「奇想天外映画祭2024」
「最後の晩餐」1973年 仏・伊 監督:マルコ・フエレーリ
La Grande bouffe
パリの古風な大邸宅に4人のエピキュリアンが集まった。俳優のミシェル、料理家のウーゴ、裁判官のフイリップそしてパイロットのマルチェロだ、彼らはこの日からある共通の目的を遂行するために邸宅に留まることを誓い合った仲間だった……。生き続けることに絶望した4人の中年男達が“食欲”と”性欲”を極めた果てに死んでいくことを自らに課して豪邸で夜毎<最後の晩餐>を繰り広げながら一人ずつ念願を叶えていく……。退廃した現代文明への強烈な風刺が全編を貫く奇才マルコ・フエレーリの映画史上に輝く奇傑作。
この世からおさらばするなら食いまくりながら、やりまくりながら死にたいと集まった四人の名だたる中年男。
最も女好きで活動的なパイロット、マルチェロ。
乳母に育てられた変則マザコンお坊ちゃま裁判官フィリップ。
繊細で音楽好きだが途中からガスに苦しみ調子の悪い俳優ミッシェル。
大量の包丁を持ち込んでる料理人ウーゴはマーロン・ブランド以外キャラ的に少し弱め?
呼び出された娼婦や女教師たちも最初は酒池肉林を楽しむ者もあったが次第に狂気ぶりから脱落していく。最後まで残ったふくよかな女教師の食欲性欲には男たちも敵わない。彼女と婚約したフィリップ曰く「淫らなんじゃない、優しいのだ」
登場から一々思わせぶりな視線を送るこの女の表情がエロい。聖なる天使wちょっと春川ますみ風。
金髪ロングのスリム少食女も対照的に良かった。
男なんてまっぴらとレズ行為始める婦人にどうすれば満足するんだ?に「食べる事以外の事しましょうよ」
誰が最初に悲鳴を上げるのか?ガスの溜まった俳優かと思いきや悲鳴を上げたのが便器だったというのに納得のクソまみれ。
食欲と性欲が無くなったら生きる意味なんてあるんだろうかと思っていたが、彼等の健啖性豪に比べれば下手に長生きしてしまっても枯れながら無為に生きて行くんだろうな、と。逃避で別の楽しみを見つけそう。身体さえ動けば。
放屁騎乗位
彫刻像交え巨尻3P
巨尻で捏ねた尻餅パテ料理
巨乳型スイーツババロア
冬のパリ邸宅
庭に新鮮上等肉
新宿K’sシネマ
2024年9月
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます