JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション」

2020-11-14 | 映画(DVD)
「UNDERDOCS」

「ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション」2018年 米 監督:ケビン・カースレイク
Bad Reputation

ロックンロールの象徴といわれる女性ギタリスト、ジョーン・ジェットにスポットを当てたドキュメンタリー。70年代末に日本でも人気を集めたガールズバンド「ザ・ランナウェイズ」。そのギタリストとして活躍したジョーン・ジェットは、同バンド解散後も「ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ」としてソロ活動を続け、2015年にはロックの殿堂入りを果たした。40年以上にわたってロックンロールの第一線を走り続ける彼女の波乱万丈な人生を描く。



キック・アスでお馴染みの「バッド・レピュテーション」
自ら語る半生。ジョーン・ジェットは多く聴いて来たわけじゃないけどその分興味深くて楽しめた。思った以上にGreatじゃないか!カッコいいよ!

インタビュー構成の音楽ドキュメントとしても目まぐるしい編集でテンポ良くパンチが効いてる、彼女のヴォーカル、サウンド同様にだ。
会話にチラッと出てくるジョニ・ミッチェルやドナ・サマーの曲をショートに使い時代性の表出。サウンド・アクセントにもなってる。



「ミュージシャンになるなら方向を決める必要がある。ミュージシャンになるか、一発当ててリムジンに乗るか。自分で決める!」

ランナウェイズで来日、大歓迎を受けるも女子ばかり。「この国の女の子は二流の扱いを受けてるなと解った。」

色物扱いされたって、そりゃ確かにされる。日本のショービズ界は紀信にシェリー激写させ、それが因でバンド解散。ランナウェイズの伝記映画スルーしたの後悔。
・アス
インタビュー当時(ほぼ今)の姿、ドス効いた声、イケてる。
デボラ・ハリーは残念。いや、あれはあれで貫録。

先駆者、LEGENDは音楽以外にも影響与える発言をする。



ケニー・ラグーナとの信頼関係。夫婦漫才のような親友。

ジョーン・ジェットのサウンドはスマフォのサブスクなんかじゃダメ。タイムマシーン無いからライブは無理でも劇場で見聞きできて本当に良かった。





特集上映の枠を越え広く公開されるべき作品。

シネマート新宿
2020年9月



おまけ
KickAss Hallway Shootout





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1 コメント

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Bad Reputation! (さむがい)
2020-11-14 13:49:45
imaponさま
コメントありがとうございました!
いや、ジョーン・ジェットはカッコよかったですねー。
レイプ殺人された女性ロッカーのために資金募ったり捜査させたりなんてエピソードは普通出来ないですよ。
本当に人格者で、ロケンローラー!
そうか、“Bad Reputation”は映画「キック・アス」で使ってましたー!

あと、流石imaponさん細かいところ覚えてらっしゃいましたね。
ジョ二・ミッチェルらの曲がインサートされるのは、メリハリと言いますか箸休め(?)的に、彼女の音楽で単調になりそうなところを上手く締めてましたね!
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