春爛漫![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s1_spr_sakura.gif)
今年は、お正月が暖かくて、楽な冬だ、と思っていたら後半から寒くなり、2月はかなり寒い日が続き、このまま一生、冬が続くか・・と思うほどでいたのが、怒濤の3月を経て、気がつくと桜の開花の季節。開花してすぐ寒くなったお陰で、桜は長持ちしている。
4/2 は鎌倉へドライブ。鶴ヶ岡八幡宮隣の駐車場に車を止めて、八幡様のお池の周りの桜を愛でました。それから、若宮大路の段葛を歩き、中程で小町通りに入って、傘を買ったり、鎌倉彫の小さいお木皿を買ったり、そぞろ歩き。お豆類を沢山試食させてくれる店で、国産ピーナッツを買ったり、奧の洋品店でインドシルクのストールを買ったり、時間に縛られずに、いろいろひやかしでお店を覗いたりもして、久しぶりに家族でゆったり過ごしました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_1.gif)
昨日は、3月の関西ツアーで共演し、自家用車に何度も乗せてくれたコントラバスのジュンコ嬢と横浜で再会しました。明日のみなとみらいホールでの”フランス・アカデミー室内楽”に出演のために、共演者たちと、朝の新幹線でお昼に横浜着。愉しかった関西ツアーの思い出話をしながら、桜の花吹雪の中華街でランチして、荻窪のコントラバス用の弓の専門店”鶴屋弓弦堂”へくっついて行ったのでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_1.gif)
へえ~、弓の専門店があるの・・?しかも、コンバス用専門とは・・と少し驚く。
弦楽器の弓は弦の長さに反比例して、バイオリン用が一番長く、コントラバス用が一番短い。
そのコントラバス用は、逆手のジャーマン弓と、チェロのようにこするフレンチ弓の2種類があるのは知っていたけれど、ジュンコ嬢は、それとはまた違うバロック用を探していたのでした。コンバス用は短いので、反りのないバロック用は、まさにノコギリのような形。よくコンバス奏者が持って来る、あの弓ケースには、とても収まらない。様々な形、大きさ、長さ、重さ、材質、バランスの弓を試してみて、ジュンコ嬢が「これイイわ~」と言ったのはペカット。バイオリン用なら400~500万は下らないブランド。コンバス用で現存するのは世界に4本しかないらしい。この日に見た中では一番短い50cmほどの弓で、弦に対しての吸い付きが良い。音もやわらかい。鶴屋弓弦堂では、これのソックリさんを作ってみたそうで、確かに、近い音はしたとか・・。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_2.gif)
10本近く、一つ一つ説明を聞いていても、「へえ~、ふう~ん、そーですか・・」としか応えられなくて、「これだけあって、どれがどれだか分からなくならないんですか?」と素人マル出しの質問をしてみたら「そりゃあ、専門家ですからね~」と案の定の答えでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
2時間ほど居て、みなとみらいに戻り、フランス・アカデミーの公開講座を見せて頂きました。私の好きなドビュッシーの弦楽四重奏曲を2つの弦カル・チームが2楽章ずつ公開レッスンを受けました。ドビュッシーの手書き稿から研究しつくしているフランス・アカデミーの巨匠たちの懇切丁寧な指導や、ショーソン、フランク等の影響、裏話なども面白かったし、4人の大先生がそれぞれの楽器の受講生たちにくっついてそれぞれのパートについて語るのが、それぞれお互いに否定し合ったりする事なく、全員が同じ方向を向いて指導、指摘なさっているのも面白かった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/whale.gif)
お昼に食べきれないほど中華ランチを食べたけれど、9時過ぎて流石にお腹が空いて、ランドマーク・プラザでイタリアン。ジュンコ嬢は、体格に恵まれた、心優しく、ウィットに富んだしなやかな関西人で、大きなコントラバスを入れた18kgのケースを背負って運ぶ姿は、まさに巨大なカブトムシ。
ゆったり、おっとり、ほんわかしている。一日いろいろ面白かったなあ・・とランドマーク・プラザから外に出ると、巨大なクワガタのオブジェが・・。まさにコンバスを背中に乗せた”ジュンコ像”
