室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

リコラ事件

2008-04-09 21:40:28 | Weblog
2月終わり頃から始まった”花粉症の季節”まだまだ終わりなへんな~
私も人並みに”花粉症”で、それも”アレルギー性鼻炎”と世間が呼び始めた頃からのかなりのベテラン。

クシャミや目の痒みもあるけれど、一番イヤな症状は喉痛なので、のど飴は手放せません。トローチなどは、1粒舐め終わる前に口内炎ができてしまうので、必ずノン・シューガー、それもこの写真の”リコラ”を携帯並みに”携帯”しています。でも、これのお陰で薬を飲む回数が少なくて済んでいるのです。この季節を”リコラ”で凌いでいると云っても過言ではありません。

この”リコラ”は、以前は湘南薬局で売っていたのですが、日本製の似た飴が出来てからは売らなくなり、カルディで売っているのを見つけてホッとして以来、カルディに寄っては2~3個ずつ買っていました。成城石井でも売り始め、こちらの方が少し高いけれど、通り道の時は成城石井でも買うようになりました。ところが、去年からカルディでは売らなくなってしまい、今年はもっぱら新宿駅構内の成城石井で、然もルミネカードのクレジットで買うようになりました。

昨日も仕事に出掛けるのに、成城石井に寄るために、わざわざ新宿経由にして”リコラ”を買いに行くと、いつもの棚に「無い!」 キャッシャーのお兄さんに聞くと、「係りの者に聞いて下さい」と言われ、”係の者”らしい人に聞いたら「少々お待ち下さい」と引っ込んでなかなか戻って来なくて、やっと来たら「欠品になっており、いつ入るか未定だそうです」とつれない答え。私はバッグに入っていた見本を見せて、「これで花粉症を何とかやり過ごしているんです。無いと困るんで、入れておいて下さい。その為に新宿経由で来てるんです」と訴えて、サンドイッチを買って支払いました。

お店を出て、山手線方向に歩き出したら「ちょっとすみません」と見知らぬ女の人に声をかけられ、道を尋ねたいのかなと思ったら「今、買い物をしてまだ払ってない物が一つありますよね?」と言われて、もしかして”万引き”と思われたのかと気づきビックリ
一瞬、TVで見た別室でしょげている万引き犯のシーンが思い浮かび・・でも、とにかくこの人は勘違いしているのだから、この人の誤解を解いてあげようと思い、「これの事ですか?このリコラは、いつもよくここで買っている喉飴で、私は花粉症でノドが痛くなるので、今日も買うために新宿経由して来ているんですけど、棚に無くて、在庫を調べて貰っていたんですよー。ほら、開いていて、もうこんなに舐めて減っているでしょう?」

新品ではなくて、万引きした商品ではない事を説明していました。その女の人は解ったようで「そうですか、それじゃ、また入れておくように言っておきます」と言って店に戻って行きました。私は急いで山手線に乗ってから、なんで万引きと間違えられたのだろう? 見本のつもりで見せたリコラの箱をバッグに入れるところだけを見ていた店員がいたんだろうなあ・・。棚に1箱も置いてない品を万引きできる訳がないのに、ヒドい誤解だ・・。もしかして、これは怒った方がよかったのかもしれない・・。そういえば、平身低頭して謝られても当たり前の場面だったかもしれないのに、『そうですか』程度で済まされてしまった気がするな・・。

だんだん腹が立ってきたけれど、『責任者を出せ!』『この落とし前を、どーつけてくれるんだ!』という所まで行ったとしても、それは、私のセリフではなく、余計に気分が悪くなるだけ・・。”ハシタナイ”という言葉が浮かんで、止めました。

ただ、成城石井、もう行かないな、しばらくは・・。どーせ”リコラ”無いし。