親方日の丸、公務員という地獄の仕事。

このブログでは子育てについて何かと記事を書いています。

世の中のイメージでは「公務員は景気に左右されるどころか、景気が悪くなればなるほど優遇される」「公務員になれない人のほうが多い為、公務員になれる人は選ばれた人だ」などという考え方を持っている方が多くいます。

実際、地方では公立病院と私立病院では、看護体制では圧倒的に公立病院のほうが良いイメージはあります。

しかし都心に行くと、公立病院よりも民間病院のほうが良かったりもするのでこれは一概に言えません。

公務員につくメリットを簡単にまとめます。

①能力が低くても解雇されない

②賞与（ボーナス）が実績が反映されない

③年功序列

④許認可事務を持っているため、関連団体への天下りができる

デメリットとしては、

①結果⇒給与と反映されず、実力社会ではない

②やりたい仕事ができない、仕事がつまらない

③私生活が制限される

④財源が税金のため経営感覚が身につかない

⑤民間企業がへこへこしてくるため高慢になっていく

などがあります。

実はデメリットだらけです。

 

公務員や民間企業のサラリーマンどちらもだめで、「自営できるように」小学生から人生設計をしていかなくてはいけません。

「自営」するには、その人が持つ個性才能を、磨き続け、世の中に必要とされるレベルまで極め続けなければいけません。

「好きな事を仕事にすることは大変だ」

と考えるか

ただ、生活のためお金のために「やりたくもない仕事、従いたくない上司、下げたくないお客に頭を下げて一生を終える」

人生はどちらがいいでしょうか？

（自分のやりたいことを仕事にしていく方法について知りたい方は「こちら」をどうぞ）

いずれにせよ、世の中に必要とされるレベルまで自分の能力、個性才能を伸ばし続けるのは大変なことです。

やはり、本人が好きな事を磨き続けるしか成功の道はないのかもしれません。

日本における実力社会とは一体何をさすでしょうか？

率直に意見すると、「人脈＋コネ」のことを指します。

つまり、能力とはコネのことを指すと思います。

去年あった「東京医科大学不正入試事件」も結局は勉強なんかしなくても、コネで医学部に入れてしまうという現実を世の中にさらしました。

庶民には関係ないところですが、医学部ですらコネで合格できるのですから、それ以外の大学、学部もコネで入れてしまいのでしょう。

しかし、競争をコネの力で上がっていった人は、最後はコネに頼るしかない人生を送ることになります。

人生最後の日に「富や名誉を得るために自身の信念を保身のために曲げてきた生き方」と「富や名誉はいらない、いつも正しい道、正義を貫いてこれた人の生き方」とどちらが「晴れやかな気持ち」で最期を迎えることができるでしょうか？

明らかに後者であるはずです。

親である私たちは、子供を学生を「富や名誉よりも、正義を貫く、真っ直ぐな生き方、隠し事のない生き方に導いてあげること」

これこそが子育ての成功ではないでしょうか？

さて、ここで後を絶たない公務員の不祥事のニュースについて紹介いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・（県職員「父親死亡」等でズル休みし懲戒処分 別の職員が“通夜会場”訪れると行われておらず発覚

12/25(火) 21:44配信 東海テレビ）
県職員「父親死亡」等でズル休みし懲戒処分 別の職員が“通夜会場”訪れると行われておらず発覚

「親族や父親が亡くなった」などとウソの理由で特別休暇を取っていた岐阜県の５１歳の男性職員が減給処分となりました。

　６カ月間、１０分の２の減給処分となったのは、岐阜県管財課の５１歳の男性職員です。

　岐阜県によりますと、職員は２０１５年５月から６月にかけて「叔母や祖父などの親族が亡くなった」などとウソの理由で特別休暇を申請し、合わせて１４日間の休暇を取っていました。

　父親の死亡申請があり、別の職員が通夜会場を訪れたところ、通夜が行われておらず明らかになりました。

　岐阜県の聞き取りに対し、職員は「当時、体調不良で出勤するのが辛い状況だった。年次休暇が少なくなる中で今日を乗り切れればという気持ちで後先を考えず申請した」と話していて、１２月に復職しています。

・・・・・・・・・・・・・・・（転載ここまで）

人間は「嘘をつくこと」が一番つらいです。

嘘をつく理由としては

「自分を大きく見せたい」

「叱られたくない、批判されたくない」

「楽したい、得したい」

というような心の罪が根っこにあります。

それらは高慢、怠惰、強欲といった人間の本質的なもので、放っておいたらそのまま大きく膨らんでいきます。

一般的な人は

「これは自然な感情じゃないか！？」

と考える人がほとんどだと思います。

しかし、人生を長く生きてきたひとならわかると思いますが、実は人間を苦しめる原因はこの「心の罪」によるものです。

「ピン」とこないかもしれませんが、一番人生を苦しませるものは「ルシファー」つまり「プライド」「自尊心」です。

人生ではこれらの７つの罪がなくなるように、毎日毎日反省し自分を清めていくことにより「心」が成長していきます。

「誰も知らないから、気付いていないから」「誰も見ていないから」そのような気持ちが湧いてこないようにするまで、徹底的に悔い改める、油断すればすぐに、「悪い考え」「怠惰な考え」が頭に浮かんできてしまいます。