愉しい再会でした。
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今年は、お正月が暖かくて、楽な冬だ、と思っていたら後半から寒くなり、2月はかなり寒い日が続き、このまま一生、冬が続くか・・と思うほどでいたのが、怒濤の3月を経て、気がつくと桜の開花の季節。開花してすぐ寒くなったお陰で、桜は長持ちしている。
4/2 は鎌倉へドライブ。鶴ヶ岡八幡宮隣の駐車場に車を止めて、八幡様のお池の周りの桜を愛でました。それから、若宮大路の段葛を歩き、中程で小町通りに入って、傘を買ったり、鎌倉彫の小さいお木皿を買ったり、そぞろ歩き。お豆類を沢山試食させてくれる店で、国産ピーナッツを買ったり、奧の洋品店でインドシルクのストールを買ったり、時間に縛られずに、いろいろひやかしでお店を覗いたりもして、久しぶりに家族でゆったり過ごしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_1.gif)
昨日は、3月の関西ツアーで共演し、自家用車に何度も乗せてくれたコントラバスのジュンコ嬢と横浜で再会しました。明日のみなとみらいホールでの”フランス・アカデミー室内楽”に出演のために、共演者たちと、朝の新幹線でお昼に横浜着。愉しかった関西ツアーの思い出話をしながら、桜の花吹雪の中華街でランチして、荻窪のコントラバス用の弓の専門店”鶴屋弓弦堂”へくっついて行ったのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_1.gif)
へえ~、弓の専門店があるの・・?しかも、コンバス用専門とは・・と少し驚く。
弦楽器の弓は弦の長さに反比例して、バイオリン用が一番長く、コントラバス用が一番短い。
そのコントラバス用は、逆手のジャーマン弓と、チェロのようにこするフレンチ弓の2種類があるのは知っていたけれど、ジュンコ嬢は、それとはまた違うバロック用を探していたのでした。コンバス用は短いので、反りのないバロック用は、まさにノコギリのような形。よくコンバス奏者が持って来る、あの弓ケースには、とても収まらない。様々な形、大きさ、長さ、重さ、材質、バランスの弓を試してみて、ジュンコ嬢が「これイイわ~」と言ったのはペカット。バイオリン用なら400~500万は下らないブランド。コンバス用で現存するのは世界に4本しかないらしい。この日に見た中では一番短い50cmほどの弓で、弦に対しての吸い付きが良い。音もやわらかい。鶴屋弓弦堂では、これのソックリさんを作ってみたそうで、確かに、近い音はしたとか・・。
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10本近く、一つ一つ説明を聞いていても、「へえ~、ふう~ん、そーですか・・」としか応えられなくて、「これだけあって、どれがどれだか分からなくならないんですか?」と素人マル出しの質問をしてみたら「そりゃあ、専門家ですからね~」と案の定の答えでした。
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2時間ほど居て、みなとみらいに戻り、フランス・アカデミーの公開講座を見せて頂きました。私の好きなドビュッシーの弦楽四重奏曲を2つの弦カル・チームが2楽章ずつ公開レッスンを受けました。ドビュッシーの手書き稿から研究しつくしているフランス・アカデミーの巨匠たちの懇切丁寧な指導や、ショーソン、フランク等の影響、裏話なども面白かったし、4人の大先生がそれぞれの楽器の受講生たちにくっついてそれぞれのパートについて語るのが、それぞれお互いに否定し合ったりする事なく、全員が同じ方向を向いて指導、指摘なさっているのも面白かった。
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お昼に食べきれないほど中華ランチを食べたけれど、9時過ぎて流石にお腹が空いて、ランドマーク・プラザでイタリアン。ジュンコ嬢は、体格に恵まれた、心優しく、ウィットに富んだしなやかな関西人で、大きなコントラバスを入れた18kgのケースを背負って運ぶ姿は、まさに巨大なカブトムシ。
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