天皇杯1回戦 東京ヴェルディvsVONDS市原FC

元日の大阪吹田決戦に向けて天皇杯サッカーが始まりました。
27日土曜日は、夕方、雨の心配もほぼ無さそうなので傘持参で散歩がてら地元の味の素フィールド西が丘サッカー場での１回戦観戦。

第96回天皇杯サッカー全日本選手権大会
1回戦
東京ヴェルディvsVONDS市原FC



西が丘でのナイト・ゲームってホント久しぶり。
多分、中学生以来と思う。何年前だよ。
最も印象に残っているのは、藤和不動産の試合で憧れのセルジオ越後が来るってんでサッカー小僧総勢で見に来たナイト・ゲーム。
我々は三菱ダイヤモンドサッカーで面白いサッカー観戦への飢えをしのいでいた時期で、プレミアリーグ中継等で憶えた声によるサッカー応援に憧れ、ヤンヤヤンヤと観戦していると、近くのおばちゃんから「ちょっと静かに見れないの？」と注意をうけてしまった。
日本にサッカー文化が根付く事は無いのだなと思ってしまったそんな時代。サポーターなんて言葉は無かった。昔日の感ですね。

当日入場券を買おうとすると、「ヴェルディ側ですか?VONDE側ですか?」と聞かれる。「自由席じゃないんですか？」と問うと、自由席でも区画分けしているそうで、どっちでも良いのだけれど空いていそうな「市原側で」という事にして。

長らくJ2低迷の東京ヴェルディ、けっこう西が丘を使ってるのね。FC東京や富士通がJ１に上がって、ほとんどJの試合は行われなくなったと思ってました。
VONDS市原FCは関東リーグの市原市民クラブ。JEFがあるのに何でまたと思うのですが、前進は古河電工千葉事業所。でJEFユナイテッドとはもともと姉妹関係。JEFがJEFユナイテッド市原からJEFユナイテッド千葉に変わった経緯も関係していそうですね。
話は逸れますが、Jリーグでは企業名をチーム名に冠する事を認めていません。その意味ではJEFは頭文字にしているけど、ちょっとズルいと思うのです。

出発が少し遅れて、入場すると開始役5分経過。



やはり前半の支配率はほとんどヴェルディで市原側スタンド（左側）側のフィールドでのプレイが続く。
26分、FKを起点にドウグラス・ビエイラが決めて、ヴェルディ先制。


気まぐれにカメラを構えていたら偶然、得点シーンに出くわした。これは珍しい。写り悪いけど。

後半に入り53分には高木善朗が2点目を入れる。内容からヴェルディ圧勝であと数点取れそうと思いましたが、徐々に市原も反撃体制で良いリズムが出てきた。
57分に二瓶翼が放った強烈なシュートはクロスバーに当たってゴールライン内に落下。目の覚めるようなゴールで1点返す。
知らず知らず市原FC応援に回っていましたが、健闘むなしくタイムアップ。



東京ヴェルディが2回戦進出、ロアッソ熊本・FC TOSUとの勝者と対戦。

他会場では神奈川大学がFC町田ゼルビアを倒しました。頑張って欲しいですね。

さて、Jリーグの方は浦和レッズが連敗。
早くもお馴染の後半失速が始まったようです。
天皇杯至上主義ですので2nd.も年間もルヴァンもいいから2年連続元日出場を目指しましょう。大阪まで行く気満々。