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旧精神科医療は思想警察なのか?

精神科病院を減らすための政策 精神科救急システム  90 日ルールの秘密 生活保護対策

2024年07月16日 | 世界一分からない日本の精神科医療と精神科看護

精神科救急病棟と精神科急性期治療病棟の医療費 https://total-agent.biz/psychiatry/_cost/>

精神科医療は簡単に言えば、「貧困ビジネス」です。

かつて精神病院には、「生活保護者」「ホームレス」の人で溢れかえっていました。

入院患者が減ると、事務長が街中のホームレスに声をかけに行き、入院させている病院もあったくらいです。

また保健所に出向き、アルコール依存症の人を紹介してもらい入院させている病院もありました。

今でも、変わりないのですが、多くの精神病院は「とりあえず、入院させておけば診療報酬が入る=病院経営できるシステム」なのです。

現在、精神科病院入院患者は、「生活保護受給者」が減りました。

(これは実際に調査したわけではありませんが、私が病院実習で出入りしている病院では入院患者の1割程度だと思います)

それ以外は、

「住民票世帯分離」

「障害者福祉手帳+障害者基礎年金2級」

「マル障限度額認定+高額医療費助成制度」

で長期入院させている精神療養病棟や精神特殊疾患治療病棟ばかりです。

生活保護で入院している患者の金回りは、障害基礎年金2級の患者と比べると、とても良いです。

診療報酬制度(税金から医療費を支払う制度)では、生活保護で入院してくる人は、「カモネギ状態」と言われています。

その理由は、生活保護受給者は、医療費全額無料、医療券という現物給付制度によって、完全公費で賄われるからです。

そしてその医療費の内容も精査されることがないため、病院もジャブジャブと高額な医療処置や薬剤投与することができます。

ある意味、精神科病院の経営は、「生活保護」を入院させて、やりたい放題請求していたため潤っていたのです。

しかし、生活保護とは退院して地域で生活することが前提の制度であるため、「病院で生活している」のは矛盾が生じます。

ですから、実際に、精神科入院患者の経済基盤は、生活保護から障害年金に、どんどん切り替わっています。

退院前提でないと、生活保護は受給できないようになってきています。

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話題を精神科スーパー救急制度に戻しますが、生活保護患者を入院させた場合、退院が前提となってきます。

退院するには、病院の外に住む場所、住所が必要です。

ところが、持ち家のある人は、生活保護が受給できません。

ですから、アパート契約して生活している人が受給条件です。

 

精神病院に入院すると、アパート費用も支払いながら、入院費も支払うことになります。

つまり、2重生活していることになるため、入院中のアパート費の公費負担を6か月までしてくれます。

3.入院中の「自宅の家賃」は家賃扶助の対象になるのか https://seikatsuhogoguide.com/column/column-875/#:~:text=%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%82%92%E5%8F%97%E3%81%91%E3%81%A6,%E6%9C%9F%E9%96%93%E3%81%8C%E5%BB%B6%E9%95%B7%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82>

生活保護受給者の退院促進をするために、この90日ルールが存在するといっても過言ではありません。

特に、生活保護受給者の囲い込みをしてきた精神科医療に対して90日ルールというのは特化している制度だと考えられます。

==============(精神障害者の退院促進について https://www.mhlw-houkatsucare-ikou.jp/archive/m201802data/m201802_ref3.pdf

精神入院患者の状況として、精神病床入院患者総数約 32 万人のうち約 2 割 は生活保護受給者であるとともに精神病床入院患者のうち受入条件が整えば 退院可能な患者は約 7 万人のうち 2 割の約 1.4 万人が生活保護受給者とされ た。

平成28年(2014年)の生活保護者の施設入所割合

入院(精神科病院) 6,093(37.0%)
入院(一般病院) 1,579 (9.6%)

(生活保護受給者の約40%が精神科病院と一般病院に入院し続けている)

============(転載ここまで)

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医療とは一体何なのでしょうか?

本来、医療とは、不慮の事故や怪我によって救急や応急的に利用されるものであるはずです。

ところが、病院経営、医療経営を民間に任せてしまったため、「建設業」や「自動車産業」と並ぶ、「医療産業」が日本のビジネスになってしまいました。

公費を病院経営者たちが山分けできるようになってしまったのです。

経営という視点から見れば、お客(患者)がいなければ経営は成り立ちません。

ですから、継続的な入院による回転率、ベッド稼働率を維持する必要が出てきます。

そのために行われることは、

「健常者を定期健診にかけて患者狩りすること」

「新薬開発+新たな病名を産み出すこと」

「医師の権威付け、神格化」

です。

これらのマーケティングにより、日本国民は「1億総病人」扱いされています。

また、高齢者の老化現象も「慢性疾患」と言い換えられたり、酷いと、消化器外科や循環器の治療対象とされてしまう患者狩りにあってしまいます。

実際、骨折以外で、投薬をしたり手術をしても状態は変わらない、以前よりも悪化している老人たちが沢山います。

慢性疾患とはつまり、障害のようなものなので、本来は医療ではなく、福祉が担う分野であるはずです!

ただ、あまりにも精神科病院に生活保護受給者の入院が偏在しているため、スーパー救急制度を使って減らしていこうとしている。

厚労省による、姑息な社会的入院の削減政策の可能性もあります。

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私たち人間には寿命が定められています。

これは定年退職制度みたいなものです。

定年退職後は仕事せず、年金といった公費で生活できる生活保護のようなものですから、老後豊かに生活できるための制度ではありません。

 

私たちは老後の人生ばかりを考えて生きて、幸せなのでしょうか?

そうではありませんね。

今を生きなければいけません。

希望を持って生きなければいけません。

僅かながらの給料を貰って、多少の贅沢ができれば幸せだという小さな目標で生きることが幸せなのでしょうか?

「肉体のある人生は一度しかない」としたらどのように生きれば良いのでしょうか?

生活保護やベーシックインカム頼みで、

他人の価値観に従って生きる人生が幸せなのでしょうか?

たった一度の人生をどのように生きる事が、幸せな生き方なのか?

ラプトブログに答えが書いてあります。

人間は死ぬまで「夢や希望があってこそ」、今の生活に満足しながら生きていけるのだと私は信じています。

日本の衰退が身近なところで顕著に現れる中、RAPTさんから御言葉を学んだ私たちは、どこまでも喜びと希望をもって幸せに生きられる(十二弟子・ミナさんの証)ライフ 2024年4月4日 https://rapt-plusalpha.com/98943/

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