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大学に行く前に。「奨学金は借りたくない」キャバ嬢学生の思いは本当に甘えなのか

2019年01月09日 | 子育て論

(大学はオワコン)

私はこのブログで、『大学には行くべきではない』と再三書いてきました。

世の中では、大学に行っていないと、バカだとか半人前だとか嘘の価値観、常識が蔓延しています。

確かに、金銭的に裕福な家庭に生まれたなら大学進学はしても良いかもしれません。

しかし、庶民の家に生まれた場合、大学など進学せず、いったん就職し、独立できるように経験と資金をためるべきです。

それでも、大学卒業の肩書が欲しいなら、通信制の大学で単位取得すればいいだけです。

実際、昼間大学に通っている学生が優秀か?というとそうでもなく、多くの学生は、勉強そっちのけで、サークル活動やバイト、恋愛、コンパばかりに遊び惚けています。

『バイトも社会勉強』

なら大学に行く必要はありません。

ですから、子供が『大学進学したい!』と言ってきても、断固拒否するべきです。

唯一許可してよい場合は、『特待生で授業料免除、生活費は自分で稼ぐ』という条件くらいでしょうか?

それでも、大学に行ってろくに本も読まず、勉強もしない現状から『時間と金の無駄遣いだ』と言わざるを得ません。

今回は、大卒ブランド欲しさに、学費、生活費を稼ぐために落ちぶれていく大学生についての記事を紹介いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・(「奨学金は借りたくない」キャバ嬢学生の思いは本当に甘えなのか 2018年12月3日 5時57分 iRONNA

北条かや(著述家))

 奨学金の返済に追われる若者が増えている。大学進学率が上昇し、若者の2人に1人が大学へ進むようになった一方、高止まりする学費が家計を圧迫しているからだ。日本の全大学の8割を占める私立では、平均130万円という授業料がのしかかる。さらに、一人暮らしの学生なら、家賃と生活費が年間150万円にもなる。

 4年間で実に1200万円。長引く不況の影響で、この大金を負担できる家庭は減っており、今や2人に1人の学生が奨学金を借りている。

 奨学金のほとんどは、給付型ではなく貸与型だ。つまり、将来何十年にもわたって返済が求められる「借金」である。後で詳述するが、この借金を背負いたくないがためにアルバイトに追われ、中にはキャバクラや風俗などの水商売で働く学生もいる。奨学金を借りていないからといって、経済的に豊かな学生とは限らないのである。

 牧歌的な考えの大人たちは、こう思うかもしれない。「授業料が安い国公立大に自宅から通えばいいじゃないか」と。「奨学金に頼る必要はない、甘えるな」と。

 本当にそうだろうか。まず、前述の通り、日本の大学は圧倒的に私立が多く、国立と公立大の割合はそれぞれ約1割にすぎない。大学生のほとんどが、年間100万円以上の授業料を納める私大生だ。授業料が低い国立大の多くは難易度が高いので、学力が足りなければ公立や私立へ進学するしかない。

 さらに、学力は、幼少期からの塾通いなど多額の教育投資ができる富裕層ほど高くなる。東大生の親は約6割が年収1千万円以上だ。国立教育政策研究所の濱中義隆総括研究官によるデータ解析では、国立大生の親の方が、公立や私立よりも「年収1050万円以上」「850~1050万円」の割合が高いという。皮肉というべきか、授業料の安い国立大に通うためのチケットは、富裕層ほど安く手に入るのだ。 以上のことから、もはや高い学費を払って国立以外の大学に通う学生は多数派であるといえる。親の収入状況で進学先が左右される以上、借金してまで大学に通う学生を「本人の甘え」とか「努力が足りない」などと非難するのは早計だ。

 ある女子学生は、学費と生活費を補うため、ファストフード店でアルバイトを始めた。時給800円。授業の後に1日3時間働いて週4日、1日2400円、1カ月で4万円にもならず、毎月12万円かかる生活費が払えない。

 ある日、繁華街で配られているポケットティッシュに「誰でも簡単、高収入」の文字を見つけた。「お酒が飲めなくてもOK」「週1日~時給4千円以上、1万円も可」と書いてある。ファストフード店と比べておそろしく魅力的な条件だった。そう、キャバクラである。

 拙著『キャバ嬢の社会学』でも述べたが、キャバクラやガールズバーの多くは、水商売の初心者でも「気軽に」働けることをウリにしている。「飲酒なしでOK」「ノルマなし」「未経験者歓迎」など、若い女性ならほとんど誰でも良いというようなキャッチコピーで人を集めるのだ。

