今日は久しぶりの雨になりました、
昨日まで春から一気に夏になった感じがしましたが
この雨でなんかホッとしています。
「タイヤ」がなぜ商売になるのか?といえば
「磨耗して交換しなくてはならない」という理由によります。
このことからタイヤは消耗品の一面を持ちます。
この小理屈にタイヤ販売に魅力を感じて
多くの業者が「消耗品」=「安ければいい」=「安くするには大量買いの大量販売」という
小理屈を拡大した資本の論理の土俵を作りあげているのが
現在のタイヤ商売の現状です。
安く売る→コスト削減→低賃金→非正規雇用→販売員のレベル低下
効率第一主義は
販売の最前線に高コストのベテランを配置しません、
大きな駐車場を持ち 広範囲から集客する為に
安売りのチラシを多用し多数の消耗需要を取り込みます。
誰でも簡単に売れるように価格も本部主導で現場に裁量はほぼないと思われます。
それどころか取り付けもアルバイト中心になり
接客も取り付けもアルバイト店員さんばかりになって
「価格」以外の価値を提供できなくなって行きます。
これが大型恐竜同士の競争です。
大競争時代は 資本の論理が強くなるほど
安い労働力を求めて 代替可能な人材をつくり出す力が働きます。
総務省の労働調査では 非正規労働人口は36.8%
働く人の三人に一人は派遣やアルバイトといった非正規雇用です。
マクドナルドの躍進と凋落が
この流れを教えてくれます。
小理屈や屁理屈はそのうち顧客に飽きられてしまうのです。
価格も価値の1つの要素に過ぎないのに
必要以上の価格重視・安売りは 働く人の疲弊をもたらしてしまいます。
私たちのタイヤ商売は 「顧客のニーズ」を大切にしています。
「パンクしたけど1本だけの交換で済ませたい」→単品中古の品揃えをする。
スタッドレスを早めに予約して12月に装着したい→受注品は取り付けまで預かります。
車格にふさわしいタイヤを装着したい→ベストアドバイスが出来るベテランスタッフをそろえている。
キチンとしたアドバイスを受けたい→タイヤ専門店の相対接客スタイル。
こうした「顧客のニーズ」にお応えするには
絞込みと制限が不可欠になることをお客様は理解してくださいます。
例えば 数あるメーカーやブランドの中で
専門店が絞り込んだ範囲の中でタイヤを選択してくださいます。
逆に言えば絞込みがなければ専門店ではありません
あれこれ言ってみたいのがお客様ですが
この声に惑わされて品揃えを増やすのは素人商売です、
「これがお奨めです」と断言する気迫に財布は開きます。
スタッドレスを付けたいのは雪前に決まっている=12月は持ち込みタイヤの取り付けは受け付けできません。
これはもう販売取り付けセットのスモールタイヤ商売の生命線です、
10月11月に予約して頂いたスタッドレスの取り付けを優先する為です。
そこに他社他店で買って取り付けだけという取り引きには応じることは出来ません、
なぜなら販売数量の上限は取り付け可能本数という方程式が当てはまるからです。
買ってくださるお客様を大切にするのはあたり前
持込を引き受けるのは比較的ヒマな時期だけというあたり前
身勝手なようですが「顧客のニーズ」はスモールタイヤ商売としてのもので
パンツ洗いのように他社の下請け的な仕事を指すものではありません。
「ネットで買って取り付けだけを頼みたい」というニーズには
タイヤ繁忙期には対処していません。
他社・他店さまと差別化する「スモールタイヤ商売」
ここが絞り込みと制限という当社のスモールタイヤ商売基本スタンスです。
高コストのベテランスタッフを 取り付けだけに使うことはありません。
販売と取り付けの一体化のこそベテランが活かされる環境です。
制限と絞込みによってこそ スモールタイヤ商売は成立するわけです。
タイヤマーケットを空から眺めて自分の強味を活かせば競争に巻き込まれません。
そのキーワードは「顧客のニーズ」にあります。
効率優先は小理屈の安売り競争に陥りますから
効率は3番目か4番目に大切にべきことにすると
先ほどの中古単品ニーズやスタッドレスの必要時取り付けという
当たり前のことが実現できます。
効率優先なら 取り付けは手間がかかるからスタッドレスは持ち帰り商品にしてしまえ。
こういう乱暴な商売になるのはあたり前なのです。
4月売上げが前年比130%伸びました
消費増税後1年が過ぎてタイヤの売れ行きが回復したのが1つの要因ですが
もう1つ 早めに仕込んだレグノ・ブルーアースAといった高価格商品の販売が
大きなウエイトを占めたのです。
格安で販売しましたが 安価品に比べて同一サイズで2割は高いのですから
単価も上がり販売本数も伸びて スモールタイヤ商売の差別化が少し成功した感じです。
この時代 やみくもに安売りに走っても同質競争という泥沼に沈むだけですから
マーケットの全体像を眺めて他店様や他社が出来ない効率の悪いことを
大事にしていくと それだけで差別化につながって行きます。
タイヤ屋が「キーパーコーティング」を始めたのも
閑散期を無駄に過ごしている時間がもったいなかったからです。
人がやらないこと前例がないことこそ 宝のありかです。
効率化する前に「顧客ニーズ」を中心に据えて
自分がお客の立場になって考えてみることが上手くいく始まりかも。
競争意識を放ち去って お客様が喜ぶことを想像してみませんか、
