人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

路面温度上昇がタイヤに高ストレスを与えます!

2015年05月24日 | タイヤビジネス
前線が南海上にあって本日の天気は曇りです、
梅雨入りが近づいてきました。
暦上で入梅は6月11日です。
連休過ぎのバイオリズムはボトム局面をうろつきますが
上昇は一ヵ月後の夏至からになります 
夏至が一番の底で 
それから冬至をめがけて上昇を始めます
これが私の年間バイオリズムです。

夏から秋が低いのはタイヤ屋の非繁忙期と連動し
冬から春が高いのはタイヤ屋の繁忙期と連動するからです。
1年が365日 人の平均体温が36.5
月の満ち欠けの周期と女性の月経周期がほぼ同じ 
世の中にはいろいろな関連性があります。


                                                 
タイヤの役割りは 自動車を安全に走行させるため
たったハガキ一枚程度の路面との接触面で摩擦を起こし
走る止まる曲がるを繰り返し 路面の凹凸を吸収し快適な走行をもたらすもの。
そのうえ静粛性やハンドリング応答性といった人の感性にもやさしいことも求められます。

こんなことは誰もが知っている常識ですが
「今現在」自分の車のタイヤの状態はどうなっているのか?
正確に把握している人は少ないものです。


一般の人 多数の人 大勢のオーナードライバーさまの
タイヤ交換に対する認識は
「ボチボチ・そろそろ・長いことたったで・車検だから・スタッドレスから戻す時に」
という感じでタイヤを交換する「時」を知るつもりでいらっしゃいます。
その裏には なるべく交換したくない心理 まだいいだろう心理 めんどくさい心理
こういった防衛反応的な心理があると考えられます。

それまで安全に走行できた事に感謝するより
交換しなければならないことにある種の不満を感じやすいのが人間です。
無関心を呼ぶものは こんなところにありそうです。

すると危機が迫ります。

タイヤサイド部はレベル5までひび割れが進んでいます。

トレッド面はゴム層の下のコードが露出して内部ワイヤーが切れていました。

間一髪です、このまま高速走行するとほぼ100%の確率でタイヤバーストです。
このお客様は間一髪のタイミングで危機回避をされました。



これからの季節 
梅雨で路面が滑りやすくなります。
路面温度が上昇しタイヤの内部発熱がバーストに直結します。

ダメージを負ったタイヤは
空気圧が高ければスリップの危険
空気圧が低いとバーストの危険
まさに前門のトラ後門にオオカミといった危険地帯に入りこみます。

残り溝と空気圧に注目してくださいませ!

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気分一新!

2015年05月23日 | 経営
習慣とは
「歯磨きとか早起き」といった良い習慣と
生活習慣病と言うように
「タバコとかお酒とか間食」といった負の習慣もありますね。

変わらないコトの負の面を変えようとする時に
自分を客観的に視覚的に視る
「ビデオ撮影」が威力を発揮すると
高山店長が述べていました。
技術の癖が一目瞭然で確認できて 
矯正がしやすいのだそうです。

主観と客観の視点は モノゴトの陰陽両面を視ることにつながるようです。
                                                  
キーパー技研(株)さんのインストラクターが
社内でコンテストがあるので 
「自分の技術を見てくれませんか」
と尋ねてこられたそうです。

インストラクターとは先生であり師匠である立場の方で
私たちは「教えていただく弟子の立場」であるにもかかわらず
その弟子に教えを請うことは なかなか出来ない事です。
歴史上の人物では 大河ドラマ「花燃ゆ」で吉田松陰さんを
そんな立場で描いていました。

「教える」と言う習慣があたり前になると 
「学ぶ」と言う習慣がおろそかになり 
いつのまにか成長が止まり 
それに気づかず 
知らず内に「傲慢」になっていきやすい一面を持つのが人間です。

ですから人と人の間で 立場を逆にして
師匠が弟子に 弟子が師匠に成り代わるのは 
人間と呼ばれるための行為のようです。

人はその根源において無限に成長したいという
衝動が植え付けらているようです。
根元とは顕在意識の底
潜在意識のさらに下の
普遍的な超意識の存在であるようで
「俺は俺だ」とする顕在意識は 
「意識」のほんの少しの部分をカバーしているに過ぎないようです。
ここが自己限定をして
「これでいいんだ」とか「これしか出来ない」などと思うと 
どこまでも伸びよう成長しようとする根本衝動が作用しだして来るのです。
本当は成長したいのに 自己限定してしまい苦しむ事になるのです。


個人経営は成長することを求めません 
良く言われるように「食っていける」ならば良しなのです。
しかし社員を雇い「会社」にすると
組織的な成長をより志向するものに変わります
それが「会社」なるものです。

私の場合 息子は学校を卒業し社会人となりました。
やれやれです しかし社員さんはこれから結婚する人も
小学生の子供を養っていてこれから さらに学費が掛かる人もいます。
自分良しの個人経営から 社員良しの会社経営に
切り替えて行く道をすでに歩き出しています。
個良し 全体良し 世間良しの三方良し良しの方向性へ向かいます



左側が20年ぐらいタイヤ屋の店頭を飾っていた立て看板・・・おつとめ御苦労様でした。
右側 新しいタイヤラボに到るための気分一新立て看板・・・・よろしくお願いします。



2011年7月1日 キーパープロショップ岐阜店の開業日は
第二創業日として個人経営から会社経営に切り替わる第一歩
その道を着実に歩んでいるようです。

これも構想を実現してくれる
スタッフがいてくれるからでこそです、
ありがたいことです。

理想が実現に向かってまた一歩歩みを進めました。
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10年後の未来図かも!

