JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

祝真打!立川談笑

2005-10-04 | 落語
立川談笑さんが談慶さんに続いて真打に。
おめでとうございます。

小田桐英裕(本名)でレポーターもやっている。
「落語家談笑知る人は小田桐レポーターも知っているが小田桐レポーターを知っていて談笑を知らぬ人は多い。」という人ですね。
真打になってレポーターの方も談笑で活動しているそうです。
「真打になるまでは副業では芸名を使わない」というスタンスだったのでしょう。
何か秘するところがあるようですが・・・

私はあまりこの人の噺を聞いた事が無いのです。
ネタ帳には10年近く前の「金明竹」「寿限無」と最近の「時そば」の3席のみ。
どの噺もオカマっぽい口調のキャラが出てくる。古典落語に気色悪さを入れて独自のものにしていたようですが、最近ハチャメチャな新作、改作を演っているという情報。

今日は日暮里にて真打披露興行

演目は

立川志遊 「笑い茸」
立川談慶 「真田小僧」
立川龍志 「七面堂」
桂文字助 「谷風情け相撲(佐野山)」
口上 (文字助、談四楼、龍志、談慶:新真打談笑)
立川志雲 「手水回し」
立川談四楼「挨拶は楽しい(祝辞、お悔やみ風景)」
立川談笑 「片棒・改」

「片棒・改」は片棒の改作ですが、オカマの長男、スプラッタの次男、ユダヤ人の腹違い三男が登場するハチャメチャもの。もっと相応しい題名は無いだろうか?否!落ちの片棒は出てこない。だから、むしろ「片棒」という言葉を題名使うところが良いのです。
「片棒」は「引越しの夢」同様、落げが題名になる珍しいパターンですよね。

さて、まだまだ快楽亭ブラック師の域には達していませんが改作・新作でがんばってもらい、また、奇妙な古典に期待しましょう。

4日の朝の「とくダネ」必見だそうです。
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