きっと答えはそこにあります。
昨日まで春から一気に夏になった感じがしましたが
この雨でなんかホッとしています。
「タイヤ」がなぜ商売になるのか?といえば
「磨耗して交換しなくてはならない」という理由によります。
このことからタイヤは消耗品の一面を持ちます。
この小理屈にタイヤ販売に魅力を感じて
多くの業者が「消耗品」=「安ければいい」=「安くするには大量買いの大量販売」という
小理屈を拡大した資本の論理の土俵を作りあげているのが
現在のタイヤ商売の現状です。
安く売る→コスト削減→低賃金→非正規雇用→販売員のレベル低下
効率第一主義は
販売の最前線に高コストのベテランを配置しません、
大きな駐車場を持ち 広範囲から集客する為に
安売りのチラシを多用し多数の消耗需要を取り込みます。
誰でも簡単に売れるように価格も本部主導で現場に裁量はほぼないと思われます。
それどころか取り付けもアルバイト中心になり
接客も取り付けもアルバイト店員さんばかりになって
「価格」以外の価値を提供できなくなって行きます。
これが大型恐竜同士の競争です。
大競争時代は 資本の論理が強くなるほど
安い労働力を求めて 代替可能な人材をつくり出す力が働きます。
総務省の労働調査では 非正規労働人口は36.8%
働く人の三人に一人は派遣やアルバイトといった非正規雇用です。
マクドナルドの躍進と凋落が
この流れを教えてくれます。
小理屈や屁理屈はそのうち顧客に飽きられてしまうのです。
価格も価値の1つの要素に過ぎないのに
必要以上の価格重視・安売りは 働く人の疲弊をもたらしてしまいます。
私たちのタイヤ商売は 「顧客のニーズ」を大切にしています。
「パンクしたけど1本だけの交換で済ませたい」→単品中古の品揃えをする。
スタッドレスを早めに予約して12月に装着したい→受注品は取り付けまで預かります。
車格にふさわしいタイヤを装着したい→ベストアドバイスが出来るベテランスタッフをそろえている。
キチンとしたアドバイスを受けたい→タイヤ専門店の相対接客スタイル。
こうした「顧客のニーズ」にお応えするには
絞込みと制限が不可欠になることをお客様は理解してくださいます。
例えば 数あるメーカーやブランドの中で
専門店が絞り込んだ範囲の中でタイヤを選択してくださいます。
逆に言えば絞込みがなければ専門店ではありません
あれこれ言ってみたいのがお客様ですが
この声に惑わされて品揃えを増やすのは素人商売です、
「これがお奨めです」と断言する気迫に財布は開きます。
スタッドレスを付けたいのは雪前に決まっている=12月は持ち込みタイヤの取り付けは受け付けできません。
これはもう販売取り付けセットのスモールタイヤ商売の生命線です、
10月11月に予約して頂いたスタッドレスの取り付けを優先する為です。
そこに他社他店で買って取り付けだけという取り引きには応じることは出来ません、
なぜなら販売数量の上限は取り付け可能本数という方程式が当てはまるからです。
買ってくださるお客様を大切にするのはあたり前
持込を引き受けるのは比較的ヒマな時期だけというあたり前
身勝手なようですが「顧客のニーズ」はスモールタイヤ商売としてのもので
パンツ洗いのように他社の下請け的な仕事を指すものではありません。
「ネットで買って取り付けだけを頼みたい」というニーズには
タイヤ繁忙期には対処していません。
他社・他店さまと差別化する「スモールタイヤ商売」
ここが絞り込みと制限という当社のスモールタイヤ商売基本スタンスです。
高コストのベテランスタッフを 取り付けだけに使うことはありません。
販売と取り付けの一体化のこそベテランが活かされる環境です。
制限と絞込みによってこそ スモールタイヤ商売は成立するわけです。
タイヤマーケットを空から眺めて自分の強味を活かせば競争に巻き込まれません。
そのキーワードは「顧客のニーズ」にあります。
効率優先は小理屈の安売り競争に陥りますから
効率は3番目か4番目に大切にべきことにすると
先ほどの中古単品ニーズやスタッドレスの必要時取り付けという
当たり前のことが実現できます。
効率優先なら 取り付けは手間がかかるからスタッドレスは持ち帰り商品にしてしまえ。
こういう乱暴な商売になるのはあたり前なのです。
4月売上げが前年比130%伸びました
消費増税後1年が過ぎてタイヤの売れ行きが回復したのが1つの要因ですが
もう1つ 早めに仕込んだレグノ・ブルーアースAといった高価格商品の販売が
大きなウエイトを占めたのです。
格安で販売しましたが 安価品に比べて同一サイズで2割は高いのですから
単価も上がり販売本数も伸びて スモールタイヤ商売の差別化が少し成功した感じです。
この時代 やみくもに安売りに走っても同質競争という泥沼に沈むだけですから
マーケットの全体像を眺めて他店様や他社が出来ない効率の悪いことを
大事にしていくと それだけで差別化につながって行きます。
タイヤ屋が「キーパーコーティング」を始めたのも
閑散期を無駄に過ごしている時間がもったいなかったからです。
人がやらないこと前例がないことこそ 宝のありかです。
効率化する前に「顧客ニーズ」を中心に据えて
自分がお客の立場になって考えてみることが上手くいく始まりかも。
競争意識を放ち去って お客様が喜ぶことを想像してみませんか、
きっと答えはそこにあります。