2015年05月21日 | 社内・社員さん・スタッフ向け
「ハゲタカ」シリーズの著者 真山仁さんの講演会がありましたので行ってきました。
テレビドラマにもなった企業買収の小説で面白く読ませていただいたので
岐阜県の中小企業よろず相談事業の一環としての講演会です。
なかなか為になる話が聞けました。


今もガラケーと呼ばれる携帯電話を使っていますが
日本製の携帯は高機能が売りでしたが 
全世界では話せる・安いという本来の機能に特化したノキアの携帯が世界を席捲していました。
ところがその後 スマホが主流になるにつれ高機能なガラケーは日本市場で生き残りましたが
ノキアはスマホに取って代わられて主役の座を滑り落ちてしまいました。
これはスティーブジョブスという天才が 
「スマホとは電話機能がついた手軽なコンピューター」という価値を前面に打ち出して
携帯電話という土俵とは違った新しい土俵を作り出して勝負にでたことから
ノキアの凋落が始まったといえるそうです。
「ものづくり」と得意な人とものを売ることの感性の違いで
ジョブスさんは「ものうり」が得意なカリスマだった。

まさに盛者必衰です。
こういった話が随所に聞けて勉強になった、と思います。



10年後世の中ががどうなっているか、それは解かりませんが
確実なのは 私は65歳になっていて 
もし今のまま会社が存続しているなら 
確実に平均年齢は10ポイント高くなって
60台が2人 50台が2人 40台が1人 30代が4人と
老齢化が進行します。

でも今のままということはありえません、
事業構造の転換を目論み 
会社を成長させる道を歩き始めました。
若手社員を多数雇用して社員の平均年齢は今より下がって
より活力ある会社に変貌しているかもしれません。


そこで会社の舵取りを預かる経営の未来図ですが
タイヤ屋を規模その他を現状維持したまま
イマージン車美容室の中に取り込み
「タイヤラボ」と名乗って洗車コーティング専門店の一部門とする考えです。

なかなか面白いと思いませんか
キーパープロショップ岐阜店グループという
洗車コーティング専門店のローカルチェーンを創りあげて
その中の「タイヤラボ」というネーミングで収まってしまおう。
このあたりもパクリです キーパーラボさんを手本にして
キーパープロショップにタイヤラボという
独自固有の強味を埋め込んでしまう考えです。

なぜか? それはタイヤ部門の拡大伸張を放棄したからです。
この考えは禁じ手のようですが 焦りから解放されます、
他社様と競争しない 独自の思想です。
ただ成長する部門(車美容業)がちゃんと成長し
確実に次世代が引き継ぎ出来る その仕組みを整えるという条件が付きます。
簡単いえば親が始めた商売は親の代で終わらせるけれど
その子供たちが夢をもって主役で働ける商売に構造を転換するわけです。


「世の中は 捨てる神あれば拾う神あり」
タイヤ屋で創業した自分が それを無理やり引き継がせようとする欲を捨てたら
ちゃんと若者が主役となる商売を教えてもらう事が出来たわけです。

タイヤ屋をやめるという考えではありません 
スモールタイヤ商売という強味を生かすため
自らが生き残る土俵を別の分野(車美容業)の中に作り
タイヤラボ(研究)という一部門化してしまう。


とても未来が楽しく面白く感じませんか
若者を活かして自らも生きていく 
老人の役割りが果たせる思想になっていくと思います。
若者に負担を押し付けるのでなく 
老人?が自活しながら若者が成長していく仕組みです。





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スモールタイヤ商売の「だまし絵」!

2015年05月19日 | タイヤビジネス
自動車工業会の発表によると 
2014年の自動車登録台数の40%が軽自動車で
過去最高を記録したそうです。
このアナウンスに嘘偽りはありません 公正なデータです。


それを聞くと軽自動車がとても多くなっていることが解かります。
真面目にタイヤ屋をやっていると 
「軽自動車が多くなれば 売上げが上がらなくなる 儲からないね。」
このような会話が交わされるようになります。

代表的な軽自動車サイズは155-65-14
4本で¥23.200です。
乗用車用の代表的サイズは195-65-15
4本で¥39.800ですから 
あるオーナーさんが普通車から軽自動車に台替えされると
タイヤ屋の売上げはそれだけで41.5%の減少です。
同じ売上げを維持するためには およそ2倍の本数を販売しなくてはなりません。

こういうように考えていくと戦意喪失 
未来が悲観的に感じてしまいます。
マイナス思考のなせる技です。

「だまし絵」を見てください、
悲観的な考えは老婆を見ているのです。
解かりますか?
もう1つ向うを向いている婦人の横顔が見えませんか?