 彼女は勇気を出して面接へ行った。ニコニコしたおじさんが出てきてシステムの説明をされ、身分証を提示したら、その日から働くことができた。夜中の12時まで4時間働き、1万6千円を手にした。ファストフード店の5倍。親への罪悪感はあったが、学費を払うために四の五の言う暇はなかった。

 そこからは、週3回キャバクラ勤務の日々が始まった。毎月12万円の生活費、年間100万円の授業料は払ったが、寝ずに授業へ行く日が続き、ノルマのために深酒するようになった。2年以上、キャバクラ嬢として売り上げを上げ続けたが、ある日、色恋に狂った客からレイプされそうになり、店のスタッフがそれを止めなかったことで、全てが嫌になった。自分が若さや女を売りにして利益を得ることが、搾取されることと表裏一体であることに絶望したのだ。

 「ものすごく傷ついたし、学費を払うためにどうしてこんなに苦労しなきゃいけないのか、最悪だと思った。でも、いろいろ大事な経験をしたと思う」と、彼女は静かに語った。

 これは私の肌感覚だが、2008年のリーマン・ショック後に、キャバクラ嬢として働く女子大生が急激に増えた。理由はほとんどが「親の仕送りがなくなったから」。一見するとキャバクラで勤務しているようには見えない、というと語弊があるが、世間が思う派手なキャバクラ嬢とは違う、「真面目そうな普通の女子大生」が夜の店で働くようになった。 時を同じくして、ガールズバーやラウンジなど、キャバクラよりもさらに「ゆるい」形態の水商売が盛り上がりを見せた。飲酒しなくてよい、私服でよい、髪の毛をセットしなくてよい。接客はカウンター越しで、セクハラの心配も少ない(ということになっている)。夜の仕事のハードルはどんどん下がり、親の仕送りに頼れない学生や、生活費にゆとりが欲しい学生の一部がそこへ流れていった。

 「大学のユニバーサル化」は同時に、「水商売に従事する大学生のユニバーサル化」も進めた。男子学生さえ、例外ではなかった。

 「奨学金とか高いじゃないですか。借金するくらいなら、自分で稼いだ方が全然いいと思ったんで」

 ある男子学生は、親が無理して通わせてくれた理系学部の授業料、年間200万円を工面しようと、新宿の歌舞伎町でスカウトマンの仕事を始めた。街で女性に声をかけ、風俗産業へと斡旋(あっせん)する。別の大学の友人は、週1日の出勤で月収30万円を稼いでいた。「完全自由出勤」「完全歩合制でノルマなし」という条件に引かれた。これなら授業と両立できる。

 面接は雑居ビルの一室で、スーツを着たコワモテのお兄さんたちに囲まれて怖かった。「とにかく女の子に声をかけて、キャバクラか風俗店に連れて行って」と言われ、新宿へ通う日々が始まった。

 女性と話すのは好きだったので、ナンパのようなノリで声をかけ続けるのも、それほどつらくはなかった。大学の同級生からは「女性にモテる」「コミュ力が高い」と褒められるようになった。

 キャバクラ嬢を新しい店に紹介できれば、店から一件あたりいくらかの収入が手に入る。性風俗店なら、その女性が勤務し続ける限り、女性の給料の10%が彼の懐に入り続ける。月収は30万円を超えた。だが、本音は「やっぱり病みますよ」。

 「女の子の愚痴や色恋の管理とか、あとは罪悪感。ヤバい人たちとの絡みもたまにありますし。でもこれ以上稼げる仕事はないです。やりがいもあるし。でもそろそろ単位が危なくなってきたので、ちょっとキツいですね」

 信じられない人もいるだろうが、多くの学生にとって夜の世界は、奨学金に頼らず学生生活を送るための手段になっている。学費のためにキャバクラやクラブ、性風俗店などで働く大学生のほとんどは、奨学金を借りていない。そして、たいてい私立大に通っている。彼、彼女らは「自立」するために、大人の社会に依存する。いずれも「親に甘えずに」大学へ通おうとした結果である。

 ある女性は、学費のために銀座のクラブで働いたが、その目的は「クラブに来る客の中から、自分を経済的に支えてくれる人を探すためだった」という。20歳の彼女が見つけたのは59歳の会社役員。学費を払ってもらう代わりに、体の関係を提供している。

 深夜まで勤務するホステスやクラブは学業と両立できないので、「スポンサー」ができたらすぐにやめるつもりだった。還暦間近の男性とホテルで会うたびに虚しさが募ったが、最近は慣れてきたという。大学を無事に卒業し、無借金で社会に出ることが彼女にとっては何より大切だからだ。