今回紹介した記事では51歳にもなる大人が「親族が死んだ」と平気で嘘をついているのです。

「なぜ正直に言えないのか？」と読者の方は思うかもしれません。

それは、公務員や会社という社会、文化が

「有給を取るのは怠け者」

「有休消化を優先すると昇進できなくなる」

という悪習があるからです。

さらに言えば、「公務員、会社員という村社会からはばにされたくない」という孤独の不安を抱えているからです。

「仕事の出世＝人生の成功」

だと洗脳されているからです。

現実的に、日本の公務員やサラリーマンは上へ行けばいくほど、部下に仕事を押し付けて、遊んでいるひとばかりです。

さらに、何か問題あれば、決済を出した責任者であるのにもかかわらず、責任は部下に取らせる上司ばかりです。

「仕事もしていいないくせに、ふんぞりかえっている」

それが日本の管理職ではないでしょうか？

そして日本の管理職は「さらにふんぞり返る上司の顔色をうかがうことが仕事」になっているのです。

こんなつまらない人生はあるのでしょうか？

続いて、岐阜県の公務員の不祥事です。

・・・・・・・・・・・・・・・（同じ県職員がセクハラとパワハラ…元同僚の20代女性の胸触る 課長級職員を懲戒処分 岐阜　12月25日　18:19）

　職場の元同僚に胸を触るセクハラをしたなどとして岐阜県の課長級の職員に懲戒処分です。

　停職２か月の処分を受けたのは、岐阜県の郡上農林事務所に勤務する５２歳の課長級の男性職員です。

　岐阜県によりますと、この職員は今年５月までの間に２回にわたって飲食店や喫茶店の駐車場で、以前同じ職場だった２０代の女性職員の胸を触ったということです。

　また今年７月には、同じ職場の２０代の男性職員に対し「これ以上怒らせるなよ、お前が嫌いや」などと言ったほか、複数回にわたって勤務時間外に呼び出し、パワハラ行為をしていました。

　岐阜県の聞き取りに対しこの職員はおおむね認めているということです。

　また、３年前にうそをついて特別休暇を取得したとして管財課の５１歳の男性職員を減給処分としました。
(最終更新:2018/12/25 18:50)

・・・・・・・・・・・・・・・（転載ここまで）

いやはや困ったものです。

嫌がる女性に対して、立場を利用して、触りたいのでしょうか？

どれだけ卑劣なのかと思いますね。

さらに、20代の男性の部下に対してパワハラ。

おそらく、公務員という仕事はこういう人が上司として残っていく世界なのでしょう。

公務員の上司は市民から選挙で選ばれた代議士、つまり議員の先生かたですね。

次のニュース記事を見ていきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・（出水市議「自宅に乗り込むぞ」 職員への不当行為 市長が警告 鹿児島　12/26(水) 20:03配信 KKB鹿児島放送）

（出水市）
『議員の非常に残念な行為に対しては、改めていただきたいという認識』

＜写真左が宮田議員　 鹿児島県出水市議会日台議員連盟会長宮田幸一等一行記2名が戎総領事を表敬訪問 ＞

　市によりますと、出水市議会の宮田幸一市議は3年前から議案の取り下げや庁舎の警備員の対応改善要求など5つの事案で、職員のべ32人に暴言を浴びせたり声を荒げたりしながら、長時間の対応を強要したということです。

時には「頭が悪い」「自宅に乗り込むぞ」といった発言を行い、夜間に電話で呼び出すこともあったといいます。

　市の職員倫理委員会は職員の公正な職務遂行を妨げる不当行為であると判断。市長は昨日25日付けで長時間の拘束をしないよう求める警告書を送付しました。

　一方、宮田市議は委員会への上申書で、「いずれの事案も市の行為が違法で対応職員の姿勢が不誠実だったから糾弾に至った」と主張しています。

・・・・・・・・・・・・・・・（転載ここまで）

事実は分かりませんが、これはもう「ヤクザ、暴力団と変わりない」行為だと認めざるを得ません。

自分の息子、娘がこんな議員に毎日、毎日罵声を浴びせられ、怖くなって、不正を働くようになってしまっては、元も子もないと思います。

公務員の文書の改ざんの罪は重く、必ず懲戒処分が下ります。

これだけ見ていても、「公務員という仕事」がいかに大変でつまらなく、プライド、世間体だけの仕事だとわかると思います。

子供を公務員にしてはいけません。