軽自動車の登録台数が全登録車の4割を占めたのは事実です。
でも6割は普通乗用車が占めているのです。
どちらを重要視しますか?
軽自動車の比率は年々伸びてきました 一方で普通車も6割を占めています。

商売として狙うポイントは 
減っているというアナウンスのある乗用車をターゲットと考えるのが
スモールタイヤ商売の考え方です。
なぜかというと 軽自動車が4割にも増えた→多数販売しなくては儲からない
すると大概は安売り路線を強調する商売になってしまうのです。

                                                 
今もラジオから流れてきました。
東○タイヤ流通センター 軽自動車タイヤが4本で¥9.990!安い!
サイズ別料金でなく 軽サイズはサイズが違っても同一料金
例えば145-80-12も155-65-13も155-65-14も同じ料金

これはもうバナナの叩き売りみたいな感じですね~
安売りを強調すると不毛な領域に入っていきます。
店の担当者の仕事は取り付けだけです。
ネットで注文してお店に行けば新品がつけて帰れる。
究極のタイヤ効率化ビジネス=人のロボット化が始まりました。
生産性重視効率第一主義のグローバル化により
人件費はロボット費用な感じです。

これは経営者にとっては都合がよいが働く人には辛い制度です。
何せ 求められるのは取り付け作業という仕事だけで
人と人とのやり取りを出来るだけ省いた考え方だからです。
まあこういう商売も出て来るでしょう 
効率を重視すればサイズ別料金なんてまどろこしい限りですから。
軽自動車が4割りという事実の過剰反応すると 
こういったお店と競い合うことになります。

                                                 




競い合わなければ だまし絵にある貴婦人を見つめる側を重視する事になります。
当社のスモールタイヤ商売は こちら側にウエイトを置いています。
たとえ効率が悪くても 人間らしい商売が出来る環境
人と人とのヒューマンタイヤビジネスが成立する条件
それがスモールタイヤ商売です。

1人が販売してその人が取り付けまでこなす
販売と取り付けの多能工 セットである事が基本です。
効率化第一は販売と取り付けを分離することに必ずつながります、
そしてやりがいの喪失になっていくのは確実です。
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無から有を よく見てください!

2015年05月18日 | 経営
創業とか零細というキーワードは 
経営資源の乏しさの代名詞です、
金はないモノはなし人はいない、あるのはやる気だけ。
でもそれって本当でしょうか?
確かに充分な資金はありませんが 毎日日銭が入ります。
大卒の人はいませんが高卒や中卒はいます。

お金があっても商売をやろうとする人は少ないですが
逆にお金がないから商売が出来ないと思い込んでいる人は多いのです。
お金がない才能がない度胸や勇気がない・・・・・・・。


実はちゃんとあるのに それを知らないだけかも。
「ない」を漢字で表すと「無」とかきます。
「無」は「ム」です。
「ム」を発音してみてください・・・ムゥとなりますね。
母音と子音です するとムの中に有=ウがあるではありませんか。
無の中に全てが有る お金も人もモノも全てが有るのです。
この事実に気づくと・・・どうやって活用するか 智恵が働きだすのです。

タイヤスタッフのユニフォーム
キーパー1級取得者のつなぎ+八百屋の前掛けです。
このチャランポランがアイデアを生み出します。
「アイデア」は「愛でや~でや~出や~」ですから!

「無」は「ムゥ~」
「愛」は「アイデア」  このあたりに智恵が働き始めます。

                                                
新しい成長分野を見つけた
既存の分野を守りにして 新しい店を作って攻めていきたい。
先行投資の原資は社にはない しかし秀逸なプランが描けるから資金に出し手は居るだろう。
・・・・やっぱり有利な条件の資金があった。

新しい店を任せる人材は居るか? 
現状は三店舗で8名体制 一店舗3名以下だから余裕人員は居ない。
しかし 今伸びようとしている人はいる。
・・・・経験が乏しいとかでなく 成長寸前、花が咲こうとしている人はいた。

成長分野を見つけたと大風呂敷を広げてるが そんな分野はあるのか?
コロンブスの卵といっしょだ 既に洗車専門店で実証しているじゃないか。
・・・・たまたま上手くいっただけではない 若者が主役でやっていた。


新しいことに挑戦しようとすると 
大勢の人は出来ない理由を探す。 
これは人に備わった防衛本能がそうさせるらしい。
この防衛本能をうっちゃるのが
「無が有である」コトを信じることです。

いわば「やる気のワクチン」です。 
思考以前の予感が「かも」ですが
「ムゥ~」はイキミです 
赤ちゃんを産みだす時 お母さんがいきむ声です。
新しい生命を生みだすのが「無」です。

新しい事を始めるとき「無」である事が素敵です。
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