JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

ウィリアム・スタイグ 「ピッツァぼうや」

2006-11-09 | BOOK
Hero-Nと図書館で借りた本。

作者は「シュレック」を書いた人だそうな。

Q:もし、だれかがご機嫌ななめだったらどうする?
A:そんなのかんたん!いま、すぐピッツァにしちゃうのさ!

雨の日、外で遊べなくご機嫌ななめのピートをピッツァに見立てて遊んじゃうパパ。

Hero-Nも赤ちゃんの頃、児童館で習った同様の遊び(ぞうきんに見立てて身体中こねくり回す=LaLaLaぞうきん)が大好きでキャキャ、キャキャと喜んでましたっけ。

Hero-Nは残念な事に一人っ子です・・・
しかも親(特に父)が年寄りなので、何かと可哀そう・・・

とても良い絵本の中には弟妹への思いやりや愛をテーマにした良書もかなりありますよね。
例えば、とってもおすすめのシリーズ、みやにしたつや「おとうさんはウルトラマン」も姉妹編「パパはウルトラセブン」になると妹がいます。
なんとなくこういう絵本を選ぶのに躊躇しちゃうんですね。
兄弟の素晴らしさや思いやりも知って欲しいけど
「どうしてうちは赤ちゃんいないの?」なんて言われると、ちと辛い・・・

この「ピッツァぼうや」の男の子はどうやら一人っ子。推定5~7歳くらいだろうが、外人の子は大きく見えることがあるのでもうちょっと下の可能性も。
おまけにパパとママがかなり年をくってます。

図書館の閲覧室で2人で読んでしまったのですがとても気に入って
「おかあさんにもおしえてあげたい」ということで借りてきました。

ところで気になって聞いてみました。
「ピッツァってどうやって作るのか知ってる?」
「よく、知らない」
おやおや
「パン生地を捏ねたあとに指先でクルクルって宙に回すんだよ」

このパパ、年寄りのわりに生地の空中とばしもやってのけます。危ない。
家ではさすがにこの真似はできない。

数日後、家族で出かけて昼を外食にする時
「今日は何が食べたい?」に
元気に
「ピッツァ!」と答えるのでイタリアンにしました。

「これピッツァぼうやかな?」
「チーズは紙切れかもしれないぞ。メェ~」


人気blogランキングへ ピッツァ職人は生地をくすぐったりしないと思うよ

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