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「谷崎×エロス×アヴァンギャルド 美の改革者 武智鉄二全集」
「華魁」1983年 富士映画 監督:武智鉄二
明治中期、長崎の遊廓。華魁と呼ばれ、揚羽太夫と人気を二分する菖蒲太夫。ある夜、肌のきれいな女を求めて廓にやって来た刺青師の清吉は、相手をした女郎、美代野に魅せられ、クロロホルムで彼女を失神させると、全身に蜘蛛の刺青を彫ったが、風呂場でチラッと見た菖蒲太夫の肌に魅せられてしまい・・・。
原作は谷崎潤一郎「人面瘡」
これ、封切時に見てます。映画を見ていないといいながら、こういうエロいのはちゃんとチェックしていたんだな。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
前半の遊郭の様式美と後半のオカルトな展開で二度楽しめるお得な作品。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_smile.gif)
美しい花魁道中に続いて遊郭の各部屋の情景。防音のない襖1枚隔てた各部屋、廊下からは丸見え。全室真っ最中てのが凄い。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
「廊下とんびは嫌がられる」なんていい台詞だ。
殿山泰司の即ハメ。高い玉代だろうに勿体無くないのか。そういう所なのか。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
親王塚貴子は当時は面長のルックスが好みでなく感心しなかった気がするが、今見るとそれがとてもエロっぽい。台詞が棒読みであってもお職の太夫役だから違和感はない。むしろそれが良い効果になっている。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
また菖蒲太夫の性格が良いのも好感度大。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
先輩の揚羽太夫(川口小枝)に意見されるシーン(ここ武智歌舞伎の見せどころでしょう)でハラハラするもすぐ反省して改心する素直なおいらん。
少なくともスタッフが親王塚貴子に丁寧に演技指導している事が窺える。
その後、女優として際立つ事はなかった親王塚貴子。これ1本で充分の価値ありだよ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
台詞が下手なのはイロの方(真柴さとし)も同様。残念ながらこちらはいかにもしんどい。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
美代乃(夕崎碧)のキュートな美しさがまた絶品でこちらは谷崎の刺青パート。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
現在でも数多く映画化されている「刺青」だが、ひょっとするとその美しくも妖しい女郎蜘蛛といい刺青の仕上げの風呂場での情交シーンといい、どの「刺青」よりこれが一番かも知れないぞ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
しかし、清吉は菖蒲太夫を一目見て鞍替え、放ったらかしにされる美代乃。刺青のおかげで地獄太夫と出世はしたが、その後映画のストーリーの方でも放ったらかしにされて気の毒。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0b/22/712f1e56bea2f610872608b3a938bb5f_s.jpg)
夕崎碧
オカルトパート。人面瘡。膝からあそこへ。チ○○に噛み付く悪魔付き。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
悪魔祓いに何やら白濁の液飛ばし・・・宗教が違いますだって。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_tehe.gif)
いつのまにかトンデモ映画に変身してお見事。いやぁ、面白いんだもん。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/nezumi.gif)
今回は退屈知らずの武智エロティシズム。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/roket.gif)
銀座シネパトス・レイトショー
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「華魁」1983年 富士映画 監督:武智鉄二
明治中期、長崎の遊廓。華魁と呼ばれ、揚羽太夫と人気を二分する菖蒲太夫。ある夜、肌のきれいな女を求めて廓にやって来た刺青師の清吉は、相手をした女郎、美代野に魅せられ、クロロホルムで彼女を失神させると、全身に蜘蛛の刺青を彫ったが、風呂場でチラッと見た菖蒲太夫の肌に魅せられてしまい・・・。
原作は谷崎潤一郎「人面瘡」
これ、封切時に見てます。映画を見ていないといいながら、こういうエロいのはちゃんとチェックしていたんだな。
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前半の遊郭の様式美と後半のオカルトな展開で二度楽しめるお得な作品。
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美しい花魁道中に続いて遊郭の各部屋の情景。防音のない襖1枚隔てた各部屋、廊下からは丸見え。全室真っ最中てのが凄い。
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「廊下とんびは嫌がられる」なんていい台詞だ。
殿山泰司の即ハメ。高い玉代だろうに勿体無くないのか。そういう所なのか。
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親王塚貴子は当時は面長のルックスが好みでなく感心しなかった気がするが、今見るとそれがとてもエロっぽい。台詞が棒読みであってもお職の太夫役だから違和感はない。むしろそれが良い効果になっている。
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また菖蒲太夫の性格が良いのも好感度大。
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先輩の揚羽太夫(川口小枝)に意見されるシーン(ここ武智歌舞伎の見せどころでしょう)でハラハラするもすぐ反省して改心する素直なおいらん。
少なくともスタッフが親王塚貴子に丁寧に演技指導している事が窺える。
その後、女優として際立つ事はなかった親王塚貴子。これ1本で充分の価値ありだよ。
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台詞が下手なのはイロの方(真柴さとし)も同様。残念ながらこちらはいかにもしんどい。
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美代乃(夕崎碧)のキュートな美しさがまた絶品でこちらは谷崎の刺青パート。
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現在でも数多く映画化されている「刺青」だが、ひょっとするとその美しくも妖しい女郎蜘蛛といい刺青の仕上げの風呂場での情交シーンといい、どの「刺青」よりこれが一番かも知れないぞ。
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しかし、清吉は菖蒲太夫を一目見て鞍替え、放ったらかしにされる美代乃。刺青のおかげで地獄太夫と出世はしたが、その後映画のストーリーの方でも放ったらかしにされて気の毒。
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夕崎碧
オカルトパート。人面瘡。膝からあそこへ。チ○○に噛み付く悪魔付き。
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悪魔祓いに何やら白濁の液飛ばし・・・宗教が違いますだって。
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いつのまにかトンデモ映画に変身してお見事。いやぁ、面白いんだもん。
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今回は退屈知らずの武智エロティシズム。
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