどでした。

ちなみに、「お金がない人や特定の宗教に属していない人はどれくらいの予算ですか?」と最低予算を聞いたところ

「直葬は20万円前後です」

とのことでした。

棺桶費用と、遺体運搬費用、火葬場手続き費用だそうです。

ちなみに遺体ですが、「死亡診断書」さえあれば、自家用車で運んでも問題ありません。

ですから、実際は棺桶費用とドライアイス、そして火葬場手数料だけで済みます。

車も、ミニバンをレンタカーすればいいだけですから1万円×2日間あればいい。

仏教では死後49日間、残された遺族が死者を丁重に弔うことで、故人は極楽浄土にいけるそうです。

「まったく根拠がないでたらめ」ですね。

しかし、我々は普段から「死後の世界」を意識することもなく、日々乱雑に目の前のことに必死になって、その場しのぎで、忙しく生きています。

私たちの生き方に「真理」はありませんでした。

それは「生きる目的」=「神様が不在だったから」です。

私たちは肉体のあるうちに「生きる目的」「幸せを手に入れる方法」を学び実践しつづける必要があると思いませんか?

私たちは「真理」を求めないため、カルト宗教やスピリチュアル、無宗教という詐欺にはまってしまい、生きながら答えのない地獄を味わい続けるのです。

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