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2011年1月から始まった立川こはる勉強会が今回で最終回だというので行ってきた。
え?何で勉強会が最終回なの?
ついに真打ち昇進?いやいやそれはいくら何でも早すぎるでしょう。
考えられるのは人気がでてきたのでギャラリー工さんでは手狭になってきたとか。
真相は会場であるギャラリー工さんが閉店するので今回が最後って事でした。
また高円寺界隈で場所を変えギャラリー工さん企画の会が始まるでしょうという事。
昇進でも廃業でもなかったのね・・・
2016(平成28)年10月3日
第二十八回 立川こはる勉強会(最終回)
新高円寺 ギャラリー工+with
立川こはる 「つる」
立川こはる 「真田小僧」
立川こはる 「粗忽の釘」
中入り
抽選会
立川こはる 「権助魚」
立川こはる 「風呂敷」
最終回は第一回勉強会の演目をそのまま再現という趣向になった。
第一回は観てないけれど、明らかに自分のものとした、慣れたというか得意なネタ。
最終回なので演目の方でも目新しいものが聴きたかった気持ちもあるけれど、この趣向はこれで良かったとも思う。
ほとんど間を置かず連続口演。
「つる」前座の軽い噺だけれど高座で御隠居が語る段でもって演者が八五郎同様のミスをするなんて事がありそうな噺でドキドキするんだけれど、まだそういうドジな前座に遭遇してない。
いつも女流を感じさせない落語口調のこはるさん、そこが魅力。
女流だからといって決して華やかな着物を選んだりしないのが良い。この日もいつもの黒の紋付がカッコ良い。女性が男性噺家のように女性を演じるってのはなんだか面白い。
おかみさんに金坊、極端なキャラが楽しい「真田」
「粗忽の釘」では釘を打つ前に「まず一服させてくれ」の段を重点的に描く。それによっておかみさんが煙草を与えるタイミングが面白くなるなぁ。
今年一連の不倫騒動の話題から「権助魚」に。東京農工大学出身の芸人さんて案外居るんですね。
「風呂敷」やはりこの噺は兄ぃの機転が良いので落ちは観客の心情そのまま「そいつぁ上手い事逃がしやがった」の方が好きだけど。
立川流諸先輩に似ていると感じる部分があるのは当然だけれど、今回は私の一番の御贔屓、左談次師匠に似てるなと感じる所もありチョット嬉しい。
真打昇進の際は披露興行に行きたいが・・・。そういえば師匠談春もずいぶんご無沙汰だもんな。
中入り後に抽選会あり。
アンケート用紙に採番されていないのでその場でお客さんに番号を振って行く。満員のこの日、観客は43名であった事が判明。
やはり何も当たらなかった・・・
当たらなかった客のがっかり光線にもめげず2席熱演。
会場の壁には自身が書いたこれまでの演目とチラシが貼り出されていた。混んでいるので近くで見られなかったがなかなか字が上手そう。
チラシイラストの原画も展示されていたけど、ひょっとして自作?
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一之輔師匠との欧州公演記念手ぬぐいも展示。
この会場は狭くて形もいびつだけれど、こじんまりとしていて、和箪笥風の展示台があったり、入口の甕や蚊取り線香など良い風情の場所でした。
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え?何で勉強会が最終回なの?
ついに真打ち昇進?いやいやそれはいくら何でも早すぎるでしょう。
考えられるのは人気がでてきたのでギャラリー工さんでは手狭になってきたとか。
真相は会場であるギャラリー工さんが閉店するので今回が最後って事でした。
また高円寺界隈で場所を変えギャラリー工さん企画の会が始まるでしょうという事。
昇進でも廃業でもなかったのね・・・
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2016(平成28)年10月3日
第二十八回 立川こはる勉強会(最終回)
新高円寺 ギャラリー工+with
立川こはる 「つる」
立川こはる 「真田小僧」
立川こはる 「粗忽の釘」
中入り
抽選会
立川こはる 「権助魚」
立川こはる 「風呂敷」
最終回は第一回勉強会の演目をそのまま再現という趣向になった。
第一回は観てないけれど、明らかに自分のものとした、慣れたというか得意なネタ。
最終回なので演目の方でも目新しいものが聴きたかった気持ちもあるけれど、この趣向はこれで良かったとも思う。
ほとんど間を置かず連続口演。
「つる」前座の軽い噺だけれど高座で御隠居が語る段でもって演者が八五郎同様のミスをするなんて事がありそうな噺でドキドキするんだけれど、まだそういうドジな前座に遭遇してない。
いつも女流を感じさせない落語口調のこはるさん、そこが魅力。
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女流だからといって決して華やかな着物を選んだりしないのが良い。この日もいつもの黒の紋付がカッコ良い。女性が男性噺家のように女性を演じるってのはなんだか面白い。
おかみさんに金坊、極端なキャラが楽しい「真田」
「粗忽の釘」では釘を打つ前に「まず一服させてくれ」の段を重点的に描く。それによっておかみさんが煙草を与えるタイミングが面白くなるなぁ。
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今年一連の不倫騒動の話題から「権助魚」に。東京農工大学出身の芸人さんて案外居るんですね。
「風呂敷」やはりこの噺は兄ぃの機転が良いので落ちは観客の心情そのまま「そいつぁ上手い事逃がしやがった」の方が好きだけど。
立川流諸先輩に似ていると感じる部分があるのは当然だけれど、今回は私の一番の御贔屓、左談次師匠に似てるなと感じる所もありチョット嬉しい。
真打昇進の際は披露興行に行きたいが・・・。そういえば師匠談春もずいぶんご無沙汰だもんな。
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中入り後に抽選会あり。
アンケート用紙に採番されていないのでその場でお客さんに番号を振って行く。満員のこの日、観客は43名であった事が判明。
やはり何も当たらなかった・・・
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当たらなかった客のがっかり光線にもめげず2席熱演。
会場の壁には自身が書いたこれまでの演目とチラシが貼り出されていた。混んでいるので近くで見られなかったがなかなか字が上手そう。
チラシイラストの原画も展示されていたけど、ひょっとして自作?
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一之輔師匠との欧州公演記念手ぬぐいも展示。
この会場は狭くて形もいびつだけれど、こじんまりとしていて、和箪笥風の展示台があったり、入口の甕や蚊取り線香など良い風情の場所でした。
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