私はどこまでも
タイヤ屋のオヤジのままでいたいと思っていますが
会社の代表者(公人)としては それは自分勝手な思いであり ある意味我がままであります。
私人としてなら
職人的タイヤ稼業を一人で行い
社員を雇うことがなければ それでもいいのかもしれませんが
社員さんを雇い入れた以上は
やっぱり公人としての責務がのしかかるのです、
でも あまり重荷に感じることなく
当然のことと受け入れて
ほとんどあっけらかんとしていますが
会社は公器という視点を外さずに
公器であるからには他に経営を託していかねばなりません。
この点では 所有欲が薄く独裁的でもなくて
みんな仲良くという幼稚園並みの経営であって
会社は預かりものという意識があるのです。
意識はともかく 商売の当たり前として
経営と資本の問題 借入金の問題 個人保証の問題など
難しい課題が山積しています。
優良な経営内容で
成長分野なら引き継いでもよいと思う人や企業さんがあるでしょうが
今にも転覆しそうな経営内容で 赤字を垂れ流す会社に魅力はありません。
よって先行きの見通しが暗いタイヤ小売業の業績が下降して低迷する前に
何とか成長できるかも、と思ったキーパー車美容業を
何とか事業化して成長軌道に向かわせ
同時にリーダーの育成という
最も困難な道へ進んだのが
平成が終わって令和に変った時に合わせた
併設店スゴウ店からキーパー専門しま店への転換です。
1店舗の店長を育てるのは
店を任せることによって能力を引き出せます。
しかし 複数の店を統率するリーダーを育てるにはどうするの?
どうしたらいいのか? そんな難しいこと解りませんが
ただ一つ言えるのは 一番過酷な現場に 一番か過酷な条件で・・・・・・・
そこでの体験が チームリーダーとしての覚悟を引き出すんではなかろうかと。
獅子の親は子供を谷底へわざと落として そこから這い上がった子供を育てるとか。
立場が上の人を 一番低いところへ落とし込むことこそ。それにあたる・・・・。
このように思ったわけです。・・・
リーダーの教育なんてできませんので 一番過酷な場所へ行かせる、事がそれになる。
こう信じるしかないのです。
血反吐を吐いて悩んで苦しんで
その場から逃げ出さず自分の問題と捉えて・・・・
そこでマネジメントの覚悟が生まれる!
他人のせいにして逃げることなく。
もはやパワハラに近い環境で自責の人には厳しい環境です。
他責の人は悩みませんが こういう人にはリーダーは任せられません。
それから月日が過ぎて
そこでの体験が2年近く経ち
いよいよ中心へ復帰させる時期が近づいてきたようです。
時期と条件が揃うとき
中心者の中心への復帰は 未来を開いていく鍵となると感じます。
条件は徐々に整いつつある感じです。
リーダーとして複数の店舗を率いる人の条件は
声が大きい・明るい・ヘこたれない
いやなことはすぐ忘れる・群れない
良く寝る・にらみが効く・客観的な視点がある
そして「ツキがある」・キーパーが大好きだ こんな感じです。
「ツキ」があること これが一番かもしれません。
踏まれても踏まれても なお 咲く タンポポの笑顔かな
こんな人が未来を切り開く!