テサロニケの信徒への手紙二 3章「働かざるもの食うべからず」
「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」
精神科救急で勤務していましたが、外来で大暴れする患者の大半は
「親に騙されて連れてこられて、医療保護入院で入院させられる人ばかり」でした。
それらの多くの人に共通することは何だか分かりますか?
「仕事もせず、家でゴロゴロして引きこもっている大人たち」
なのです。
私がいつも思うのは
家に引きこもって仕事せず、親に文句ばかり言って、気に食わないことがあると
「こうなったのはお前ら親が子育て失敗したからだ~」
と暴れてみせる大きな子供を
医療費使って精神科病院が面倒みるのはおかしいということです。
精神科病院に入院すると、何が始まるのでしょうか?
第1選択は「薬物療法」です。
第2選択は「生活リズムを整える」です。
第3選択は「作業療法で集中力を養う」です。
第4選択は「SSTなど認知行動療法で感情コントロールや対人交流能力を上げる」です。
これで、人間の脳機能が回復するという医学的な根拠に基づいて、保険診療となり、診療報酬となります。
①第1選択は「薬物療法」では
麻薬や覚醒剤類似物質を内服してもらい、ぐったりしてもらいます。
酷いと運動失調がでます。
さらに運動障害にまで発展し、30代で歩行障害となり車椅子生活になるひともいます。
家族は医療ミス、医療過誤として訴えることは絶対になく、「息子を大人しくしてくれありがとう」とも言わんばかりに嬉しそうです。
②第2選択は「生活リズムを整える」です。
3食昼寝付き、おやつつき、毎日が日曜日の生活をします。
その代わり、厳しい練習が無い合宿のような集団生活を延々と続けます。
上から目線で看護師が話しかけてくれたり、たまに看護学生が実習に来て話し相手になってくれます。
③第3選択は「作業療法で集中力を養う」です。
子どもの手遊びレベルの、塗り絵や輪投げ、ストレッチ体操をします。
向精神薬のせいで、頭がボーっとしてまともに集中ができません。
長期入院の患者は、薬も自己調整している(トイレに流している)人が多いです。
「内服しようがしまいが、落ち着いていて、他患とトラブルなく過ごせれば」スタッフは誰も咎めません。
④第4選択は「SSTなど認知行動療法で感情コントロールや対人交流能力を上げる」です。
対人関係スキルは上がりません。
しなくていいアサーションが強くなります。
自己主張ばかり強くなるだけで、より日本社会に馴染めない性格に変わっていくだけです。
結論から言いますと、精神障害者は「なんだかんだ理由をつけて仕事しない人」のことです。
そしていつの間にか、精神病院に入院すると「仕事しなくても食べていける」ので
「仕事しなくても良い人」になってしまうのです。
ですから、いつまでたっても精神病院から退院できない。
病院が生み出す、医現病なのです。
新型コロナに感染すると、学校は公欠となり、出勤も感染対策、クラスター対策のため欠勤させなければなりません。
しかも特別給、公欠です。
「コロナになったら仕事しなくいい、学校行かなくていい」
のです。
まさに、精神科病院に入院したら仕事しなくていい(三食昼寝付きの生活が医療費から支払われるため)
のです。
この問題の糸口はどこにあると思いますか?
まず1つには、社会が寛容になることだと思います。
①他人と上手く付き合うことができない、
②のろまで不器用で作業が遅い人がいても、
③嘘をついてサボる人
といった人がいても、「働けるような労働環境を作ること」だと思います。
賃金差別をつけるのは当然ですが、①②③のような労働生産性の低い人にも仕事を与え、
大企業が面倒を見ればいいだけなのです。
そして、同僚や従業員もそういった労働生産性が低い人達を仲間に入れてあげるのです。
そうすれば、無駄な医療費が減り、毎月天引きされる保険税が減るでしょう。
福祉費医療費が下がるため税負担も減るでしょう。
精神病院は潰れてしまいますが、「心の廃用症候群」を量産する工場がなくなるのです。
労働生産性の低い人間を集めて、医療費福祉費で面倒を見るための施設、
負担しているのは、国民の税金、保険税であるため百害あって一利なしなのが精神病院なのです。
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