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日本映画史横断③
怪獣・SF映画特集
「海底大戦争」1966年 東映 監督:佐藤肇
深海改造人間を完成させて海底に一大王国を建設する科学者の陰謀に、日本人新聞記者と恋人のアメリカ人カメラマンが立ち向かう。東映が米RAMフィルムとの提携で製作したSF怪奇映画で、海外でもTERROR BENEATH THE SEAのタイトルで劇場公開された。
海外公開のため外人さんが沢山。
日本語吹替え版なのだけれど、日本人の千葉真一が1人が混ざる事によって違和感が出てしまうのは哀しいね。流暢な日本語をしゃべる外人さんたち・・・
大怪獣ギララにも出演していたペギー・ニールがここでは記者役で登場。(こちらの方が先ですが)
怪奇映画における正しい金髪美女の悲鳴を度々みせてくれるんだけど、サイボーグ化手術をされる段になっての「安部ぇ~(千葉真一)、助けてぇ~」の絶叫には辟易。
深海改造人間の正体を探ろうと千葉真一とペギー・ニールはスキューバ・ダイビング。流石金髪美女の尻周りの迫力・・・っていったい何見てんだ俺。
冒険活劇でありながらホラー映画。
改造人間手術場面がグロいという事で当時の子供たちの中にはトラウマとなっている人も多い。
今、見ると、こんなもんかと思いますが当時の少年たちにはキツかったんでしょう。首すじから鱗状の皮膚になり指先もどろどろっと溶け出して・・・
深海改造人間の操作は極めて単純明快で笑い所なんですが、逆にこのあたりに科学的進歩の驚異を感じます。実際、TVゲームの格闘バトル。両手のボタンとレバーで何故あのような複雑な格闘を操れるのか未だに私には理解不能。
最後は千葉真一と室田日出男の格闘シーンまで。このころはピラニア室田さんはまともな科白こそありませんが、悪役としては抜群の存在感。これはその後の役者室田日出男を知る先入観だけではないように思います。
助かった千葉真一とペギー。目覚めると元の綺麗なお肌に戻っている。改造人間を元に戻す方治療方法が発見されていたという嘘のような結末でハッピー・エンド。
終盤、恋人役のペギー・ニールを持て余し気味の千葉真一が可笑しい。
海底メカのカッコ良さも評判ですがウルトラセブンのハイドランジャーの方がカッコ良いし、ストーリーとしても平板な感じでやや退屈でした。
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怪獣・SF映画特集
「海底大戦争」1966年 東映 監督:佐藤肇
深海改造人間を完成させて海底に一大王国を建設する科学者の陰謀に、日本人新聞記者と恋人のアメリカ人カメラマンが立ち向かう。東映が米RAMフィルムとの提携で製作したSF怪奇映画で、海外でもTERROR BENEATH THE SEAのタイトルで劇場公開された。
海外公開のため外人さんが沢山。
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日本語吹替え版なのだけれど、日本人の千葉真一が1人が混ざる事によって違和感が出てしまうのは哀しいね。流暢な日本語をしゃべる外人さんたち・・・
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大怪獣ギララにも出演していたペギー・ニールがここでは記者役で登場。(こちらの方が先ですが)
怪奇映画における正しい金髪美女の悲鳴を度々みせてくれるんだけど、サイボーグ化手術をされる段になっての「安部ぇ~(千葉真一)、助けてぇ~」の絶叫には辟易。
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深海改造人間の正体を探ろうと千葉真一とペギー・ニールはスキューバ・ダイビング。流石金髪美女の尻周りの迫力・・・っていったい何見てんだ俺。
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冒険活劇でありながらホラー映画。
改造人間手術場面がグロいという事で当時の子供たちの中にはトラウマとなっている人も多い。
今、見ると、こんなもんかと思いますが当時の少年たちにはキツかったんでしょう。首すじから鱗状の皮膚になり指先もどろどろっと溶け出して・・・
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深海改造人間の操作は極めて単純明快で笑い所なんですが、逆にこのあたりに科学的進歩の驚異を感じます。実際、TVゲームの格闘バトル。両手のボタンとレバーで何故あのような複雑な格闘を操れるのか未だに私には理解不能。
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最後は千葉真一と室田日出男の格闘シーンまで。このころはピラニア室田さんはまともな科白こそありませんが、悪役としては抜群の存在感。これはその後の役者室田日出男を知る先入観だけではないように思います。
助かった千葉真一とペギー。目覚めると元の綺麗なお肌に戻っている。改造人間を元に戻す方治療方法が発見されていたという嘘のような結末でハッピー・エンド。
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終盤、恋人役のペギー・ニールを持て余し気味の千葉真一が可笑しい。
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海底メカのカッコ良さも評判ですがウルトラセブンのハイドランジャーの方がカッコ良いし、ストーリーとしても平板な感じでやや退屈でした。
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