「６８キル」

「未体験ゾーンの映画たち　2018」

「６８キル」2017年　米　監督：トレント・ハーガ

気弱な配管工チップは、美人なガールフレンドのライザに頼まれると嫌とは言えない。彼はライザから知り合いの金持ちが金庫に隠している6万8000ドルを盗みに行こうと誘われ、渋々同行する。しかし、留守なはずの家主は家にいて、犯行はあっさり失敗。逆上したライザは家主を惨殺してしまう。彼らは金を奪って逃走しようとするが邸内にはもう一人、不運な目撃者、娼婦のヴァイオレットがいた。ライザはヴァイオレットを誘拐し、サイコな兄貴ドゥエインに売り付けようとする。反対するチップだったがライザは聞き入れず「邪魔するなら、アンタを殺す！」と脅しをかける。仕方なくチップはライザの後頭部を殴り、ヴァイオレットを連れて逃げだす。それは地獄の逃避行の始まりだった。

おんな～コワイでーす。
おんな～スゴイでーす。
おんな～スバラシー。
By小林克也＆ザ・ナンバーワン・バンド「あるパティシエの愛」

まさにそんな映画。

この世にプッシーが無ければ殺人ももっと少なかったはず。
冒頭の配管工中年先輩の退屈な忠告ってこういう事だったのね。



猟奇的な彼女多数登場のエログロながら愛のある作品。
昔から悪女の象徴は裏切りにあるもんだがライザもヴァイオレットも決してチップを裏切ったりはしない。
気弱なチップを演じるマシュー・グレイ・ギュブラーがすげえ良い。





強かな使用人と思いきやのヴァイオレットはアリーシャ・ポー

ヴァイオレットとモーテルで一夜を共にした朝の展開に完全にやられた！

ヴァイオレットが車中で「ホップミュージック」にノリノリになるとこ良かった。

気弱で人の良いチップの自立成長がブチ殺す事なんはせつないけどラストが良くて爽やか。




ゴスでこちらもビッチなモニカはシェイラ・ヴァンド


映画を見ながらイ○マチオに相当するク○ニにあたる言葉って何だったっけかなー？なんて考えてた。ゲーッ！


サイコな引きこもりお兄ちゃん。


やはり最強はライザ。アナリン・マコード


この日体験した2本。どちらもビッチもんだがアレクサンドラ・シップに魅了された分「トラジディ・ガールズ」の方が好みだったりするが映画的にはこっちの方が出来てるとおもーよ。






ヒューマントラスト・シネマ渋谷