 友人にも似たようなパターンの女子大生は多いという。昨今流行りの「パパ活」も、一部は学費を捻出するために行われているのかもしれない。

 彼女たちにとって、学生生活を送ることはお金を稼ぐこととほとんど同じである。それでも大学へ行きたい。親には頼れない。でも奨学金は借りたくない。だから大人の社会を利用し、また利用されてお金を稼ぐのである。それでもまだ、「甘えるな」と言う資格が私たちにあるだろうか。

 「そこまでして大学へ行く必要があるのか」という問いには、こう答えよう。高等教育の充実は社会的な善であり、よほどの代替案がない限り、大学進学率の上昇は歓迎されるべきことだ、と。やみくもに「大学へ行くな」という権利など誰にもない。

 学生を借金漬けにする、もしくは学業に支障をきたすほどのアルバイトを強いる。言うまでもなく、これほど高額な授業料がそもそも問題なのだ。対処するには、全大学の8割を占める私立大が、貸与型ではなく給付型の奨学金制度を増やさなければならないだろう。授業料の減免制度を設けている私大は多いが、個別の大学ごとの格差が大きい上、学生の授業料負担を平均して下げる効果があるとまでは言えない。

 だからこそ、私大同士が垣根を越えて資金を出し合い、給付型の奨学金制度を新たに作ることが望ましい。まずは生活費負担が相対的に重い、都市部の私大から連携を始めてはどうか。

 こうした大学のうち、特に難易度が中程度から高程度のマンモス校は、地方からも多くの学生が集まる。地方から都市部へと、若年人口を吸い上げる代わりに、給付型の奨学金で彼らの生活費負担を少しでも下げることはできないか。 資本の論理でいけば、こうした提案は利潤追求に反するかもしれない。が、若者に「甘えるな」と自己責任論を押し付け、やたらと高額な学費を吸い上げる高等教育機関など、無責任以外のなにものでもない。

 大学とは経営主体である前に、教育理念を持った社会的存在であるべきだ。2人に1人が進学する時代だからこそ、「大学の社会的責任」を、学費負担という観点からも検討すべきではないだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

いかがでしょうか?

単なるフリーターです。

というか、大学は単なる風俗嬢養成所に成り下がっています。

「人生経験?」風俗で働くことがいつから人生経験になったのでしょうか?

その経験を生かして、風俗で働かなければ食べていけない仕組みを作った政治家やその政治家を支援する大企業の悪を正そうと活動でもされるのでしょうか?

ただ、目の前の金欲しさに、割の酔い風俗や水商売で働いていただけなのです。

負の連鎖の歯車になったことを、「人生経験」と考えるのは、都合がよすぎます。

次に大学生が手軽に借りることができる奨学金制度の危険性と風俗業界の現状についてみていきます。

・・・・・・・・・・・・・・・(2015年11月12日 大学生が「風俗に走る」最近の事情,日本学生支援機構はサラ金,安倍晋三政権は大学を崩壊させ,大学生を沈淪させ,そして日本をダメにする)

〇-4「奨学金問題」
 ・2004年,日本育英会が整理・統合されて,日本学生支援機構が誕生している。そこから「奨学金」は変貌した。

 ・公的機関であるはずの日本学生支援機構は民間からの資金を導入し,奨学金制度を金融事業として展開した。

 ・年利は上限3%,奨学金とは名ばかりで,利子で利益を上げる金融ビジネスとなった。

 ・実態は単なる学生ローンであり,「奨学金」という「支援や給付を想像させる」歴史ある聞こえのいい単語がビジネスに利用されている。

 ・驚愕するのはその利用者の比率の高さだ。大学昼間部で52.5%,大学院修士課程で60.5%,大学院博士課程で62.5%と過半数を大きく超えている。

 ・将来,なんの職業に就くかわからない高校卒業したばかりの未成年に有利子のお金を貸し付けるのは,どう考えても無謀だ。

 ・「奨学金」という負債は,当然社会に出て自分で稼いだお金で返していかなければならない。しかし,現在は大学卒業後の出口も,非正規雇用やブラック企業が待ちかまえている。

 ・いまの大学生たちは高齢者優遇の国や社会,日本学生支援機構という金融業者,ブラック企業からも搾取されてボロボロの状態なのだ。

 

