JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「ノンマルトの使者」

2010-10-10 | 怪獣たち
ガイロス
手前にハイドラジャー、後方にノンマルトの海底基地が配されている。

ウルトラセブン「ノンマルトの使者」に登場。
蛸怪獣と紹介され、海底原人ノンマルトが、人類の海底開発を妨害するために差し向けた怪獣とされている。話の流れからノンマルトが差し向けた事は充分想像できるが、明確に断定できるようにはなっていない。全身に毒吸盤を持ち、八本の長い触手で相手にからみつき、締め付ける。

ウルトラセブンのEPの中でも取り分け問題作として史上に残る作品で私も大好きだ。好きになったのは大人になってからの鑑賞後だが・・・
先住民であるノンマルトを人間が侵略したのか・・・人間は悪なのか?・・・果たして真実とは何なのか。
作品のメインテーマからするとガイロスの存在感は極めて低い。

海底をスキップするように歩くさまは可愛らしくもある。
ウルトラセブンのアイスラッガーによってブスッ、ブスッと触手を切られるのは、痛みこそ感じにくいがかなり残虐とも言えまいか。

そして、キリヤマはノンマルトの海底都市を壊滅し、「我々の勝利だ。海底も我々人間の物だ。これで再び海底開発の邪魔をするものはいないだろう」と快哉を叫ぶ。

ノンマルトの使者として登場する真市少年の怪談仕立てのラスト。
砂浜からがばと起き上がるアンヌ隊員の水着姿など見所も多い作品。

突っ込みどころとしては、人間なのかノンマルトなのか、何者かはっきりしない真市少年が海に飛び込み浮かび上がらなくなるのに、まったく救出する意思を見せないダンとアンヌ。

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