 〇-5「風俗はセーフティーネットか」
 ・この数年,風俗嬢と話すと「稼げない」「儲からない」という話ばかりだ。

 ・最終手段である裸と性サービスを売って,月収平均で15~20万程度,10万円以下の女性もたくさん存在する。

 ・行き場のない女性たちのセーフティネットにはなっているが,たしかにその安価な価格のサービス提供では,生活保護や最低賃金程度のお金をなんとか稼げるというモラトリアムにしかならない。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

奨学金という名の学生ローンを貸し付けて、さらに風俗業界で女子大生を安く使う。

根本的解決は

①大学に進学しない

②男性が風俗を利用しない

で解決します。

 

しかし、世の中を見渡せば、『愛だの恋だの、男女の恋愛話』で盛り上がり、高学歴芸能人がクイズ番組で活躍する姿を連日のごとくメディアは垂れ流します。

テレビばかり見ていたら、『大学行きたい!』と思うのが自然です。

しかし、実際大学に入ってみると、ただ遊ぶこと、友達を作ることばかり。

暇つぶしに単位を取るか程度です。

大学とは『愚民化政策』なのではないか?というくらい不要なものとなっています。

実態は借金・・・奨学金2人に1人 バイト漬けの学生生活(17/12/31)

東京で働くことが圧倒的に有利なのでしょうか?

『時給1500円、終電帰宅』

 

見ていて痛々しいですね。

そして、NHKは奨学金学生の受信料を免除するそうです。

NHK受信料、奨学金受給学生は免除…2019年2月から | リセマム

そして、ブラック企業が「あなたの奨学金肩代わりします」を打ち出していますね。

・・・・・・・・・・・・・・・(吉野家が奨学金制度導入、卒業後に就職すれば返済免除 「札束で学生買収」という指摘もあるけど、どうなの?「やめたくてもやめれない状態は、社畜の温床」2017.3.30 キャリコネ編集部)

同制度は、大学生のアルバイトに入学金や学費を貸与するというもの。在学中は週に3時間以上働くことが条件だ。卒業後、同社に入社して4年間勤務した場合は、返済が全額免除され、同業他社に就職した場合でも半額が免除される。年間10人を上限としており、2018年に大学入学予定の学生から募集を開始する。

同社の広報担当者は、

「奨学金を借りている学生は増え続けています。そうした学生さんたちのお手伝いをするために今回の奨学金制度の導入を決定しました」

と制度導入の背景を語った。

なお、在学中にアルバイトを辞めたり、入社後4年間続かなかった場合は、それまでに貸与された奨学金を全額返済する必要がある。

この報道を受け、

「さすがッ!吉野家さんッ!」「入社すれば全額免除というのはけっこう太っ腹だと思う」

と称賛の声が相次いだ。経済的な問題で大学進学を躊躇する学生には、ありがたい制度だろう。

また同業他社に入社しても返済が半額免除になることに対し「『外食業界を支える人材を育てる』という姿勢が素晴らしいですね」と評価する人もいた。卒業後、同社で働かないといけないことについても「4年間働いて合わないと思えば転職すればいいわけだし」と楽観的だ。

「やめたくてもやめれない状態は、社畜の温床」?
その一方で、「やめたくてもやめれない状態は、社畜の温床」と批判の目を向ける人もいた。全額免除を獲得するためには、4年間は働かなければならない。その間は、例え理不尽な職場環境に直面しても退職できない危険がある。

他にも、「札束で学生を買収しているような気もする」という声もあった。奨学金を餌に会社に縛り付けられたることに抵抗感がある人もいるようだ。

こうした奨学金制度を設けているのは吉野家だけではない。ブライダル事業を展開するノバレーゼも、2012年から奨学金返済支援制度を設けている。奨学金を借りている正社員の勤続年数が5年と10年になっときに、未返済分に対してそれぞれ100万円を上限に支給する。他にも、メガネチェーンのオンデーズや、WEB制作会社のGOSPAが奨学金を肩代わりする制度を導入している。

奨学金の返済にあえぐ学生にとって、こうした制度は本当にありがたい。しかし公的な奨学金が充実したり、学費が安くなったりすることで、制度に縛られずに会社選びができるようになるのが一番望ましいのではないか。日本の国内総生産に占める教育機関への公的支出の割合は、33か国中、下から2番目となっている。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

人手不足で青天井で働かせるにはこの作戦しかないのでしょうか?

こんな制度、学生のためにやっているものではありません。

社畜を集めるために絞りだした知恵でしょう。

これだけ見ていっても、現代社会において

「大学に進学すること」がどれだけ愚かなことかお判りになったと思います。

若くして借金を背負うなど愚策をとるべきではありません。

子供の間違った考えを正すのも親の大切な仕事なのです。

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